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アイデアがどうしても出ないときにはコレをやろう!

◇スーパー企画マンでない限り力尽きかける◇

先日ある企業さんの新生企画チームを
サポートしているときに
こんな話になりました。

新商品を立ち上げに向けて
毎週企画会議を開いてアイデアを
募っているのですが、
なかなかよいアイデアが生まれず、
そろそろみんな力尽きかけている。

よくある話ですね。
あなたも同じような経験はありませんか?

私自身も新しいアイデアがどうしても出てこず、
力尽きそうになったことは何度もあります。
つらいですよね。

でもスーパー企画マンでない限り、
いつでも画期的なアイデアを思いつく
なんてことはほとんどないでしょう。

そんなときはどうするか。

企画マンや企画チームは
自分たちでアイデアを出す必要がある
と考えている方が多くいらっしゃいますが、
そんなことはありません。

他人の力を借りてアイデアを
出すことも立派な企画です。
そのアイデアを企画へとまとめ
導入していくのが仕事です。

そこで、サポートしている新生企画チームには、
次のような提案をしました。

(1)アイデアを出すためのアプローチ
としてはどんなことができそうか?

アイデアそのものを考えるのではなくて、
アイデアを出すためのアプローチや
切り口を洗い出してみます。

顧客やターゲットを分類してみたり、
技術やシーズを洗い出してみたり、
あるいは社内でアイデアコンテストを
実施してみるというのもよいアプローチです。

競合はどうやっているか、
海外ではどんな例があるか、
オズボーンのチェックリストや
ツールを使ってみたらどうか、など

アイデアそのものを考えることは
いったん横に置き、アプローチや切り口を
いろいろ洗い出してみるのはよい方法です。

(2)誰かアイデアを持ってそうな人がいないか?
アイデアを持っていなくても、
相談をできる人はいないか?


自分自身で一生懸命考えるのではなく、
アイデアやアイデアへのヒントを持っていそうな人、
あるいはアイデアそのものを持っていなくても
相談できる人、サポートしてもらえる人が
いないかを探してみるのもよいアプローチです。

・ターゲットに近い人
・技術やその分野のことをよく知っている人
・いろいろアイデアを出すのが好きな人

その方からずばりのアイデアや
効果的なアドバイスが出てこなくても、
そういった方々と対話しているだけで
あなた自身がアイデアを思い付いたり、
考えが整理されたりすることがよくあります。

これはオートクライン効果と呼ばれるもので、
人と話しているときに自分の声を自分で聞くことで
思考が整理されていきます。

アイデアを出すのに行き詰ったときは、
一人やチームだけで考えるのを一度やめて、
いろいろな人と話してみてください。

(3)その他どんなアプローチができるかを
チームでブレストしてみる


(2)の方法に合わせ、アイデア発想のために
どんなアプローチができるかということ自体を
ブレインストーミングしてみるのも有効です。

アプローチがたくさん見つかると
それだけアイデア発想に広がりが出るので
おすすめです。

「よい企画」は「素性のよいアイデアの種」次第です。
しかし、そのアイデアは自分でださなくてはならない
というわけではまったくありません。

「素性のよいアイデアの種」を見つけるためには
できる限りの手段をつくしましょう。

今年もあとわずかとなりましたが
アイデアがどうしても出てこないときはぜひ
これらの方法を試してください。

アイデアを出すためのアプローチや切り口が
たくさん洗い出されるでしょう。

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