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過労でドクターストップになった話


この記事は湿疹の写真を載せています。
患部を見るのが苦手な方は閲覧をお控えください。

人生初のドクターストップ

ある日突然、過労で帯状疱疹と顔の左側に神経痛が出て、人生で生まれて初めてドクターストップと診断されて全ての仕事を休養することになった。

20代の働き盛りでドクターストップの診断を受けるのはなかなか衝撃的だった。

「え、私が?」

自分に何かを期待してた訳じゃないけど、私は自分のことを過大評価したり過小評価する癖があるのだろうか、、
自分は心身共に健康だと思い込んでいて、ドクターストップなんて無縁の言葉だと心のどこかで信じていた。

そして結果的に4月中旬から6月中旬までの2ヶ月休養した。


今年に入ってから仕事が増え、割と忙しく働いていた。

これまで普通のオイルマッサージをしていたのだが、去年からチャネリングマッサージ(ハイヤーセルフなのか守護神なのかその人を守ってる存在と話しながらマッサージをして本人に必要なメッセージを降ろして伝えている)なるものが出来るようになり、以前よりも気力と体力の消費が激しくなった。

又3月からはバリスタの仕事もし始めて、休みなく働く日々が続いた。

新しい環境に慣れるまである程度のストレスはあるけどこれまで何度もいろんな変化を乗り越えてきたから今回も平気だと思っていたのだが、何か溜まっていたものが爆発するようにとんでもない湿疹へと繋がった。

私は幼少期アトピーだった。
物心つく前のことであまり覚えていないけど、家族の中で私だけ特別に肌に優しいシャンプーやトリートメント、ボディーソープを使ってもらっていたことは覚えている。アトピーであるおかげで丁寧にケアしてもらえて特別扱いされてることが嬉しかったからそこだけ覚えてるのかもしれない。

成長と共に症状はいつの間にか消えていったが季節の変わり目になると各関節が痒くなることも時々あった。


私の肌質というと、

肌の色は地黒で、日焼けしたら一瞬赤くなってすぐに黒くなる。

皮膚は薄めで靴ずれしやすい。

生理前や、質の悪い食べ物を摂ると顔にニキビができる。

割と繊細な方だと思う。

その繊細さに磨きがかかったのは、有機栽培に興味を持ちオーストラリアに行ってからだ。

体に入れる食べ物にはより一層気を遣うようになってから、体がとても素直になった。

不自然なもの、質の悪い加工食品を身体に摂り入れると、ニキビが出来たり、肌に不調が顕著に現れるようになったので、毎日沢山の野菜を食べるようにしていた。

身体は自分に良いもの合うものを知っていて、もし合わないものがあればそれをいろんなサインを通して教えてくれるんだなあと感じていた。

オーストラリアでは日本の便利な調味料はあまり揃っておらず、売っていたとしてもびっくりするほど高いので、ピーナッツバターや酢などを駆使して胡麻ドレッシングを作ったりして、自然で身体に優しいものを組み合わせていかに美味しいものを作るか、工夫に溢れた毎日だった。
あの時のことを思い出すと、日本にいる時は家電も調味料もあらゆる便利グッズに囲まれてるから、日々の生活の中で頭を使って何かを工夫したりアイデアを出すことが少ないなあと感じる。

もちろん便利な日本に住めることはとってもありがたいことだけど、不便というのも意外と楽しく、考えさせる機会を与えてくれて、人を成長させる良いものだなあと感じた。


話が逸れた、、

時を戻そう。


ゾンビになった


過労で帯状疱疹になった私。

なぜ悪化したのか。

最初は帯状疱疹であることに私自身気付いていなかった。

その時は少しだけ湿疹が出ており、口唇ヘルペスが出来て左の顔面に神経のピリッズキッとした痛みを抱えていた。

その時行った皮膚科では患部をあまり見ずに「まあ季節性のもんやね。花粉症とかアレルギーが色々あるんでしょう。それに反応しただけ。」と言われ、強いステロイドを処方され、それを使ったら一気に悪化してしまった。

