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オフィスは進化して必要になっていく

今回のテーマ企画は #オフィスは必要ですか

自分自身は新型コロナウィルスの影響で3月末からほとんどオフィス(=会社)に通勤することがなくなってしまいました。世界的にもオフィスのあり方は変わってきているようです。

オフィスについてどんなことが起きてるのか、記事の眺めながら自分の考えをまとめていきたいと思います。

コロナ禍におけるオフィス事情はどうなっている?

目についたのはオフィス家具大手のコクヨの記事です。予想では67%減とのことで、実際1月〜6月で純利益35%の減でした。

コクヨといえば今や中国やインドにもその名が知られる総合文具メーカーです。働き方改革でオフィス家具や空間デザインの需要が増えるかと思いきや、思わぬ打撃を受けています。

他にもCampusノートが有名ですが、学校が臨時休校などになった影響でかなり需要が減ってしまったり、インドなどで需要が回復する見込みもいまだ立たずという状況です。まだまだ回復するには時間がかかりそうです。


また、都心オフィス賃料も下落しているという記事も目に止まりました。

空き家率も上がっているようで移転や縮小などがコロナの影響で増えているようです。リーマンショックほどではないにしても、まだまだ状況の改善が見えないのでしばらくは賃料の下落は止まらなさそうです。

WeWorkのように企業がオフィスを持たないシェアオフィスも今後は増えていくと思います。

こうして見るとコロナ禍において実はオフィスは不要だったり、無駄に広く確保していたりしたのでは?、という認識が広がっていきそうな気もします。

コロナはオフィス改革も起こしていた

しかしその一方で、先のコクヨも1人用ブース自宅をオフィス化などコロナの影響を機にオフィスを進化させる、オフィスそのもののあり方変えようとしている動きがあるようです。

特に自ら先頭にたって自社ビルをまるごと改装する計画があり、これがどうなるのかとても興味があります。

オフィスは今まで、働く人全員がそこの場所に集まり画一的な物理環境で業務を行う場所、というイメージでしたが、このイメージがガラリと変わりそうです。オフィスはただ単に仕事をする場所ではなくなるでしょう

ただ、自宅のオフィス化は面白い観点だと思いますが、需要が増えたり定着化したりするにはまだまだ時間がかかると思います。

在宅勤務の定着で「自宅のオフィス化」需要も本格的に動き出しそうだ。

特に都心では物理的に家が狭い、交通網が整備されていたりシェアサイクルもあり、まだまだ自宅をオフィス化するのは一部の人たちだけに留まり、一般には広まらないのではないかなと思います。

他人がいることに価値がある

個人的にオフィスがあって良かったと思うところを改めて考えてみると、オフィスが物理的な空間なのか仮想的な空間なのかにかかわらず、そこに他人がいることだったと思います。

例えばですが、事故など緊急で対応する必要に業務などが発生した場合は物理的に面と向かって進めた方が空気を感じられて良いと思っています(緊急対応なのでそう頻繁にあるわけでもないですが)。

個人的なことですがコロナになってから2〜3回しか会社に出社していません。しかしオフィスに出社したときの感覚として、

・緊張感など何かが起きた時の空気感を感じやすい、伝わりやすい
・他人事感が薄くなる(一体感を持ちやすい)
・情報を確実に伝えやすい(伝えたつもりになりにくい)

といったことを感じました。

他にも1人では成し遂げられないような仕事をしているときや、仕事が行き詰まったときなどに、知恵を出し合ったり軽く雑談をしたり歩き回ってみたりするためのオフィスは必要なのではないかと思いました。

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