大泉学園・COERU BAKE STAND|13時のおやつ時間は浅煎りコーヒーでリフレッシュ
大泉学園駅の近くにあるCOERU BAKE STANDは、おやつと浅煎りコーヒーのカフェ。浅煎りコーヒーを提供するカフェを探していたときに発見しました。
バリスタの金子絢香さんは、吉祥寺に本店を構える浅煎り・スペシャルティコーヒー専門店のLIGHT UP COFFEEにて、約2年の勤務経験があるとのこと。
ライトアップコーヒーがきっかけで、浅煎りコーヒーのおいしさに気づけたわたし。ライトアップコーヒーの流儀を体得した、金子さんのカフェがずっと気になっていました。
COERU BAKE STAND
ヴィクトリアケーキやマフィン、タルトなどの焼き菓子と、浅煎りコーヒーを楽しめるCOERU BAKE STAND。大泉学園駅から徒歩約3分、踏切前にお店を構えています。
訪れたのは休日の13時ごろです。COERU BAKE STANDの開店時間は、お昼の12時とちょっと遅めな時間。朝から活動するわたしにとって、なかなか行く機会がつかめずにいました。
この日は朝に美容院の予定を入れて、買い物がてら大泉学園に立ち寄ることに。そういえば浅煎りコーヒーのお店マークしてたな? と思い出し、COERU BAKE STANDを予定に組み込んだのです。
おすすめの焼き菓子と浅煎りコーヒーを聞いてみた
温和な女性店員さんと、勢ぞろいの焼き菓子が出迎えてくれました。
店員さんにおすすめの焼き菓子をたずねると「スイートポテトのファーブルトンはいかがですか?」とのこと。ファーブルトンは、フランス・ブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子です。
スイートポテトのファーブルトンとの相性をふまえて、おすすめの浅煎りコーヒーも選んでもらいました。
お会計を済ませてから、店内の奥に進みます。
入口から奥に向かって縦に長い空間です。店の奥には2名掛けのテーブル席が4つと、カウンター席があります。
奥には屋外の明かりが差し込まず、裸電球があたりを照らして、夕暮れのような雰囲気。薄明かりがムードのある雰囲気を演出しています。
エチオピアのコーヒーは、スイートポテトのファーブルトンにあわせて選んでもらったもの。大きめのマグカップに、たっぷりと注がれています。
口をつけるまでもなく、果汁したたるフレッシュなピーチが脳内にイメージできるほど、鮮明で華やかな香りが! 口に含めば、ピーチの印象がダイレクトに感じられ、軽やかな甘さがじんわりと広がります。
さわやかですっきりとした後味で、フローラルな余韻。これが浅煎りコーヒーの魅力ですよね。
くすんだライトグレーのプレートに、ちょこんとのっているファーブルトンがかわいらしい。ホイップがそえられてやってきました。
マット質感のグレーカラーは、スツールの素材やコンクリートの床にもリンクしていて、空間と食事のトータルコーディネートをうかがえますね。
カヌレのように気泡を含む、しっとりしたカスタード生地のなかに、スイートポテトが入っています。
外側はしっとりとした食感がありつつも、パイのようにエアリー。スイートポテトの部分は、ほっこりとやさしい甘さがあり、秋らしい焼き菓子です。
そえられているホイップはあっさりかと思いきや、ミルクのコクを存分に感じる濃厚な味わいです。前半はそのまま、後半はホイップをたっぷりつけていただきました。
浅煎りドリップバッグと焼き菓子のテイクアウトもあり
COERU BAKE STANDの立地は、飲食店が軒を連ねる通りかつ踏切前。外は活気のある雰囲気ですが、一歩店内に入ればBGMが心地よく落ち着いた雰囲気です。
ライトアップコーヒーから仕入れている浅煎りのコーヒー豆は、納得のおいしさ。量もたっぷりなので、ゆったりコーヒータイムを満喫できます。