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500. 運動が苦手だけれど
#今年のふり返り というか、前回同様に何となく始めたことの2つ目。
3日前に書いた記事の内容を詳細化した感じになっている。
ラジオ体操を習慣化した
きっかけ
極端に体重があるわけでもないのだが、そもそも運動することが苦手で、なおかつ座りっぱなしのことが多いため、運動不足であることは確かだ。
年に1回の健康診断の案内は、毎回かなり早く届く。
4~5か月前に届いてしまう。
これは恐らく会社の総務部がその辺りの日に日付を調整して、結果が出てくるからだと思う。
4~5か月前のお知らせだと容易に忘れてしまうので、すかさず会社のスケジューラと、個人的に使っているカレンダーに書き込む。
そして、健康診断に少しでも良い値を残そうと思ったら、この4~5か月というのは必要十分な長さなのではないか、と勝手に思い始めた。
運動不足な人間がいきなり道具を揃えてジムに通うのは、かえって体を壊したり、一時的に高騰したモチベーションが奈落の底に突き落とされる可能性もありよろしくない。
ゆるゆると気楽にできるものが良いのだ。
ゆるゆると気楽にできる運動と言えば
ということでたどり着いたのがラジオ体操。
これならば動きはしっかりと身についているし、10分間我慢して腕をぶんぶん振り回していれば良いのである。
いまやインターネットで番組が配信されているので、日本国内ならばいつでもどこでも聴けるというメリットがある。
体操着に着替える必要もないので、いつだって始められる。
そして、運動はラジオ体操だけにして他には手を出さない、ということを決めた。
思い立ったが吉日
思い立ったが吉日、という言葉を大事にしている。
早速始めた。
朝6:30から、あるいは、朝8:40からの放送に合わせて、ただひたすらに腕を回したり、伸びをしたり。
最初のうちは肩周りの筋力が落ちているのか、腕がだいぶ重く感じた。
しかしそれも1週間ぐらい続けていくと、ある瞬間から軽く感じるようになった。
運動をすることで血行が良くなり何かしらの詰まりが取れたのか、それとも少なからず筋力がついてきたのか。
理由は全く分からないが、良い方向に向かっていることは感じられた。
頑張りすぎない
冒頭で「習慣化した」とは書いたものの、その裏では「頑張りすぎない」ことも心掛けている。
寝坊してしまった日、体調が思わしくない日、他の用事でどうしてもできない日などはサッパリと諦める。
聴き逃し配信などもあるのだが、それを利用してまで体操はしない。
そもそも運動が苦手なので、心も体も無理しないことが長続きするコツだとおぼろげに分かっていたのだと思う。
8月下旬に熱が出た際には体操をやめた。
すると、体操しないことが習慣化してしまって、1か月ぐらいやらなくなっていた。
健康診断まであと1か月となった時に、いよいよ危機感が襲ってきて、「体操は明日からまたやるぞ!」と決めた。
神社の境内に通う
これまたふと思い出したことが、神社の境内で6:30にラジオ体操が行われていることだ。
本当に頭の片隅にそのような情報が入っており、頭の中の建付けが悪くなった引き出しを開けたらそれが入っていた、という感覚だった。
6:25頃に神社に到着したら、神社にお参りしている人は数人いたものの、ラジオ体操が始まる感じはしなかった。
境内でのラジオ体操は夏休み期間だけなのかなと思っていたところ、ぞろぞろと人が集まってきた。
ほとんどが人生の先輩方である。
おもむろにラジオを持った人が現れて、スイッチオン。
10分間だけはみなが一体感を持ってラジオ体操をしていた。
「一体感」とか「全員野球」という団体行動を示す言葉を聞くと鳥肌が立つぐらい嫌なのだが、このラジオ体操はそんなに嫌ではなかった。
周囲が全然知らない人たちばかりだからだろう。
嫌なのは団体行動ではない、その中にあるしがらみだったのだ。
その日から会社に出社する日やあまりにも寒い日でない限り、ほぼ毎日、朝早くから境内に通っている。
ラジオ体操そのものよりも、行き帰りの散歩の方がよほど運動になっている気がしなくもないが、早起きができて一石三鳥ぐらいな気分だ。
どうやら祝日は開催され、日曜日と年末年始は開催されないようだ。
しかしみんなきちんと一斉に現れないので、どこかに開催日程が周知されているのだろうか、と思いながらも探し出せないでいる。
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