見出し画像

iOSDC2022感想戦

とんとんぼ

はじめに

iOSDCとは?

下手に解説しないで、公式から引用すると、

iOS関連技術をコアのテーマとしたソフトウェア技術者のためのカンファレンスです。

https://iosdc.jp/2022/

です。
要は、iOS Developer's Conferenceの頭文字をとって、iOSDCなんやな

私は大学で物理学、特に理論物理学が専門として生きてきたので、大学3年(2021年)まで技術会議や技術イベントと言ったものに参加したことはなく、あったとしてもオンライン開催された技育祭に参加したくらいでした。
なので、今回のiOSDCの参加は、技術イベントにおいて、人生初のオフラインでの参加でした。

前夜祭とDay2はオフライン、Day1は諸事情によりオンラインでの参加で、今思うと、オンラインとオフラインの両方の空気を吸うことが出来たと思います。

登壇内容について

登壇内容は個人的に記憶に残った内容を3つに絞っていきたいなと思います。

前夜祭

ウーニャ、しってる。みんなふんいきでSwiftUIをつかってる。

参加者はご存知の通り、殿堂入りの男です。
私は開発は未だにUIKitに頼っており、SwiftUIに関してはとんと理解がないのですが、SwiftUIの美しさと難しさがよく分かる内容だったと感じました。

MLOps for Core ML

もともと私は機械学習に興味があってプログラミングを始めたので、iOS+機械学習であるCoreMLと言うのはとても興味があるわけです。
また、機械学習という分野の中にMLOpsというのがあります。
MLOpsというのは、機械学習のライフサイクル(データの収集→前処理→学習→監視)の継続的な運用を効率化するための考え方です。
このMLOpsがCoreMLモデルの世界ではそれほど浸透していない様子で、そんなMLOpsの魅力と興味を刺激する内容でした。

「問題はソースコードではない!?」長生きするアプリの「品質低下」の謎

スポンサーセッションでした。リファクタリングとか、既にあるものを1から作り直すと言ったことを私はまだ経験したことはないのですが、半分予習(というより、注意喚起?)として聴いていました。
特に納得したのが、

時間の見積もりをする際に見えない負荷も考慮してゆとりを持って計画すること

です。
これは開発だけでなく、私生活にも言えることだと思いました。この見えない負荷を考慮しないとイレギュラーが発生した際に対処することが難しくなってしまう。そのため、あえて大きなゆとりを持つことで的確な対応をすることが出来るといえことです。
これは、私生活にも取り入れていきたいなと思いました。

Day1

アニメーションAPIのすべて

自分が「アニメーション」と聞くと画面遷移くらいしかイメージできないのですが、iOSにはさまざまなアニメーションが存在すると知ることができた内容でした。また、発表内容も独特なのも印象深いです。
実務だけでなく、さまざまなアニメーションで遊んでみるのも楽しそう・・・と思いました。

UIKit ベースの大規模なプロジェクトへの SwiftUI 導入

今回、数あるSwiftUI系の登壇の中でSwiftUIの良い点/悪い点の双方を見ることができた内容でした。
SwiftUIは今回のイベントで(たまたま私が聞きに行った登壇内容が)良い点ばかりに焦点が入っており、SwiftUIの悪い点が解消されたのかなと思うほどでした。
実際、バージョンによってできないことや挙動がおかしい点が多くあるらしく、実務でSwiftUIを使う際には考慮していきたいと思いました。

【LT】Apple Watchを使い倒す 〜Watchから取れるデータとその活用法〜

おそらくiOSDCで初めて出てきたApple Watchの登壇内容でした。
Apple Watchは私がAppleの製品を好きになった思い出のデバイスです。
現在までのApple Watchまでで外観は変化していない(Ultraで少し変化)が、センサーの進化が進み、まさにセンサーの塊となっていることを気付かされました。
MacやiPhoneと比べて普及率は低いと思いますが、このセンサーを利用して新たな価値を提供していきたいと思いました。

