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旅と車と物語

ようこそ、ケイです。

年度の変わるタイミングなので、今後このnoteを通して継続していくであろう3つのライフワークについて書きます。

旅好き - 流浪のルーツ

私は遠出や旅行が好きで、日本国内の各地に出かけます。

実家の両親はそれぞれ別の地方出身で、双方の祖父母もまた全員が生まれ育った土地を遠く離れた同士で結婚して家庭を築きました。
北海道、本州、四国、九州の日本4島すべてに親族がいる状況です。
幼いころから長期休暇は一家で長距離移動という環境で、車も電車も高速バスも地図も慣れ親しんで育ちました。
そして私は現在、これまで親族が誰もいなかった長野県で暮らしています。

人にはよく「流浪の家系」と説明しています。
もちろん兄弟の誰かが残って家を継いでいる場合も多いので、一族全員が流浪しているわけではないのですが、私自身のルーツを遡ると実家を出た人たちによる血の流れを受けた直系になるわけです。

私の旅好きは、そんなルーツを辿る遺伝子の旅なのかもしれません。
先祖の誰かが生活していた土地に降り立ち、見たこともない場所にある記憶のかけらを拾い集めに行くように。

■ 2020年旅行記

【1月】実家

思考や行動傾向はおそらく父似です。

【2月】関東(東京、神奈川)

この記事のトップ画像は湘南海岸沿いのドライブ風景。助手席からの撮影です。
この頃すでにマスク装着と消毒、接触に気を付けていました。

【3月】金沢

道路に埋め込まれた融雪装置は、私が知る金沢らしさの中でも象徴的です。

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長野も積雪の多い地域ですが、融雪装置が設置された道路を見る機会はほぼありません。気温が低すぎて装置自体が凍結するためと考えられます。

幼い記憶の残る場所、金沢市森本駅。

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駅舎は建て替えられて小綺麗になっています。その上には北陸新幹線の高架が走っていました。
徒歩圏内にあった豆大福のお店、今どうしてるかなぁ。

駅ビル「ファ・ミ・レ」が今も変わらず古びた看板を掲げていて、思わず言いたくなってしまいました。

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「ここが私のアナザースカイ!」

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この調子で毎月どこかに遠出をして、その様子を旅行記として綴っていく予定でした。
ところが2020年3月末現在、新型コロナの感染拡大により移動制限を含めて社会情勢が大きく変わりました。当面は長距離移動を自粛します。

そこで、旅に出られない間は旅の思い出語り期間として、未消化だった過去の遠出記録を綴っていくことにしました。
4月は、2019年4月に初上陸した九州への旅を公開予定です。

今となっては遠い世界の話のように感じますが、読み物として楽しんでいただければ幸いです。

車を愛でる生活

車好きと言っても、その楽しみ方は様々です。

私の場合、自分でハンドルを握る楽しさはもちろん、車そのもののメカニックな部分に対しても魅力を感じるタイプです。

呑んだ勢いで書いた憧れのスバル愛は、一部の人にはウケたようでした。

以前は安くても動けばOKくらいの意識で中古車に乗り、洗車はなんなら雨で流せばいいや的な無頓着さだった時期もありました。

今の愛車は、人生初の新車。

最新装備に、ハイブリッド車最大のメリットである超低燃費。エコカー減税の恩恵。ディーラーやカーショップの手厚いサポート。
中古車よりお得感があって価値観が変わりました。

洗車場は、最寄りではなくボディに傷をつけにくい布ブラシを使うところまで足を延ばすようになりました。

拭き上げ用に購入したセーム革クロスが優秀で震える。

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水滴の跡がしみにならないように丁寧にふき取り、同時にボディを細かくチェック。

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どんなに気を付けて走っていても、傷はどうしてもついてしまいます。
ましてや私のように山道を走ったり長距離運転が多いと防ぎようがありません。

世間では車離れと言われ、カーシェアリングなどのサービスも増えて、車の所有がステータスになっていた時代は確実に遠のいている感覚があります。
そんな世間の流れに乗るでもなく逆らうでもなく、身近な暮らしの中でカーライフを楽しむ様子をお届けしていければと、自己満足な車好きの発信を計画しています。

読む物語、書く物語

この記事のタイトル「旅と車と物語」。
当初は「物語」ではなく「小説」としたかったのですが、語呂がイマイチだったりひねると気取った感じになったりでうまくいかず。
「小説(novel)」も広義の意味で「物語(story)」に含まれると解釈して、Twitter名で副題にしている「旅と物語」に「車」を追加してこのタイトルにしました。

以上の理由からタイトルとは表現が変わりますが、ここからは「小説」として書き進めます。

■ 読む小説

子どもの頃から小説好きで活字本はよく読んでいました。
大人になってからは通勤を含めて日常の移動手段が車のため、普段の生活の中でゆっくり本を開く時間があまり取れません。

未読本を一気に消化するのは主に遠出のとき。
カバンの隅に1~2冊入れていきます。

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車で出かけるときも、出先でぽっかり時間が空くことがあるため持ち歩くようにしています。

好きな作家の作品のほか、映画化・ドラマ化などで話題の本、好みが似通っていると思う本好き知人からのオススメなどを手に取っています。

こちらはアカデミー賞で話題になった映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作本『ぼくと1ルピーの神様』。

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確か昨年秋くらいに、Twitterのタイムラインに流れてきたオススメを目にして速攻買って読んだらすごく面白くて、その後映画も観て切り口の違いを楽しめました。
オススメ主が誰だったか失念してしまい「読んだよ」って伝えられなくてすごくもどかしい。心当たりの方、ぜひ名乗ってください!笑

■ 書く小説

私がこのnoteを始めた動機は創作短編小説の公開です。これからもメインコンテンツとして続けていく予定です。

創作の手順や書き方は作家それぞれだと思うのですが、私の場合は「あの町のどこかで実際に暮らしている人たち」を描くことが多いです。
彼らの動きを追って記録を取る係みたいなポジションなので、その背景が分からないと書き進めることができません。

その裏付けを取るため、現地調査(取材)や資料収集と作成(年表など)をします。

少し旅の話とリンクします。
国内すべての街を知っているわけではないですが、金沢は都会らしさと地方らしさが程よく、観光と歴史と芸術と暮らしの調和が取れた街という印象で好きです。

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中でも路線バスは早くからシステム化されていて便利でした。

最新のバス路線図をゲット。資料です。時刻表と照らし合わせて使います。

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(あの人は金沢市内に住んでいると思っていたけど、違うかもしれない。)

これから登場する彼らを皆さまに紹介できるよう、知見を広めて筆力を養いながら、文章を書き続けて公開していく所存です。

スキやシェア、コメントはとても励みになります。ありがとうございます。いただいたサポートは取材や書籍等に使用します。これからも様々な体験を通して知見を広めます。