「これはおかしいぞ…。」と思い、調べてみると帯状疱疹というものに、限りなく症状が近いことに気が付いた。

帯状疱疹に罹っている時はステロイドを使うことは出来ない。免疫力が下がってしまうからだ。

ただでさえ過労で免疫力が下がっていたところに、強めのステロイドで免疫力低下の拍車をかけてしまった。

皮膚だけでなく、気力が湧かず体調も悪くなってきたので、内科へ行った。

その時すでに湿疹が上半身に広がり、ゾンビ化し始めていたせいか、かかりつけの内科の先生に「何やそれ!どないしてん!そんなん見たことないわ!もう働いたらあかん!!」と一喝を受けるほどの見た目になっていた。

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血液検査をしてもらい、何かアレルギーがないかを調べてもらった。

しかしアレルギー反応を示す値はとても低く、血液検査で分かるアレルギーはほぼ無いに等しかった。
腎機能も正常、肝機能も正常。
一体何が悪いのか、、

こういう時何が悪いのか、異常に知りたくなる。

何か悪者を見つけたいのだ。悪者を見つけることでこの状況になったことをどうにか納得したい自分がいた。

でも何が原因かは全く分からなかった。

セカンドオピニオンとして別の皮膚科を受診した。

帯状疱疹は治りかけていたが、そのウイルスが残っている可能性もあったのでまだステロイドは使えないから、保湿剤とハッカ油入りの塗り薬をもらった。

ハッカ油が入っていることで肌に塗るとすーっと涼しく感じ、かゆみが少しだけましになる。

とてもありがたかった。

しかし、保湿剤とその優しい塗り薬を使用し始めると、今度は一気に乾燥が進み、また悪化してしまった。

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お風呂から上がってすぐに保湿剤を塗るとこんな感じだが、朝起きると乾燥が酷く、皮膚はぼろぼろと剥がれ落ち、目も当てられないような状態だった。これが顔を含む上半身に広がっていた。

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もう何が起きているのか分からず、病院に行っても全く改善しない肌に絶望していた。


毎日お風呂から上がると、部屋で瞑想をしていた。

なぜ今こんなことが起きているのか。
自分のことを守っている存在にチャネリングし、都度聞いていた。

「大変化の前だから休息期間だよ。ゆっくり休んで。治そうとしなくていい。時が来れば無くなっていく。」

「発症原因はストレスと腸内環境の悪化。環境が変わってそれだけでも大変なのに頑張りすぎてた。しんどくても、疲れていても、私大丈夫です!頑張ります!ってすぐに言う癖。人の役に立とうとしすぎて、自分をケアしきれてない。これいつものパターン、人の為に頑張りすぎて自分がボロボロになるまで動くのそろそろ辞めたら?それオランダでもオーストラリアでももう十分やったでしょ。」

「今までお家で仕事してたからお水もたくさん飲んでて、トイレも行きたい時に行って、マスクする機会も少ないからしっかり呼吸が出来ていた。だけどカフェで働き始めてからお水を全然飲まなくなってカフェインの過剰摂取、トイレがお店から離れた遠いところにあるのも起因して無意識に我慢して全然行けてなかった、常時マスク着用で呼吸もかなり浅い、ストレスから食事は味わうことよりもお腹を満たすことが目的になり、噛むことは少なくなったけど食事量がめちゃくちゃ増えた。それで腸内環境が悪化して、尿と便で出しきれなかった毒素が肌を使って出ようとした。ただそれだけだよ。今はとにかく休みなさい。こうやって目に見えてわかる症状出さないとあなた休まずに頑張っちゃう人なんだから、、。必要だから起きたこと。とりあえずゆっくり休みなさい。自分を大事にしなさい。」

そう言われていた。

なぜ自分にこんな事が起きているかを知って納得したものの、理解していても実際はかなりきつかった。

悪者を探していた私だったが、悪者なんてどこにもいなかった。

全部私の選択が生み出した結果だった。

もし悪者という存在を立てるとしたら、それは紛れもなく私自身だった。自分を犠牲にして自分という存在を大切にしきれなかったから起きたことだった。


毎日肌が痒くて痒くて頭がおかしくなりそうだった。

搔くことで皮膚が剥がれ悪化することは分かっている。

でも痒みを耐えることは拷問のようだった。

痒くて眠れない日も続いた。

朝、鳥たちが鳴き始めてしばらくしてからやっと眠りにつく。
寝ても痒みで何度も目が覚める。
眠りの質が悪くて、身体はだるい。
気持ちは全然元気じゃない。
誰にも会えない。こんな姿で会いたくない。
誰にも見られたくない。私は汚い。
そんな風に思っていた。


