見出し画像

心を動かすコンセプトのつくり方

最近いくつかの企画チームと
商品、サービスのコンセプトについて
話す機会がありました。

さて、皆さんは
商品やサービスについて「コンセプトは?」
と尋ねられて、明確に答えられるでしょうか?

◇コンセプトの「フレームワーク」とは◇


一般的にコンセプトのフレームワークは
・誰に
・何を
・どのように
だとされています。

ご存知の方もいらっしゃると思います。

もう少し具体的にしてみるとこうなります。

・誰の
・どんなお困りごと(お悩み)を
・どのように解決するのか?

です。
いかがでしょう。
心が動くフレームワークになりました。

◇具体的にどう解決してくれるの?がわかると心が動く◇


では、1つづつみていきます。

例として、今回は課題解決に焦点をあててみます。

「誰の」
20代女性、などではなく、
できる限り具体的にイメージするようにします。

「どんなお困りごと(お悩み)を」
人が対価を払うのは、課題解決か、
Fun(楽しさ)増進のどちらかです。

課題やお困りごと、お悩みが深刻であればあるほど、
人は対価を払ってでも解決したいと思います。
対価を払って課題を解決したいと思わせる
商品やサービスを目指します。

「どのように解決するのか」
どのようにしたら解決できるのか、
さらには、解決するとお客様の
どのような利益につながるのか、
を明確にします。

◇コンセプトのフレームワークでしっかり伝える◇


いかがでしょうか?
コンセプトのフレームワークに沿っていけば
皆さんの商品やサービスについて
この3点をしっかり伝えることができるようになります。

この3点に加えて、次の2点が加わるとさらに強くなります。

他とどう違うのか?
なぜ御社(あるいは あなた)なのか?

しっかり掘り下げることにより
お客様の心にグッと響くコンセプトとなります。

◇心に響くコンセプトを作るために◇


お客様の心に響くコンセプトを作りたいのであれば

・誰の
・どんなお困りごと(お悩み)を
・どのように解決するのか?
・他との違いは?
・なぜ御社(あなた)なのか?

5つのコンセプトのフレームワークで掘り下げましょう。

すでに発売している商品やサービスならば、
これに実績やお客様の声を追加してください。
エビデンス(証拠)です。

コンセプトづくりに困ったら、
ぜひこのフレームワークで整理してみてください。

すでに発売している商品やサービスならば、
もう一度このフレームワークが言えるか確かめてみてください。

コンセプトを改めて再確認し、
企画を研ぎ澄ましていきましょう。

<追伸>
参考までに、
私自身のコンセプトは。。。

・誰の:
新規事業開発や商品企画チームの

・どんなお困りごとを:
企画がうまく進められない、
導入しても売れて行かない状況を

・どのように解決するのか:
その企業の強みや技術を顧客価値に定義することをいっしょに考え、
最終的にはそのチームが企画を自走できるようにする

・他との違いは?:
提案型のコンサルティングではなく、コーチングの手法も用いて
企業やチームの中にあるものを引き出しながらいっしょに考える
ファーストワン(世界初、日本初、業界初)
を狙って企画をすすめていくアプローチ

・なぜ白神か?
ソニーでの企画現場の経験(失敗経験含む)と企業サポートの実績がある
あわせてコーチングスクール講師としてのスキルを持っている

このようなフレームワークになるでしょうか。
皆さんも是非やってみてください。

※ 新規事業開発や商品企画に携わる方の「お役立ち情報」として
以下の資料が無料にてダウンロードできます。
どうぞご利用下さい。
【新規事業開発・企画構想30チェックリスト】
【白神式企画構想書テンプレート(ppt版)】

※ 株式会社プリミスからWeeklyでメルマガを発行しております。
新規事業開発や商品企画、ビジネスに役立つ情報を発信しておりますので
是非ご登録下さい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?