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世界中で結婚式をあげまくる -「パートナー道を極める」ごりぷ皆川さんが紡ぐ物語

「旅で世界を、もっと素敵に」の理念のもと、旅を広める"株式会社TABIPPO”主催の「POOLO」。「ニューノーマルトラベラー」を育てるオンラインスクールです。

8ヵ月間、仲間と共に人生の豊かさを考え、自身の人生をアップデート。豪華講師陣の多彩な講義を受けながら、仲間との共創ワークを行い、長期的な視点で自己と世界を豊かにする”ライフデザイン”を行います。

今回は、POOLO3期の卒業生であり、現在「500万で1回の結婚式より、10万の結婚式を50回で妻に愛を誓う」のコンセプトの元、ご夫婦で世界一周中のごりぷ皆川さんにインタビューをさせて頂きました。
ごりぷ夫妻は、世界各国の村で結婚式を挙げ続け、Instagramでその様子を発信し続けています。

ごりぷ皆川さん

<Instagram>
ゆぴごり/世界一周ウェディング🦍🌍@イラン(@yupi_gori) | Instagram
(2023年6月取材当時、1.3万人フォロワー)


序章:長崎からはじまる、運命の2人の物語

ごりぷさんと、妻ゆきぴさん。ご夫婦は、2021年に長崎のゲストハウスで出会います。

「ごま豆腐が美味しくてソファの上で飛び跳ねる彼女をみたとき、恋に落ちたんです。」

当時のごりぷさんは、大手企業で船舶の設計を行う会社員。自宅では、どうしても自己研鑽ができない。自らを追い込む環境を作るため、賃貸マンションでの暮らしを捨て、ホテルやゲストハウスのサブスクであるHafhを利用した暮らしをしていました。

TOEICの点数をあげるため、ひたすら仕事と勉強、そして筋トレに集中したまるで”軍隊生活”をしていたといいます。そんな生活も1年が経過し、孤独を感じていた頃に突然訪れた、運命の出会い。

長崎の夜景同様、ロマンチックな2人の出会い

一方ゆきぴさんは、アドレスホッパーとして旅をしながら働く会社員でした。長崎が気に入って数週間滞在。そこで、夜な夜なゲストハウスでブロッコリーを茹でる筋肉質な男性を不思議に思い、2人の物語が始まるのです。

「30歳で、恋から始まる関係なんてないと思ってたのに。」

すぐに意気投合した2人。ごりぷさんの仕事が落ち着く1年半後に、世界一周に旅立ち、世界中で結婚式を挙げると約束したのです。

ただ、そのためには何をどう準備して良いのか。世界一周への環境を整えるため、POOLOのコンセプトに惹かれ参加を決意しました。

第一章:パートナー道を極める決断を下せた、あの日

POOLOでは、旅という観点だけでなく、ウェルビーイングやSDGs、自己理解といった分野における豪華講師陣による講義が行われます。同時に、約2ヵ月毎に少人数のチームに分かれ共創活動を行い、自身と世界の豊かさを考えアウトプットを行います。

「POOLOほど熱気のあるオンラインコミュニティは、他にはないと思います。皆が、人生の豊かさに真剣に向き合っている。特に、参加者同士の1on1が活発に行われ、僕も25人と深く対話をしました。自分のこれまでのこと、これからのことを多くの人に話していくにつれ、やりたいことが段々明確になっていきました。」

オンラインによる1on1が活発

共創活動のアウトプットは、バケットリストを作成するワークショップ、サードプレイスを深堀りするイベント、島でのリトリート企画など、多岐にわたります。

「僕にとって最も決定的だったのは、他チームが開催してくれた決断ワークショップ。何が大切で何を捨てるべきか、ひとつひとつをワークの中で考え抜きました。最後に残ったのは、”パートナー道を極めること”、つまり、妻を幸せにすること、そのために妻と世界一周ウェディングに行く。それが僕の人生で最も大切であると気付かせてもらいました。」

決断ワークショップでの、ごりぷさんのスライド

ごりぷさんにとって、”パートナー道を極める”とは己の成長を意味します。自分が楽しいことをするのは、いとも簡単。けれども、他人を楽しませるには少し努力が必要です。

「自分と他人の境界線をなくしたい想いが強いんです。まずは、パートナーである妻との境界をなくし、妻を幸せにすることで己を成長させる。努力ではなく、自然と利他になれるように。それが叶ったら、境界をどんどん広げていきたい。自分の周囲や、広い視野で言うと、世界中を幸せにしたいと思っています。」

安定した会社員であったごりぷさん。世界一周を実践するには退職を余儀なくされます。POOLOでは、会社員だけではなく、多様な働き方をする方が多く参加しています。会社員だけが働き方ではない、世界は広いと知り、退職の決意もできたといいます。

世界一周に行くチームでの、笑顔溢れるミーティング

「全てを決断した後は、今後世界一周を予定している仲間とのチーム活動を行いました。ただ世界を観光するだけじゃない、POOLOには、世界一周にテーマをもち、今後のキャリアに繋げるようとする方たちが集まります。そんな仲間と話す時間が本当に楽しくて。このチームでは、4か月の間、1週間に1回の定期的なミーティングを行いました。習慣化されることで、世界一周ウェディングのプランも具体化されていきました。」