Day2

Xcode が遅い! とにかく遅い!! 遅い Xcode をなんとかする方法

個人的には大好きなXcode、特にデザインがなんか好きなんだわ。
しかし、Xcodeくんは遅かったり、変にメモリ食ってたりしてM1Macで多少が改善されましたが非常に困っていました。
その原因とメカニズムを知ることができた登壇内容でした。少し情報工学チックなところがありましたが、分かりやすいスライドと内容でした。

SwiftUI in UIKit で開発する世界

上記で何度も述べている通り、いまだUIKitでしか開発をしたことがない私にとってSwiftUIはとても魅力で、SwiftUIで実務がしたいと思いつつ、できないのが現実です。
UIKitの資産を生かしつつ、新しいSwiftUIをいかにして導入していくかを学ぶことができたと思います。
機能を作成するにあたってのSwiftUIとUIKitの境界線と選択の理由、アーキテクチャの選択など、さまざまな選択とその理由を聞くことができたと思います。

【LT】鉄道アプリを支えるテクノロジー

鉄道アプリは今や必要不可欠なツールの1つになってきています。そんな鉄道アプリの中身を見ることができたこと、とても光栄に思います。
列車の位置情報や混雑具合などをどのようにして検知し、発信しているのか日頃から気になっていたので、本日聞くことができてとても面白かったです。

全体を通しての感想

今回のiOSDCを通して感じたことが2つあります。
それは、

  • 学生向け技術イベントとプロ向けの技術イベントの違い

  • オンラインとオフラインのメリット/デメリット

です。それぞれ詳しく解説していきます。

学生向け技術イベントとプロ向けの技術イベントの違い

私の過去記事にもある通り、これまで参加してきた技術イベントは技育祭のみでした。
技育祭は主に学生向けの技術イベントであるため、内容も技術内容が含まれているが分野がWeb、モバイルアプリ、機械学習、インフラ,etcと分散しており、大半は就職やキャリアを含めた内容でした。
しかし、今回参加したiOSDCは名前の通りiOSの技術イベント。つまり、技術に対する焦点がiOSに絞られているため、内容が非常に難しくなっていると感じ、そこが学生とプロの違いだなと思いました。
また、iOSDCは講演時間が技育祭と比べて短いにも関わらず、内容が難しいだけあって疲労感が技育祭と同じくらいありました。(これは個人差もあります。)

オンラインとオフラインのメリット/デメリット

前夜祭とDay2はオフライン、Day1はオンラインで参加して感じたことは、オフラインにはオフラインの良さ、オンラインにはオンラインの良さがあると実感できた点です。
まず、オフラインのメリットは、直接参加することで会場の雰囲気やネットで何度か拝見する方と直接会うことが出来る点です。技術記事で助けてもらったお礼などをすることができて、オンラインとはまた違った交流をすることが出来ると感じました。逆にオフラインのデメリットは交通費や移動時間がかかったり、モニターや資料によってはスライドが全く見えないといったことが発生します。

オンラインのメリットは、発表に集中できることだと思います。自分がいつも作業している使い慣れたデバイスと、人によってはモニターを2面、3面・・・と駆使してメモ、感想、Twitterをすることができます。また、会場の移動に時間を取られないため、飲食やフィードバック、iOSDCチャレンジに参加することができます。逆にオンラインのデメリットはオフラインのメリットの逆です。日々と変わらない交流なため、勉強会とあまり違いがないような気がします。もちろん、

その方が良い

とか

「Developer's Conference」なんだから勉強会と変わらずにええやろ

といった意見はごもっともだと思うので、個人差はあります。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。変な日本語ばかり使っているので、お恥ずかしい限りです。

さらに開発・勉強に精進していきたい所存です。

今回のイベントを通して親切にしていただいた友人の皆様、また今回のイベントで仲良くなった皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

また、今回のイベントを運営してくださった長谷川様はじめ、スタッフの皆様、素晴らしい機会の場を作っていただきありがとうございました。
来年も開催するのを楽しみにしております。

来年は登壇したいなぁ(せめてLTだけでも)

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
とんとんぼ