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【読書記録】しごとへの道

息子たちと一緒に絵本を読んでいると、
自分が子どもの頃にも
こういう本があったらよかったなと思うことがあります。

今回ご紹介するのは、そのうちの1冊。

先月誕生日を迎えた長男。
その時のプレゼントとして、
夫の妹さんが送ってくれたうちの1冊が、この本。

つい最近まで小鉄だった長男に、
新幹線に関わる仕事の本を選んでくださったようです。
(毎回本のチョイスが本当に素敵で、私の方が楽しみにしてる)

「仕事」に関する本といえば、
その仕事内容が詳しく書かれているものがほとんどですが、
この本に関しては仕事内容は結構あっさり。

それよりも、
子どもの頃はどんな子どもで、
どんなことに興味を持っていて、
そこからどんな人や出来事に出会って、
今の仕事にたどり着いたのかが
とても丁寧に描かれています。

今回紹介されているのは、
パン職人、新幹線運転士、研究者の3名。

好きなことを仕事にした人、
先生の勧めで面接を受けに行った人、
学生時代に出会った先生たちの言葉で進路が具体化した人。

自分の働き方にたどり着くまで、
こんなに紆余曲折あっていいんだと
マルチポテンシャライトな私の方が
なんだか励まされてしまった1冊でした。

あと、出会う人、出会う言葉って大切だなと
あらためて感じました。

大学に行く前に、
社会に出る前に出会っていたら、
私の考えも、選択肢もきっと変わっていたんだろうな。

現在7歳の長男には
まだ少し難しい部分も多そうですが、
彼がいつかどこかで壁にぶつかったとき、
この本をそっと近くに置いてあげたいと思います。


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