塗り薬の使用で悪化したことが続いたこともあってあまり病院を頼らなくなり、ネットで毎日のようにこう検索し続けていた。
「帯状疱疹 治る過程」
「湿疹 治し方」
「アトピー 改善」
「乾燥肌 体質改善」

恐らくもう帯状疱疹は治っていたが、強めのステロイドで一気に悪化したことが少しトラウマのようになり、ステロイドを使うことに拒否感を覚えていた。

アトピー患者のブログを読んでみると、「ステロイドは悪だ!」というような内容の記事はかなり多い。「使い方を間違えなければ使う価値がある。」という意見もあるが、私の中ではステロイドというものが怖い、なんか嫌だなというイメージになってしまっていた。

確かにステロイドを使えば湿疹は治まる。しかし、根本的な改善になってないのでは?と思ってしまうのだ。

身体の中にある毒素を出し切らねば!という気持ちになっていた。

外出の機会は病院に行く時だけ。
私はお日様を浴びることも出来ず、部屋でひたすら寝て、お腹が空いたらご飯を食べ、またひたすら寝るという毎日を過ごしていた。

大好きな人達に会うことも、自然に触れることも出来なかった。

気力が無く、絵を描くことすらも出来なかった。そんな気分にはなれなかった。

鏡を見るとゾンビのような見た目の自分。そんな自分を見て勝手に涙が溢れてくることもあった。

肌を触るとザラザラしていてボロボロになった皮膚が剥がれ落ちて、自分の周りには剥がれ落ちた皮膚が白い粉のように沢山散乱しており、ちゃんとお風呂に入っているのにとても不潔な人間のように思えた。

目の周りは赤く炎症が起きていて、お岩さんのように腫れ上がっていた。

まぶたが腫れすぎて視界が狭い。

狭い視界の中で、重度の湿疹やアトピーが改善した人のブログを読み漁って、その方法片っ端から試した。

糖質は炎症の元。だから糖質を制限して、油分をたくさん摂って体を中から潤すことが大事だという記事を見つけて、ナッツ類を沢山食べたりした。


他には体のデトックスが大事だという記事を見て5日間の断食に初挑戦した。

案外断食は平気だったけど、湿疹改善の効果はなし。


毒素の排出には汗をかくことが大事で、汗は天然の化粧水だという記事を見て、岩盤浴と温泉に通った。

汗をかくことも温泉に浸かることも心地良いが、上がってからが悲惨だった。血行が促進されたことで異常な痒みが襲ってくる。

温浴施設から家に帰るまでの運転中が地獄のようだった。


三次元に生きる私は湿疹が消える日をただ大人しく待つことができず、どうにか早く治ってくれないかともがき苦しんでいた。

ただもうその時期には瞑想をして上の存在からのメッセージを受け取ると、

「もうそろそろ治る。治るというか消える。あと少し耐え抜きなさい。」

という言葉を受け取っていた。

ベテラン女医の教え

ちょうどその頃、母が勧めてくれたある皮膚科に行ってみた。

その皮膚科はご年配の女医さんが診察を行っており、診察が丁寧で的確との噂だった。人気の皮膚科のため待ち時間はかなり長いそうだが、行ってみる価値はあるように感じた。

行ってみると2時間近く待ったが、全身くまなく患部を見て、本当に丁寧に診察してくれた。

「アトピーの人にも血液検査をしてアレルギー値がものすごく高く出る人と全く出ない人がいるんです。恐らくあなたの場合は出ない人だけど、今回ここまで悪化したのはアトピーとストレスと何か悪化因子があるだろうからパッチテストで調べてみましょう。ただ今湿疹が広がりすぎてパッチテスト出来る場所がないから、一旦ステロイドで湿疹を抑えて、それからパッチテストしましょう。」

