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「こうありたい」と思える人に出会えたこと

昨年の秋、この恩師に会いに行った。卒業から半年しか経っていないのに、ものすごく久しぶりに会った感じ。

髪型が変わっただけで何だか別人のように見えてしまって、少し寂しくなった。でも、話し始めるとやっぱり先生のままだった。当たり前だけど。

大学生活のこととか、将来のこととか、色々な話をした。高校時代の私からすれば夢のような時間だ。分からない問題の質問や相談を口実にしないと話せなかったあの頃とは、もう違う。

こうやって久々に会ってお話して思ったのは、「この人は人生の節目に会いに行かなきゃいけない人だし、会いに行きたい人だ!」ってこと。大切な人すぎる。

そしてそれと同時に、彼女は、私が「こうありたい」と思う人でもある。

声も、仕草も、紡ぐ言葉も輝く知性も、隠しきれない品の良さも、芯が強いところも、優しくて穏やかなところも、怒る時はちゃんと怒るところも、たまに荒い言葉遣いが出るところも、お茶目なところも、ぜんぶが私の「こうありたい」と思う姿で、とっても魅力的な人なのだ。

卒業してから、そして歳を重ねるにつれて、「『こうありたい』と思える人にたった16歳で出会えたなんて、どんなに尊いことだろう」とより強く思うようになった。私は本当に幸せ者だ。

そして、私は高校時代から、この恩師と椎名林檎さんから同じときめきを感じている(急)。感覚的なものなのでずっとその原因を突き止められずにいたのだけれど、最近やっと気づいた。

母性だ。

私たち生徒を見守る恩師の目は、林檎さんがMステでBiSHのアイナを見ていたときの目と同じだった。目を細めて見守ってくれているあの感じ、間違いなく母性だ。陽だまりみたいなぽかぽかした安心感。

確かに、先程書いたような恩師の素敵ポイントを林檎さんも持っていたりするのだけれど、やっぱり何よりも母性が、私の中でこの2人をつなぎとめている。

あと、人の痛みが分かるところも。

痛みを乗り越えてきた人は、強い。さらに、それでいて、人の痛みが分かるから、優しい。強い人は優しいのだ。これも、2人に共通している気がする。

私も母性を持っていたい。強く優しくいたい。一緒にいると見守られている感じがして安心します、と後輩に言われるような人間でありたいし、人の痛みに寄り添える人間でありたい。

中身があるようでないような(?)メモでした、、😌

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