異性にモテるようになる意外すぎる能力が見つかった
異性にモテるコツ
「異性モテるコツとはなにか?」という話を今回はします。
異性にモテたり好きな人との距離を縮める心理学的な方法論というのはすでにいくつか紹介してきましたが、今回は「人間の持っている、ある能力でモテる度合いが変わるのではないか?」という疑問に焦点を当てた恋愛心理学研究を紹介します。
優しい人はモテると言われますが、その優しさをどう出すか、あるいはどのようなことが「優しい」に分類されるのかが肝心な部分ですよね。
この研究を読むことで、優しさの具体的な正体がわかってくると思います。
優しさの正体とは?
実は、私たちが感じる優しさの正体とは「気づき」であり、そこから連想される「解決力」です。
まず相手の状態に気づくことで私たちは相手のことを思いやれるようになります。相手の立場や心情をある程度理解できてないと優しいことはできないのです。
ビジネス本や自己啓発本でよく「相手の立場になって考えよう」とアドバイスされるのはこのためです。相手を思いやることが、人間関係構築の第一歩だからです。
相手の立場を知る方法
しかし、相手の立場や心情が自分なりに理解できても、相手は自分とは違う感覚かもしれません。
というのも誰にも得手不得手なものがあるように、好き嫌いも個別にあるからです。つまり、物事に対する感情が人によってそれぞれ違うのですね。
ですから「相手の立場になって考える」とは「自分が相手の立場だったらどう感じるか?」と「相手の情報を知った上で、自分とは違うその相手ならどう感じるか?」の2パターンがあります。後者の思考をするには想像力と知識や経験が必要です。
相手の立ち場を理解する能力と相手の心情を理解する能力があって初めて、解決する能力に結びつきます。
これは何も相手が困っていたり悩んでいるときに限らず、相手の挙動や言動に対して的確な返答(相手が喜ぶような返答や求めているような返答)を返すためにも必要なことです。
そこで、マインドフルネスの登場というわけです。
マインドフルネスで人気者になれる
オーストラリアにあるクイーンズランド大学心理学部のフィリップ・ヤンツ、ラトローブ大学心理学と公衆衛生学部のクリストファー・A・ペッピング、W・キム・ハルフォード博士らの2015年の研究で、90人の学生(男女45人ずつ)を対象にマインドフルネス傾向と異性にモテる割合を調べてみました。
マインドフルネス傾向というのは、日常的にどれだけマインドフルな状態を保てられるかを計った数値です。
目の前の作業に対して「善悪の判断をせずに」集中力を保つ状態をマインドフルな状態と呼びますが、学生たちがその状態をどれだけ維持し続けることができるかを計ってみたのですね。
そうして実験では、まずテストで参加者全員のマインドフルネス傾向がチェックされました。
そのあとで参加者たちに顔を合わせて少しお話しするお見合いパーティをしてもらい、相手の「魅力度」を採点してもらったのです。
このお見合いパーティでは、一人当たり1回3分のセッションを9回ずつ繰り返してもらい、異性全員と何度か会話する状況を作りました。街コンのようなものですね。
そして、その実験で出た結果を見てみると、なんとマインドフルネス度が高い男性ほどモテる!ということがわかったのです。
ルックスは関係ない
このときルックス(外見や肉体の魅力度)の要素は調整されていたので、結論として、見た目の良し悪しに関わらず、マインドフルネスな男性は女性にモテるのだということがわかったのです。
しかし、悲しいかな、女性の場合はマインドフルネス度が高くても特に男性からモテるわけではないということもわかりました。
研究を詳しく見てみると、男性は女性のマインドフルネス度には無関心であり、見た目がいい女性を「魅力的だ!」と採点する傾向がありました。
男性が女性を見た目で判断する傾向があるというのは世間でもよく言われていることですが、心理学的にも認められている現象なんですね。身も蓋もない話になりますが。
しかし、女性には男性にはない「笑顔」というとっておきの武器がありますので、よかったら下記の記事を参考にしてみてください。
→元記事はこちら:https://kruchoro.com/post-2134/
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