外と中からのアプローチの方が改善が早いということで塗り薬と内服薬を処方してもらった。

又これまで処方された薬も全部記録していたのでそれを見てもらうと、

「湿疹が出てるところに保湿剤塗ったら悪化しませんでしたか?保湿剤は悪化させてしまうので何か問題が起きているところには使わない方が良いんですよ。」と教えてくれた。

セカンドオピニオンで行った皮膚科で保湿剤をもらった時、なぜ一気に乾燥が激しくなり、悪化したのかとても不思議だったが、そういうことだったのかと納得した。

他にもいろんなことを教えてもらった。

・お風呂の時ナイロン系のゴシゴシタオルは使わない。ナイロン系のタオルをお風呂場に置きっぱなしにしていると雑菌の繁殖が凄まじいので、もし使うとしたら毎日洗濯した自然の生地で出来たものを使い、優しく洗う。擦らないこと。

・肌が荒れている当分は弱酸性の石鹸でさらっと優しく手で洗う。

・お風呂は毎日入ること。

・長風呂はしない。さらっと浸かるだけ。

・こすらない。あかすり禁止。

・汗は悪化因子。汗をかいたらすぐにシャワーで洗い流す。

・太陽光はアレルギー反応を抑えてくれる。日焼け止めは塗らずに太陽を浴びること。

・ニキビは密閉しない方が良い。ニキビパッチなどのシールは貼らないこと。


なんだかもう目から鱗なことばかりだった。

洗顔は泡立てネットでふわふわの泡を作って顔を洗っていたけど、泡立てネットも毎日洗濯するべきということは全く知らなかったし、何なら毎日石鹸で泡立てているからそれでオッケーだと思っていた。

太陽の光は逆に浴びてはいけないと思い込んでいて、ずっと家の中で過ごしていたのに…。紫外線はメリットもデメリットもあるけど、私は太陽が好きだし、日焼けすることも大好きだから、やはり自分の好きなようにストレスなく過ごすのが良いんだなあと思った。日焼け止めには吸収剤が使用されているものも多いから、もし日焼け止めを使うなら吸収剤が入っていないものを使うように言われた。

ニキビに関しても驚いた。じゃあなんでニキビパッチは売ってるの?笑

韓国のニキビパッチ愛用者だったが、本当に色々と自分の中の当たり前を見直す機会になった。

改めて自分はまだまだ無知だなあ〜と痛感させられた。

ついに改善へ

その皮膚科に行ってからみるみるうちに湿疹が消えていった。

あんなに苦しんだのが嘘のようだった。

3日後には痒みも湿疹も無くなり、再度皮膚科に行き、パッチテストを受けた。

ここ数ヶ月で使用した、シャンプーリンス、ボディーソープ、化粧水、乳液、美容液、ボディークリーム、マッサージオイル、日焼け止め、化粧下地、ファンデーション、チーク、アイシャドウ、リップなど肌に使ったものを全て持参してチェックしてもらった。

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この状態で水に濡らさないよう注意を払いながらこのまま2日間過ごす。

2日後、皮膚科に行きテスト結果を聞きに行った。

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いくつか肌に合わない製品があった。

まずアロマオイルであり精油のオレンジ、レモン、ローズマリー

ロクシタンのシャンプー(成分の中にオレンジ油が入っていた。)

CicapairのRe-coverクリーム

KOSEの雪肌精CCクリーム、ファンデーション

ROM&のティントリップ

LUNASOLのアイシャドウ(四色ある中でベージュのみ陽性反応。)

以上の製品が悪化因子だった。ただ、私の肌に合わなかったというだけで万人にとって悪いものではないと思う。

どれも好きで使っていたのでショックだったが、日常生活で何気なく使っているものが自分の肌トラブルを起こしていたことを知れてよかった。

パッチテスト、、侮れない。

その女医さんのいう通りにしているとみるみるうちに肌が改善し、以前よりも肌の状態が良くなった。

お風呂上がりに化粧水や乳液を塗らなくても肌が乾燥することはなく、肌本来の潤いを取り戻したようだった。

「色々使いすぎたら肌が可哀想です。」そう言われて、何事もシンプルが良いんだなあと感じた。

今は、もし肌がなんのトラブルもなければヒルドイドで保湿し、基本はノーメイクで過ごす。

どうしても化粧をしなければいけない時は、プロペトという不純物を取り除いたワセリンを下地代わりに塗って、その上から水で洗い流せるおしろいかクレイのパウダーファンデーションを使う。

