【デザイナー・イラストレーター】30までに得意と言えることが無いと詰むって話

前回の記事から1年ですね。

ふと盆休みに思ったこと、考えさせられたことをつらつら書きたいと思います。
あくまでもデザイナー・イラストレーターとしての経験の上でお話したいと思います。そしてこれはフリーランス・社員問わずのお話です。

30までに経験ない人を採用するのは難しい

よく未経験でその業界に入るのは30までって言われてたりしますが、昔の自分も

「やる気があればなんでもできる」
「身につければよかろう」


とか思っている時期もありました。
ですが、率直に言って厳しいです。(無理とは言わない)
ではなぜ厳しいか
周りの(早い人は高校生くらいから)経験と実績を積んで来ている人と比べて、明らかに経験も無いとわかる人の相手をするだけ無駄
だからです。
特にイラストレーター・デザイナーの場合は作品が無いと話になりませんし、
採用を担当している相手は経験を積んできているプロです。
なので、わかってしまうんですよね。

「あーこの人経験値少ないな」
そして
「今後伸びるとしてもこのくらいかな」
「通用するのはこのくらいのユーザー層かな」


みたいなことが・・・

実績=信用、人は信用で成り立っている

そして実績の部分はこれです。若いうちから知ってる人って信用できるんですよね。それは社内であろうが外部であろうが・・・その人がどういう風に仕事で育ってきたか、どういうふうに上手く立ち回れるようになったかを
判断するのは実績です。
転職の時しっかりとした実績があれば、フリーランスで仕事を請け負う時
しっかりとした実績があれば=信用しやすい・されやすい

そこで出てくる疑問
「30から始めても信用されるんじゃない?」
なんですが、先も言った通りもっと若い頃にデザイナー・イラストレーターの経験積んだ人ってその仕事のやり方をわかってるし
若い頃に鍛えられているので、やり取りの中でへこたれないっていうのがわかってしまうのです。
デザイナー・イラストレーターって割とありえない要望とか、理不尽な修正対応、緊急の対応、他人とのやりとり他多数が信じられないほどあります。

それを30から実績が無い人がいきなりその対応に迫られた場合、とてもじゃないが対応してくれると信じられないのです。
なぜってその業界で信用を積み重ねてないから
個人間のやりとりはしっかりやってきた人ならそれは信用されるんじゃないの?
答えは「わからない」です。
企業と個人相手だとやり取りも違います。プロジェクトの大きさ、スケジュール、関わってる人の数が個人とは違うので、個人間のやり取りとは判断の仕方や進め方が違います。

個人間のやりとりだと最近はskebとかあったりしてこれは相手から修正依頼をされなかったり、プロの方では個人依頼を拒否している方も多くいらっしゃいます。また個人間の請負されてる中でどの程度の修正ややり取りがされていたかが未知というのもあります。
そういう面も含め個人間の実績は判断しづらく
「それを実績としてはわからない=信用には至らない」
というのが答えになります。

でも打開できる!・・・かも・・・?

じゃあこれを打開できるのかって言えば
できる・・・かもしれません

会社員としてデザイナー・イラストレーターを目指す人
これは社内の同じ職種の方より秀でたものを提示する事が最善
且つその社内で今後活躍できる、その社内の穴を埋めるポジションをピンポイントで狙い、高クオリティのものを生み出せるということを証明することです。
例えば
1から深い世界観を作れる、それを絵に落とし込むことができるイラストレーター
息づくような動物がかけるイラストレーター
気持ちのいいアニメーションを作成できるデザイナー

なにか自身のバリューがあれば採用される可能性は高いです。

フリーランスとして仕事を取りたい人
これはSNSを活用すると良いでしょう。
例えば
毎日(毎週)絵やデザインを決まった時間に且つ一定以上のクオリティのモノを上げる
他の人が役に立つ様なデザインやイラストの豆知識
多くの方から
「この人は信用しうる人」
という印象をつけることで企業から声もかかるのではないかと考えます。
よく言われている継続というものですね

まとめ

30までに経験ない人を採用するのは難しいが難しいだけである
仕事は信用を得ること
信用を得るための行動をする

では今日はこのへんで!

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