「タスクを管理しようとすると疲れる原因の1つ」

2020/2/4 月 5:23

そもそも管理という言葉、マネージメントという言葉自体が、支配する意味を含むような気がする。コントロール化におこうとする意識が働いてるような。

意にそぐわないものをコントロールしようとするとどうなるか、支配しようとするとどうなるか。分かりやすく、会社組織の管理体制で考えてみると、

管理色の強い会社に勤めたことがある人は体感として理解できるかもしれないけど、

上司に命令される、圧をかけられる、このような経験があるかもしれない。押し付けられる。はい、やっといて、みたいな。

相手の意志を無視するので、相手のエネルギーを奪う形。やる気を奪う形。

命令の裏には、自分の思い通りにいかせたい、動かしたい。一番エネルギーを下げるやり方。それは相手に伝わる。

それをパワーで、力で無理やりやると、相手のエネルギー、やる気を奪って活動させていく。押し付けられたと捉えた側にとっては、やる気やモチベーション、そしてIQなども落ちることにつながるわけですね。いずれ、組織としては低い生産性につながる。

嫌だ、辛いな、、、と思ってもやらせると、全体的なパフォーマンスが上がらないわけなので。

ずっということを聞く自分が出てくるかもしれないけど、場の雰囲気というか、全体的な空気は落ちていくので、集団の力、全体の相関とかが働かなくなって、結局全体のパフォーマンスは落ちていく。

そして、何かしらの形で現象化する。スタッフがどんどんやめていく。依存心の高いスタッフしか残らない。雰囲気がぎくしゃく。突発性難聴や、原因不明の頭痛に襲われるスタッフが出てくる、など。

根元は、思い通りにいかせたい、っていう思い。でも、うまくいかない部分も多くて、それが崩れると、簡単に自分が揺らいでしまう。

自分を責めるか、相手を責めるか。二元論に落ちていく。責められた相手は、こんな環境は嫌だと去っていくか、クビにされるか。

責める側は、ストレスを抱え、それを発散するために無駄なお金を使い、酒、暴飲暴食。人にはストレスを発散するように怒る、無視する、クビきる、などですね。

これが思い通りにいかせたいっていう思いが辿るマイナスの道。

ーーー

そして、「タスク」+「管理」も、このような道を辿る可能性はないだろうか。。。

タスクを自分の思い通りにいかせたい。支配したい、コントロールしたい。
これは今の自分が、未来の自分を思い通りにしたい、支配したい、コントロールしたい、ということとも言えて、結局は人が人を支配する形。

タスクを思いどおりにいかせようとするとどうなるか。
自分を自分の思いどおりにいかせようとするとどうなるか。

未来の自分に、行動リストを作って、それを義務であるかのように課して、
それが出来ないと、未来の自分に落胆する、怒る、期待を裏切られたと勝手に思い込む。

未来の自分のやる気を奪っていくことになる。
今の自分が未来の自分のエネルギーを奪う形になる。
今の自分が未来の自分のやる気を奪って、その行動を行わせようとする。

それは、全体のエネルギー効率、燃費を落とすことになるし、
自分を自分の思いどおりにいかせようっていう感覚は、
自分で感じとるので、自分に伝わる。

結局全体のパフォーマンスは落ちていく。

言うことをきかない自分、それは達成できないタスクとして
現れてくるけど、その場合は、もうそれを無視するか、
イライラするか、クビにして切ってしまうか、

できないことに腹を立てて、酒飲んでしまうか。

そして、未来の自分を責めるか、今の自分の責めるかっていう形になって、
どちらにしても、脳の血流量を下げて、IQ下げて、

お酒で血流量あげる、食事で脳への栄養をあげようとする。
何かストレス発散できるような遊びをする、散財する、などなど。

そして、さらに自分で自分を否定していくようになると。

ーーー


支配したい、コントロール化におきたいっていう思いは、誰にでもあるのかもしれない。そうならば、それと真摯に向き合う、寄り添う。

だからこそ、自分自身と向き合う、内省する時間をとることが大切。
そのやりたいこと、テーマは、本当にやりたいのか?
心の対立はないか? 自分の中の自分、自分の中の他者はそれを否定していないか? 無理してないか? 

自分に問いかけてあげる。ここでは、それをワークとして出来るようにしてあるというだけの話ですね。

別にどんな形でも良いかと思います。温泉でゆっくりする時間でも良いし、マインドフルネスとか瞑想でも良いし、お散歩でも良いし。

タスク管理というよりも、むしろタスクナビゲーションという感覚、というのは、今の自分と未来の自分、寄り添って、並んで歩くような、今の自分が未来の自分の肥やしになれば良いな~くらいの。

そんな想いも含まれています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?