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動きの観察。

動きの観察をするとき、
メトロノームは使ってはダメです。
ついついカチカチに合わせたくなってしまうから。

今の目的は動きを観察すること。

音と音の移り変わりの時に、
音と音の切れ目の時に、
どういう動きをしているのかを、
しっかりと観察するんです。

サックス奏者松下洋さんのライブ配信で
舌の話が出てきた時、
考えることなく、俺の舌はこうです、って。
言えるってことは、そうやっている、
そうできるように練習した、ということ。

キレイにタンギングしたい。
そんな曖昧なものではなく、
舌のどこで触れるのか、
舌はどれくらいリードと離れているのがいいのか、
その時の息の入れ方は、
などなど、あらゆることを試したんでしょうね。

繊細なことをやっている時に、
カチっカチっ、なんてどでかい音が鳴っていては
わかるものもわかりません。

先生方がメトロノームで練習しろ、というのには、
こういった繊細なことがすでにできるようになっていて、
別の話をしていると思われます。


ゆーーーっくり、
ゆーーーーーーーっくり。
動かします。
全ての動きを。

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