今はパウダー系の物だけ使用し、クレンジングを使用しなければいけない化粧品は使わないようにしている。

もし油分を含む化粧品を使用したらゴールデンピュアホホバオイルかエキストラバージンココナッツオイルでマッサージしながら優しく汚れを落とす。

そうしていると本当に肌が綺麗になってきた。

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ここまで改善したことが本当に嬉しい。

まだ湿疹の跡が残っている部分もあるが、そのうち消えていくだろう。

陰の時間のギフト

そしてこの陰の苦しい時間を過ごしている間、気付いたことや得たものが沢山あった。

まずは家族の存在。

2ヶ月働くことが出来なかったが、その期間収入がないのにも関わらず、住む場所にも食べるものにも着るものにも一切困ることがなかったのは家族のおかげだ。食べたいものがあったら美味しいご飯を作ってくれる優しいお母さんがいて、朝早くから洗濯物を干してくれたり、マッサージをしてくれる面白いお父さんがいて、本当に恵まれていると感じて感謝でいっぱいだった。

ずっと家にいて1日中寝ることしか出来なかった私は毎日とても退屈で、かねてからずっとしてみたかったことをしようと思った。

「梅を漬けたい!」と言うとそれに必要なものを、

「服を作りたい!」と言えば生地や糸などを買い与えてもらった。


肌が荒れて、皮膚のことを四六時中考えるようになり、身に付ける物の重要性を感じていた。

私が持っている下着や衣服は合成繊維のものが多く、静電気が発生しやすく、それが皮膚の乾燥に繋がる。

そこで肌に優しい生地で、自分が好きな色で服を作ってみたいと思ったのだった。

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作ってみると意外と簡単で2日で完成した。

実際に見るととても綺麗なターコイズブルーで、着心地もよく肌触りが優しいので着ているだけで幸せな気持ちになる。


陰の時間のギフトだ。

幸せは不幸な顔してやってくるというが本当にそうなのかも知れない。

綺麗じゃないと愛されないという思い込み

他にも、私は心のどこかで「綺麗じゃないと愛されない。いつも可愛く着飾っていないと大切にしてもらえない。」そんな思い込みがあった。

前髪を切っただけで当時付き合っていた人からものすごく冷たくされた経験や、髪をぐりんぐりんに巻いてかきあげヘアーにしてばちばちにメイクしていないと可愛いと言ってもらえなかった経験がトラウマになっているのかも知れない。

しかし、見た目がゾンビになった私にも家族やパートナーは一切態度を変えずに接してくれて、過去のトラウマが少しずつ癒されていくのを感じていた。

そんなことがさらっと出来る人は私の見た目のみに惹かれているのではなく、私の心や存在自体を愛してくれているんだろうなあ、愛が深いなあ…と思う。とても支えてもらって本当に救われて、心が感謝で一杯になった。


又、休養期間に沢山の時間があったからこそnoteを始めることができた。自分の短い人生を振り返ってこうして記事を書いてみると思いの外いろんな反響があった。

懐かしい人からも連絡が来て、「元気が出た。」「頑張ろうと思えた!」と温かい言葉を沢山かけてもらえて、こんなボロボロの自分でも誰かの役に立てていることが嬉しかった。

湿疹はとても大変で辛かったが、その代わり自分と向き合う時間やいろんな人からの愛をプレゼントしてもらった。

しかし、また自分を犠牲にして、やりたくないことをやってストレスを抱えると限界値が来て今回のように爆発してしまうのだろう。本当に、日々気を付けて生きなければならない。

良い子でいなくても良い

そして、家でひたすら自身と向き合ったことで何かが磨かれたのか、前よりも感じとる力が強くなった。

やはり時には休むことも大切だ。時にはというか、いつも大切だ!

私はついつい自分を犠牲にして、大丈夫なふりをして頑張ってしまう。

とーっても良い子だから。笑

でも他人にとって良い子になるんじゃなくて、自分に対して優しい人でありたい。

自分に優しく出来る人は自分を大切にした上で、他人にも優しく出来るだろうから。

まずは自分。

頑張りすぎないように。

無理をしないように。

自分が心地よくいられるように。

ちゃんと自分で選択していく。

自分を大切にしていく。

それがこの休養期間に学んだこと。


お見苦しい写真を載せましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

皆様も自分自身を大切にして過ごしてください:)

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