持っている知識の使いみち
先週から朝の30分を利用して「アウトプット道場」に参加している。
始めたきっかけは「大学の友人が主催しているし、この機会にnoteを書いてなにか発信してみようかな」とふと思っただけだったのだが、この1週間でいろいろなことが大きく動いて、私もびっくりしている。
「当たり前」だと思っていることの価値
私の場合、本と手帳はいつも私の身近にあって、特に何か意識することもなかったのだけれど、「アウトプット道場」ではそのことについて質問されることがとても多い。
「読む小説ってどうやって選んでるの?」
「手帳をもっと使いこなしたいんだけど何かコツはある?」
どちらも本当に無意識レベルでこれまで行動してきたことだったから、あらためて質問されてはじめて自分自身で深く考えるようになった。
私と本
私のまわりにはいつも本があって、幼稚園の絵本をすべて読破して先生に「読むものがない。新しい本を買ってほしい」とねだって困らせ、祖父母の家に遊びに行っていとこたちが100円でアイスを買ってもらっているなか「アイスはいらないから本がほしい」と言うような子どもだったらしい。
(祖父母はとても喜んでアイス以上にたくさんの本を買ってくれた)
学校に入る前には母が買ってくれた子ども百科事典が一番のお気に入りだったし、母が友人とごはんを食べに行くときには楽しそうに会話する母の隣で毎回数冊の本を持参してひたすらに読み込んでいた記憶もうっすらとある。
そんな感じで本とともに大きくなって、図書館司書の資格もとって、同じく大量の蔵書を持つ夫と結婚したので、やっぱり私のまわりにはいつも本がある状態が続いている。
私と手帳
手帳に関してもほとんど同じだ。
はじめに手帳をつけはじめたのも同じく母の影響で、たしかミスドのポイントプレゼントでもらった「スケジュールン」がはじめての手帳だった気がする(こっちも幼稚園とか小学校低学年とかだからはっきりしないけど)
当時のスケジュールなんて家族で出かけるとか、友だちと遊ぶとか、そんなものばかりだったけれど、スケジュール帳を見るたびに目に入る先にある楽しい出来事にワクワクするのが大好きだった。
大人になってからもそれは変わらず、というかますます手帳の魅力に取り憑かれ、開いたときにテンションが上がるようにデコレーションしてみたり、自分の気分に合わせて予定を色付けしてみたり、とにかく手帳を通して「自分時間」に没頭できることが楽しくてたまらない。
シェア会という名のアウトプットチャンス
そんな本当に趣味の世界の話なのだけれど、今回の「アウトプット道場」でたくさんの方が興味を持ってくださり、主催者の友人の後押しもあって、近々シェア会を開くことになった。
本当にトントン拍子に話が進んだのでびっくりが止まらないけど、ものごとが進むときってそういう流れになるのだろう。
ただ趣味で集めている知識を披露するのに「講座」というのはおこがましく感じてしまうのだけれど、少しでもだれかの役にたてるものを伝えられるのなら、それこそ「アウトプット道場」に参加している意味があるのかなと思う。
もともと好きなことだから、今回シェアをするために今まで趣味で集めていた情報をまとめ直すのもとても楽しいし、そのために時間を使うのも全く苦にならないなと気づけたのも良かった。
「好きなことを仕事にする」のメリットはこういうことなのかもしれない。
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