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産業医からのにじいろ処方箋#19 企業はなぜLGBTQ+の課題に取り組むのか-社員からの視点
はじめに
前回の記事では、企業がなぜLGBTQ+の課題に取り組むのかについて、大まかに整理しました。今回の記事では社員・顧客・株主という3つのステークホルダーのうち、社員(労働者)の視点から企業がLGBTQ+の課題に取り組むべき理由を深掘りしてみたいと思います。
まずは、LGBTQ+社員にとって職場での経験はどのようなものかを見てみましょう。
LGBTQ+労働者にとっての職場での体験(Employee Experience)
LGBTQ+労働者にとって職場は、仕事自体のストレスに加えて、自身のマイノリティ性によって様々な困難に遭遇する厳しい場所でもあります。
厚生労働省の調査結果によるとT当事者の2割が自身のSOGIが理由で不快な思いをしたことを理由に転職した経験があるようです。また同調査では、3-4割程度のLGBT当事者がSOGIを理由とした就業上の困難を抱えているとされています。
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