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就活がつらいあなたに(就活うつ)


就活生にとって就活がなぜつらいのかを考えて、少しですが解決策を書きました。しかし、もし鬱っぽくなったら早めに家族や大学のカウンセラーを頼るべきです。以下、素人の文章です。

就活生が抱えるつらさは2つ

内定がない不安

周りの友人たちが次々と内定を手にしているにもかかわらず、自分は内定が無い。志望企業の選考で連続して不合格になった。エントリーシートや面接対策に多大な時間を費やしても、書類選考すら通過できない。
多くの就活生が感じる就職活動の辛さだと思います。

熱心に準備を重ねてきた望みの就職先から、次々と落選の通知を受けると、就職活動の辛さを強く感じるものです。連続で落ちて自信を失った上に、企業の募集終了が迫ってもう嫌になる。そもそもESが通らなければ、「自分には価値がない」と思ってしまう。

将来への不安

今までの自由な生活から一転、45年間の奴隷労働生活が待っていると考えてしまう。めちゃくちゃ就活頑張っても、そもそもその先に待っているのが週五日、45年間の労働と思ってしまうと、やる気が出なくなって辛くなります。なんでしたくもないことのために頑張ってるのか、意味が分からないと思ってしまいますよね。

内定が無い不安と将来への不安、この2つが私の考える就活生の抱える辛さです。
内定が無いことに関しては、周りと比べた相対的な不安だと思います。周りの就活生、友達がみんな内定を持っているのに自分だけないから怖いんです。
将来への不安に関しては、絶対的な不安です。自分の中のやりたいこと、自分の人生に対する解像度が低いことが原因です。

内定が無い不安(相対的な不安)の解決策

大量にエントリーして受けまくってください
これにつきます。そもそも企業が求める人物像は千差万別。活発でコミュ強学生を求める企業もあれば、分析力と冷静さを重視する企業もある。価値観、方針、経営状況を反映した結果、同じ企業でも年度によって求める人物像が結構変わります。相手が求める人材があなたじゃなかっただけ。単に企業の求める人材像がマッチしなかっただけの話です。落胆するのは意味ない。というかあなたを選ばなかった企業がセンスなかっただけ。

内定を勝ち取るためのポイント
いっぱいエントリーして面接までこぎつけたら、入社の強い意欲を示す。会社はあなたという人間を買いたい。でも買ってちゃんと働かなかったら嫌だから見極めているんです。面接官は採用ノルマを課されていて、入社を辞退されてはノルマ達成が困難になるから余計に厳しく見られます。

まず熱意を面接での言動や志望動機に込めないといけない。さらに、入社後に企業の利益につながる活躍ができるかどうかを盛り込むべきです。企業はビジネスとして将来的な利益獲得を目的にしている。だから、自分の強みを的確に分析して、具体的にどの業務でどのように企業に貢献できるかを示す。漠然とした PR ではなく、実際の業務名まで挙げ、その業務を自分が手掛けることで企業にどれほどの収益がもたらされるか説明してください。


将来への不安(絶対的な不安)の解決策

自分の中のやりたいこと、自分の人生に対する解像度が低いことが原因なので、まず再度自己分析してください。最強の自己分析のやり方についても別記事に書くのでぜひご覧ください。

この不安を抱えている人はよく自分の人生について考えているある意味賢い人だと思います。適当に生きてエスカレーターで大学に行ってそのまま適当に就職している人間には浮かばない悩みだからです。セネカの『生の短さについて』にも書かれていますが、何も考えずに周りに流されて就職する人間は自分の人生を生きていない。

人生の目標から、就職活動の本当の目的を逆算してください。例えば「自分の理想を叶えられる会社を見つける」、あるいは「社会に貢献できる場を獲得する」といった目標があれば、就職活動への意欲もわいてくるはずです。

考えた結果、もし本当に何もやりたいことがない、人生で何も成し遂げたいことがないという結論に達した場合、早急に家族、あるいはカウンセラーに相談してください。メンタルが危険です。

普通に就職浪人という手もありますし、日本は福祉が充実してて、最悪の場合でも生活保護というセーフティネットがあるので焦らずに。皆さんの就活が上手くいくことを祈っています。

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