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年齢差のある相手と付き合うための心理学

年の離れた人との恋 恋愛心理学VOL.4-1

今回からは「年下・年上相手と付き合うため恋愛心理学」を連載解説していきます。年の離れた人に恋している人は参考にしてみてください。

まず最初に、恋愛において歳の差がいかに重要なポイントになるのか?について説明します。

基本的に私たちは年齢の近い相手と恋に落ちます。具体的なデータを見てみると、70%以上のカップルは5歳差以内の組み合わせです。

この数字を見てわかるとおり、年の差がカップルのストレスや障害のもとになることは間違いありません。

また、本人たちが気にしていなくても、周りの人たちに社会的に怪しい目で見られてしまうこともあります。特に、片方のパートナーがかなり年上な場合はそうなります。

つまり、本来、私たちは年齢の異なる相手とは付き合いにくいものなのです。

これは友人関係で考えても同じです。年の離れた友人を持っている人は少数派でしょう。

多くの場合、友人の大多数はあなたの年齢と近い相手になっているはずです。


若い人ほど年齢差を気にする

また、この年齢差によるストレスは、年が若い人ほど影響力が大きくなります。

たとえば、76歳の人が71歳の人と夫婦になっていても違和感はありませんが、18歳の人が13歳の人とカップルになっていたら違和感を飛び越えて不信感や嫌悪感すら感じてしまいます。

なので、年齢の若い人ほど苦労が多くなるでしょうし、パートナーとの年齢差を埋めるための努力が必要になるでしょう。


3歳差以内のパートナーが最も求められる

次に年齢差のあるカップルについて見ていきましょう。

社会心理学や進化心理学の分野における数々の研究結果が示すのは、一般的に、男性は20代半ば~30代前半までの年代の女性に恋愛感情を抱きやすいということです。

また、あらゆる文化圏で、男性は約3歳年下のパートナーを求める傾向があると報告されており、男性が求める年齢差の平均値は約2~4歳となっています。

例外は10代の男性で、思春期の男性は年上の女性に惹かれる傾向があります。逆に、女性は約3歳年上の男性パートナーを求める傾向があります。

つまり、だいたい二人の年齢が3歳差くらいまでであれば、年齢差における問題がそこまで大きくならないと考えてよいでしょう。

少し異なるのは、男性の場合は女性に対する好みの年齢がほぼ固定されているということです。

なので、彼らは年齢を重ねるにつれて、一般的には自分よりもますます若い女性パートナーを求めるようになります。


年上になるのは男性のパートナーが多い

最初に説明した通り、最も多いカップルは同年齢のカップルですが、次に多くなるのは男性が年上で女性が年下のカップルです。

しかし、それでも二人の年齢差は小さければ小さいほど付き合いやすくなります。

ただし、これは長期的に付き合うパートナーを求める場合の心理で、短期的な付き合いの場合は、男性でも女性でも最もモテるのは若い人です(この連載では短期的な恋愛の話はしませんが)。

まずはこれらが恋愛の基本原則となります。

つまり、片思いの相手で付き合うことが最も難しい組み合わせは、「年上の女性・年下の男性のカップル」なのです。

しかし、誰もが知っている通り、年齢だけが恋に落ちる理由ではありません。

ここからは年齢差のギャップを埋めつつ、逆に年齢差を武器にしていくためのアピール方法について解説していきます。

まずは年上の相手に対するアピール方法から説明していきます。


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年上にアピールするためのテクニックその1


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