第二章:世界一周ウェディングで、真の豊かさを

POOLOで決断し具体化されたプランをもとに、2023年1月から、世界各地の小さな村で結婚式をしているごりぷ夫妻。

テーマは、「大好きな人と。この世界と。何度でも出会い直す。」

「付き合いたては相手のことをすごく考えるのに、交際が長くなるほど考えなくなる。いわゆるマンネリが起こります。僕は、いつまでも考え続けることが"パートナー道を極める"ことであり、愛情表現だと思います。いつも同じところにいると難しいけれど、環境を変える、旅に出たりイベントがあると案外難しくない。世界各地の結婚式で民族衣装を着た妻を見ると、惚れ直し出会った頃の新鮮な気持ちになります。テーマ設定の意図はそこなんです。」

インタビュー時点で、ごりぷ夫妻は10か国を訪問し、7回の結婚式をあげています。

「結婚式のたびに、自分の覚悟を再認識します。通常の結婚式は、幸せそうな未来に向かって一度だけ愛を誓うもの。ただ僕たちは、幻想ではない相手のリアルな姿や価値観の相違も分かった上で、何度も愛を誓いあっている。いくら好きな人でも、自分と合わないところは他人である限り必ずあります。けれども、ネガティブに捉えるのではなく、こういう違いもあるのかとポジティブに捉えるきっかけになっています。」

最も印象に残った結婚式は、ケニアの小さな村の風習。新郎が新婦に会うまでに、新婦の父に挨拶をするなど多くの関門が待ち構えている、という劇を村人たちと演じます。

関門をクリアするために頑張るごりぷさん

「関門を乗り越えた先で、妻に会えた時の喜びはひとしお。常に隣にいることが当たり前ではない、と改めて気付かせてくれました。結婚式は、目的ではなく、大切な人との繋がりを深くする”手段”だと思っています。一生に1回である必要はない、今後も月に1回は結婚式を行い、価値観を覆したいですね。」

バリ島・ヒンドゥー教での結婚式

「POOLOのおかげで、今こうして、世界一周ウェディングを実行し豊かな人生を送れている。POOLOに入らなければ、まだ迷いがあったと思います。あの時参加を決めて、本当に良かった。」

第三章:信頼できる仲間たちと、これからも

ごりぷさんが重要視している価値観は、もうひとつあります。それは、「信用よりも信頼」。

「信用は、実績の積み重ねにより出来ていくもの。TOEICの点数をあげ仕事に必死になっていた昔の僕は、誰にも弱音を吐けないことの孤独に苦しんでいました。払拭してくれたのは、兄の奥さんであるキルギス人のアセル。弱いところを見せてもいい、それこそが”信頼”だと僕に教えてくれました。」

左:ごりぷさんのお母様 右:ごりぷさんの義理のお姉様(アセルさん)

「POOLOは、”信頼”できる仲間ばかりです。皆が自身の過去や弱さを曝け出せる、心理的安全性がとてつもなく高い場所。それは、真剣に自身の人生や豊かさに向き合っている参加者ばかりだから。約15万円という参加金額も、その金額を払ったからこその熱量の高さに繋がっていると思います。世界中で会って語りたい、生涯の大切な仲間がたくさんできました。」

世界一周メンバーと日本で会い、「再会は世界のどこかで」と約束

POOLO加入前、ごりぷさんは、他のコミュニティとの比較検討をじっくり行いました。
「旅は楽しむもので”目的”とするところが多い中、POOLOでは旅は豊かになる”手段”の定義付け。世界一周にテーマをもっている方も多く、ビジネス要素もある点、仲間と抽象度が高い話題についても語り合えそうと予測し、参加を決めました。実際入ってみると、全てが僕の予想以上。本当に素晴らしい時間でした。」

POOLOの仲間と、五島列島を旅する

POOLOでは、運営側が設定したチーム活動以外にも、様々な自主企画が誕生し仲が深まります。そして、8ヵ月の期間で終わる関係ではありません。3期では、期間終了後も引き続き活動するアパレルブランドや、クリエイターとしてビジネス化するチームも出ているといいます。

「POOLOへの参加を迷っている方がいたら、人生が変わる環境が手に入る”素晴らしいジム”だとお伝えたいです。そこにはきっと、自分の世界を広げ一歩踏み出す力をくれる、”信頼”できる生涯の仲間が待っています。」


<インタビュー後記>

人は、なかなか現状を手放せないもの。本当はやりたいことがあるけれど、安定した環境を捨てるのは怖い。けれども、真に人生の豊かさを考えたとき、何かを手放さないと新しい大切なものは入ってこないことを、インタビューを通し学ばせていただきました。

ごりぷさんに、現状を捨てる勇気と新たな決断をもたらした「POOLO」。

長崎で運命的な出会いをした2人は、POOLOで出会えた”信頼”できる仲間たちと共に、真に豊かでロマンチックな物語をこれからも紡いでいくのでしょう。

素敵な仲間と共に人生を変える、まさにライフデザインを行える場所。みなさんも、「POOLO」で自分の人生の豊かさについて考えてみませんか。

写真:ごりぷ皆川さん提供

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