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「翻訳」にハマる、かもしれない

週1note - LIKE -に参加しています。好きなことやハマっているものをテーマに3週にわたって書いていく企画です。今好きなもの、昔から好きなもの、これから好きになりそうなもの、と3つ書くうち、今回はこれから好きになりそうなものの話。

週1noteに取り組み始めて3週間目。あっという間。
今回は「これから」好きになりそうなものの話。

やってみるとわかるけど、これって結構難しい。
全然筆も、頭の中も進まない。
これから感情が湧き出てくるんだろうなあ、なんて思いながらそのまま書き始めました。

「好き」の確信って、夢中になってから気づきそうですよね。
この辺は、週1noteメンバーで、「好き」が好きなやっちさんが深堀してくれそうだなあ。

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私がこれから好きになる予感がしているのは「翻訳」です。

私が思う翻訳とは、既に出来上がっている他人が生み出した文章や言葉、思想などを受け止め、新たに紡ぎなおすこと。単純に、例えば英語→日本語に翻訳するとしても、意味の通じるように言葉を並べるだけが翻訳ではないなあと、なんとなく思っています。

先週記事に書いたハリー・ポッターを読んでいて「なんなんですかこの表現は!」と思う語彙を見つける度に感動しました。(良い意味です)

例えば、ハリー・ポッターの世界の省庁に入るシーンの一文に

「ガードマンがいる」

とあります。※そっくりそのまま本文ではないです。
意味としては上記で十分通じるはず。
だけども、本文では

「ガード魔ンがいる」

と表記されています。

「ガードマン」
「ガード魔ン」

どちらが魔法界っぽいといえば、圧倒的に後者じゃないでしょうか・・!

言葉での表現力・・すごい!!と、気になって、原書を調べたんです。
そこに書いてあったのは

「security guard」

つまり、ガードマン、そのまんまの表記でした。

ということは、翻訳家の松岡佑子さん自らが、世界観を表現するために表記を選んで、ストーリーに落とし込んだってこと・・・

文章を書くものとしては、すごく感銘を受けました。日本語ならではの面白さかもしれないけれど、読者にとって、より臨場感が伝わるような表現を、デザイン的な面白さがあるよなとひしひしと感じて。

※ちなみにハリーポッターの中で人を表す単語の中の「ま」を「魔」に変えるっていうのは結構あります。

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中学生の頃、「翻訳は表現の仕事だ」と幼いながらに思ったことを思いだしました。英作文の授業で、自分だけが解釈できる英文を先生に見せて、全然理解してもらえなかった。私が翻訳したら、この英文は日本語として正しいのに!なんて思って。(文法がハチャメチャすぎたのかもしれないけど)

宣言通り、ハリー・ポッターの原書を買ったので、STAY HOME週間は私は翻訳読書にのめり込みそうです。その中で、もっと翻訳の面白さに気づくかもしれません。

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既に出来上がっている他人が生み出した文章や言葉、思想などを受け止め、新たに紡ぎなおすこと。

これは、言語間での言葉の変換だけでなく、同じ言語で、例えばインタビューをした時なんかも一緒だなとも思います。目の前の人が言った言葉を、さらに別の人に、正しく、温度感とか空気感が伝わるように言葉を選ぶこと。それだって翻訳だよな、なんて。

いろんな文章を読んで、言葉の音を聞いて、いろんな表現を学びたい。
今回週1noteに参加した3週間でそんなことを思いました◎

おしまいっ!



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