ネガティブも悪くない~プロジェクト推進の壁となるネガティブな要素の扱い方~
先日、コーチングの勉強会の折りにこんなことを学びました。
・ネガティブは悪いことではない
・ネガティブをどう扱うかが成功のカギ
この ”ネガティブ” の捉え方にはとても共感でき
プロジェクト推進の場面でもそのまま活かせる
と確信しました。
今回は プロジェクト推進における
”ネガティブ” の捉え方についてお伝えしたいと思います。
|プロジェクト推進はネガティブな要素が山積
新規事業や新商品開発のプロジェクトを進めていると
ネガティブな要素ー課題や問題点-がたくさん起こります。
・やってみたら上手くいかなかった
・調査したら他社がすでにやっていることが分かった
などなど。
他にも山のようにネガティブな要素があるはずです。
言うまでもないですが
新しいことを始める場合、物事がすんなりスムーズにいくことは
まずありません。
スムーズにいくことなら
すでに他社が早々にやっているはずですよね。
新規性が高い企画なら
なおさらネガティブな要素だらけです。
これがプロジェクトの成功のカギのひとつと言っても過言ではありません。
|ネガティブな要素の扱い方
① まずは第一歩として
・ネガティブな要素が分かってよかった
・早く分かってよかった
と解釈しましょう。
ネガティブな要素をポジティブに捉えます。
この感覚を持てるかが勝負です。
これで次の段階に進めるからです。
② 次に
そのネガティブな要素をどんどん解決していくんだ
という気構えを持つことが大切です。
解決しようという気構えさえあれば大丈夫です。
立ち止まらず先を見据えることによって
ネガティブを乗り切っていけます。
|チーム間に生じるネガティブな気持ち
チームのタスクにネガティブな要素が生じるだけでなく
チームの個々のメンバー間でも
ネガティブな気持ちが出現することがしばしばあります。
・みんなにもっと動いてほしい
・本音で話せていない
・このままいくと、危ないのでは(とみんな思っているはず)
など。
チーム間で生じるこのネガティブな気持ちを
チームでどう扱うかによって
そのプロジェクトが円滑に進むかがきまってきます。
そのままにしておくとほとんどの場合
プロジェクトに致命的な影響を与えてしまいますので
早期に対処していくことが重要です。
|チーム間のネガティブな気持ちの扱い方
そのプロジェクトが円滑に進むかは
「チーム力」
にかかってきます。
チーム内のネガティブな気持ちを払拭することにより
チーム力を高め、チームのパフォーマンスを上げることができます。
そのためにはどうしたらよいか。
次にまとめてみます。
これによってチームの活動がポジティブになるはずです。
そして
これが大切です。
そして
さらに
これらをグランドルールとして設定しておくのが
とても効果的です。
私もプロジェクトチームに関わるときは
チームでグランドルールを設定することが多いです。
心理的安全性の確保ですね。
避けたいのは否定です。
それさえしなければ
ネガティブな要素はポジティブに変わります。
|おわりに
「課題満載は宝の山」
と言われます。
ネガティブな要素ー課題や問題点ーの中には、
実はプロジェクト推進へのヒントが潜在していることが
多々あります。
ネガティブな要素をひとつひとつ解決することによって
新たな突破口が見えてきます。
また
「ネガティブは口に出すとポジティブに変わる」
とも言われます。
こんな気構えで
ネガティブを恐れることなく
どんどん企画を推進していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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