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推し、燃ゆ 個人的感想

題名:推し、燃ゆ

個人的感想                             流石は芥川賞を授与される作品。当たり前に転がっている物事を追及し表現するのは難しいと思います。国民全員が認知している物事は、既に自分の中で勝手に解決していることが多いので、題材になり得る当たり前のことを探す時点で非常に困難なのです。(個人的意見)

そして今回の題材は「推し」です。

この作品では、推すとはどういうことか。推されるということはどういうことか。推しがいる人を、周りの人はどう見ているか……兎に角、これは推しについての辞書と称しても過言ではありません。また、現代では、『あの人を推してるよー』って人は多いと思います。対して、『推しはいません』と答える人も居ると思います。私は、その推しがいない人に是非、読んで貰いたいです。この『推し、燃ゆ』を読書することにより、偏見が無くなるかもしれませんし、偏見が生まれるかもしれません。

この偏見が生まれるか否かという、人によって想うことが分かれるのが「推し、燃ゆ」を、私が推している部分です。

つまり、この作品は、読む人によって与える印象を変えてくる作品だと思います。なので、この本を通して、『推しとは何か』を語り合うのも良いかもしれません!! 余談ですが私の場合は、素直に誰かを推すことができる人は凄いなと思いました。理由は敢えて、伏せさせていただきます。ネタバレしちゃいそうなので(笑)

以上、「推し、燃ゆ」の個人的感想でした!

満足度:失踪した推しが復帰した時の興奮

+この表紙もかなり手が込まれてますよね(笑)私は、主人公が落ちそうなのを、上から垂れている糸に支えられているのに感動しました!!

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