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Real ShiMaCo House

メタバースプラットフォームclusterに『Real Shi MaCo Hnuse』というワールドを公開しました。

iPhone14Proの「Scanivers」というアプリで自宅をLiDARによる3Dスキャンしたワールドです。

自宅を3Dスキャン

赤いハッチをなぞるようにカメラを向けてスキャンしていきます。
スキャン精度を高めるには練習も必要のようで、上手くいってない部分もあります。

スキャン完了。このアプリでは5mくらいまでの小さな部屋のスキャンが可能のようです。ホテルの客室の実測などに良さそうです。

アプリ上でスキャンした3D空間の2点間距離の寸法を確認できます。スキャンした生データでは短い寸法だと正確でしたが、寸法が大きくなると実寸との誤差は1%ほどありました。
公開したワールドで確認するとunityを介しているためか画像が劣化し、スケール感も少し狂ってました。

clusterへ公開

‪普段リアルな自宅にたくさん人が集まることはありませんが、cluster内の自宅へはたくさん人が訪れています。他人の自宅ワールドに人が訪れると気まずくてくつろげないだろうと思いながらワールドを公開しましたが、意外にも自由に過ごしていただけているようで驚きました。リアルでは閉じたプライベートな空間がメタバースではパブリックになり得るという不思議な感覚でした。

バーチャルにあるリアル

普段clusterへアクセスする時は、机に向かって椅子に座り、主にパソコンから入ることが多いです。
『Real ShiMaCo House』にアクセスしワールド内の同じ椅子に座っている時は、リアルとバーチャルが交錯する奇妙な体験をします。


このワールドに遊びに来ていただいたけど方に「リアルのものがバーチャル空間にリアルにあるのがおもしろい」という感想をいただきましたが、
「リアルのものがバーチャル空間にリアルにある空間へ同じリアルな場所からアクセス‬」している私の方が多層的でおもしろい体験をしているなと思いました。

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