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練習って。

基礎練習では出来るのに
いざ本番となるとできない!

こう言うことってよくあります。

わたしももちろんやらかします。
これって何が起こっているのでしょうか。


練習の仕方がまずい。
まあ、そうでしょう。でも、
それだけじゃないこともあるんです。

アレクサンダーテクニークの視点から見ると、
とっさの判断にいつも通りのやり方、
習慣といってもいいものが入り込んでいるから、
本番となるとできない!が起こるんじゃないでしょうか。

そうすると、練習の仕方を変える必要が出てきます。
どう変えましょうか。

練習って反復練習が基本だと思いますが、
それって少し危険をはらんでいます。

できないところを練習するので、
できないんです。当たり前ですが。
危ないというのは、
できないままできないものを反復することです。

するとどうなりますか?
できないものをできないまま、
それ自体を強化しているということなんです。

できないままのものを習慣化してしまっている。

そんなつもりはないのに、
できないままを練習してしまっているんです。


できない、という漠然としたものを
何ができていないのか、
どうできていないのか、はたまた、
今の自分の技術ではできないものなのか。
色々を判断する必要が出てきます。

演奏のことでは、よく言われるように、
できないからリズムを変えてやってみよう、
声に出して歌ってみよう、
いろいろあると思いますが、
それは自分の今の状況を把握しないままに
やっているとすれば、
効果があまり期待できません。

漠然と練習をしました、
と言うことだけになってしまいます。

自分が何をしているのか判断するためには
観察することができるようになる必要があります。

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