飲食店への配膳ロボット導入によって期待できる副次的な効果とは
こんにちは。編集担当の佐藤です。
昨年以降、その姿を街中の飲食店で見かける機会が徐々に多くなってきた配膳ロボット。その名の通り、お食事をロボットが配膳する様は、どこか未来的で思わずワクワクしてしまいますよね。
さて、そんな配膳ロボットですが、多くの飲食店事業者様は、主に"人手不足の解消"、"人件費の削減"、"感染症対策"のどれか、もしくはこの中の複数の課題解決の手段として配膳ロボットを活用しています。
ですが、実は配膳ロボット導入において期待できる効果はこれだけではありません。今回の記事では、意外と見落としがちな配膳ロボット導入による、副次的な効果についてご紹介したいと思います。
採用にかかるリソース・コストの軽減
アルバイトやパートスタッフなど、非正規雇用の割合が多い飲食業界は、他の業界と比べて、慢性的な人手不足が特徴的です。そのため、人手不足を解消するための手段として、配膳ロボットの活用が注目されています。
そして、人手不足の解消が実現できると、副次的な効果として、採用にかかるリソースやコストを圧縮することもできます。
安定的に稼働できる配膳ロボットが1台いることで、店舗全体で必要なスタッフの絶対数が減り、常に出稿し続けている広告媒体への掲載費を圧縮したり、新しくスタッフを雇うたびに必要な教育にかかるリソースを削減したりすることができるというわけです。
求人広告の掲載には安くない費用がかかる上、苦労して採用したスタッフがすぐに辞めてしまうなんてこともあり得るため、これら採用周りに関する課題への対策としても、配膳ロボットは有効なのです。
回転率の向上
そして、人手不足への対策として、配膳や下げ膳などの実務をロボットに任せた結果、お店の回転率向上にも寄与することができます。
ピーク時にはロボットが店内を巡回し下げ膳を担うことで、お客様が帰られた後のバッシングの時間を短縮することができます。また、ロボットが配膳に特化してお料理を提供することで、提供スピードが上がり、お客様の滞在時間が短くなるということも考えられます。
こうした要因により、ピーク時に待ちが発生するようなお店では、人手不足への対策として配膳ロボットを実務に活用した際に副次的な効果として回転率UPに伴う売上の増加も期待できるのです。
販売促進
また、お店の業態によっては、配膳ロボットの導入が販売促進へと繋がる可能性もあります。
例えば、お子様連れのお客さんが多いようなお店の場合、『配膳ロボットがお料理を運んでくる』という付加価値によって、何組かに1組の割合で+1品の追加オーダーを促すことができるでしょう。仮に1日に100組のお客様が訪れるお店で10%に当たる10組が1品300円の商品を追加で注文した場合、1日当たり3,000円、月当たり90,000円もの売上が増加することになります。
また、ロボットがお料理の提供を行うという感染症対策は、お客様に安心感を与え、特に家族連れが訪れるような郊外型のお店では、リピート客の獲得にも少なからず貢献します。
口コミ効果
配膳ロボットの導入によって、SNSや予約サイトへの口コミ投稿が促進されるでしょう。実際に私たちのLanky Porterを導入して頂いている事業者様を検索してみると、ロボットが活躍している様子などがポジティブな意見として投稿されています。
特に今の時代、Instagramや食べログなどのWeb上の媒体から飲食店検索をするユーザーも多く、これらの媒体への露出が増えることによって、新規のお客様の来店のきっかけにもなり得るのではないでしょうか。
配膳ロボット導入による効果は様々!
もちろん配膳ロボットの導入による効果としては、"人手不足の解消"、"人件費の削減"、"感染症対策"などが大きなものでしょう。ですが、期待できる効果はそれだけではないのです。
今回ご紹介したように採用負担の軽減や、売上UPなど、その効果は様々。各店舗の特色によっても導入効果は異なるため、少しでも気になる事業者様はぜひ、私たちキングソフトまでご相談ください。ご連絡いつでもお待ちいたしております。
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