しまこ

建築設計事務所に勤務し建築を設計する傍ら、趣味でメタバース上にVR空間をつくって遊んで…

しまこ

建築設計事務所に勤務し建築を設計する傍ら、趣味でメタバース上にVR空間をつくって遊んでいます。 つくったものについてのテキストを書いていきます。 /一級建築士

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

はじめまして、しまこといいます。 建築設計事務所に勤務し、日々建築を設計する傍らメタバースにVR空間(以下ワールド)を設計して遊んでいます。 noteではワールドづくりの過程で考えた事、制作過程などを綴ろうと思います。 初投稿なので今回は自己紹介をします。 1.ワールドづくりを始めたきっかけ 2022年メタバースが注目されたことで関連書籍が立て続けに発行されました。 など私も読みました。 VRなどのデジタルテクノロジーは一部の高度な技術者だけが体験できるものだと思

    • 本棚をつくった話

      数年前、今住んでいるアパートに引っ越したタイミングで自宅に本棚をつくった。設計したというほどでもないのだけれど、簡単な図面を書いて家具職人に製作してもらった。既製品の家具にはないような構造のものができたのと、製作してから数年経ち使用していく中でいくつかの知見が得られたので noteに書いておくことにする。 既製家具の問題点 ・異なる大きさの本の収納は非効率 自宅に所有している本は、漫画・雑誌・文庫・専門書など様々で、奥行や高さはシリーズものではない限り不揃いとなる。既製

      • NODE

        メタバースプラットフォームclusterに『NODE』というワールドを公開しました。NODEをコンセプトとした写真展示ワールドです。バーチャル空間にリアルで撮影した写真を展示しています。 ワールド内には主に「渋谷の都市モデル」「展示空間」「展示写真」の3つのものが配置されています。それらは無関係のように見えて互いに関係し合う空間をつくりました。 1. NODEとは都市空間における交差点や公園を指し、多くの人やモノ・文化が混じり合う点です。 NODEを「2項対立の関係にある

        • Real ShiMaCo House

          メタバースプラットフォームclusterに『Real Shi MaCo Hnuse』というワールドを公開しました。 iPhone14Proの「Scanivers」というアプリで自宅をLiDARによる3Dスキャンしたワールドです。 自宅を3Dスキャン 赤いハッチをなぞるようにカメラを向けてスキャンしていきます。 スキャン精度を高めるには練習も必要のようで、上手くいってない部分もあります。 スキャン完了。このアプリでは5mくらいまでの小さな部屋のスキャンが可能のようです。

        • 固定された記事

        自己紹介

          物語を解体してみる

          メタバース上にワールドをつくっていく中で、あらゆる創作物や建築との共通点や対照的な点について考えていたことを記事にしてみた。 ■物語を表現してみる あらゆる創作物やデザインされたものの背景には人との物語があるように感じる。 例えば コーヒーカップからコーヒーを飲むという行為を連想し、複数のカップが並ぶと人々がコーヒー片手に談笑するという場面が浮かんでくる。 談笑によってカップと人との間に物語が生まれる。そう考えるとカップのデザインは談笑するという物語のデザインと言い換える

          物語を解体してみる

          本の森

          メタバースプラットフォームclusterに『本の森』という図書館ワールドを公開しました。 本や本のある空間が好きで「こんな図書館があったらいいな」という私の妄想をワールド化しました。 ワールド制作の中で実現できたこと、今後実現したいことが明確になってきたので、一区切りとして文章にしました。 前編が実現できたこと 後編が今後実現したいこと(ほとんど私の妄想) という構成で書いています。 理想的な図書館 図書館は本という膨大な情報の貯蔵庫であるとともに、人と人を繋ぎコミ