新規事業開発の方向性を決めるー有効な3つの問い
ある企業さんでの新規事業開発のプロジェクトが始まりました。
とても技術力のある企業さんで、
これまではB2B領域でお客様の指示を受けて
デバイスを開発設計していたのですが
自社企画の経験がありません。
今回は自社で商品を企画していきたいというもの。
最初は皆ここからの一歩、
素晴らしいチャレンジですね。
|「アンゾフの成長マトリクス」を用いてみる
さて、新規事業開発や商品企画の最初の段階では
方向性を決めていくことになりますが
商品企画や中期戦略、新規事業検討で方向性を決めるとき
何から検討してよいか分からないというのはよくある話です。
まずよく行うのが
「アンゾフの成長マトリクス」を用いた方向性の分解と
ブレインストーミングです。
「アンゾフの成長マトリクス」についてはこちらから↓
|3つの問いについて語りあってみる
ここで方向性の種やアイデアが出てくるといいのですが
そう簡単に進まないこともよくあります。
先日のミーティングでもそんな状況になりました。
そんなときは次の3つの問いをみんなで語り合ってみます。
1.将来大成功しているとしたらこの事業(会社)はどうなっているか?
2.将来これだけは絶対に他に先にやられたくないというものは何か?
3.将来この領域だけは絶対自分たちがとりたいという領域は何か?
企業には必ず強みやリソースがあります。
私の経験上、この3つの問いについて
ブレストしたり、語り合ってみると
かなりの確率で方向性の種やアイデアが出てくることが多いです。
これがかなり有効なアプローチとなります。
モチベーションもあがるはず。
商品企画や中期戦略、新規事業開発の方向性検討で困ったら
ぜひこの3つの問いを考えてみてください。
この3つ以外に自分たちに合う問いを
考えてみるのも有効です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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