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号泣会見で重なる日本の大泣き議員とNewJeansプロデューサーの影。”泣く”という感情に訴える行為は有効なのか。

こんにちは!今春はどう過ごしてますか?
先日HYBE vs  ADOR代表ミン・ヒジンさんの身内ゴタゴタニュースを取り上げた。ニュースの概要がよくわかるのでぜひ時間ある時に一読してほしい。

さぁ、あのHYBE内紛のニュースから数日たった。
最近韓国ではHYBEの子会社ADOR代表ミン・ヒジンさんの記者会見が話題を読んでいる。
放送禁止用語を繰り出すミン代表の記者会見パフォーマンスは「HYBEナンバー1のアーティストはミン・ヒジン」など一部で熱狂的な支持を集めているのだとか笑。
見たいという変わり者のためにフルバージョンを載せておく。

実際見てみるとなかなかの会見だ。言語がわからなくてもミン・ヒジンさんの口調の強さ、涙を流しながら訴えている様子は目を見張る。「くそオヤジどもが・・」といった暴言も飛び出している。
ここで注目してほしいのはミン・ヒジンさんの左右にいる弁護士たちだ。
ミン・ヒジンさんの発言(暴言)につい苦笑い。いや、失笑に近いのかもしれない。

このニュースを見て私はある人物の顔が頭に浮かんできた。
号泣しながら記者会見をした伝説的な議員、その名は野々村竜太郎氏。
彼の号泣会見は全国のお茶の間に失笑を届けた。
そして人間性と脆弱性を露わにした瞬間として、今なお語り継がれている。

今何度見ても色褪せない。後世に残し語り継いでいきたい。
自分もヘマして号泣記者会見をするはめにならないよう頑張ろうと思う。

ここで疑問に思うのはこういった”泣く”という行為で訴えかける会見は本当に有効的なのかという点である。
両者とも戦略的に感情を表に出したのではないと思うが視聴者に失笑を届け、ネットのおもちゃにされるくらいなら会見なんてやらない方がマシだろう。
今回の記事は「感情に訴える”泣く”という行為」について記事する。


【”泣く”という行為について】

突然だが、好きな「ゆる言語学ラジオ」というユーチューブ・ラジオチャンネルがある。知的なことをゆるく楽しく言語の話をするラジオで、パーソナリティーの堀本さん、水野さんの知識量と会話のテンポが面白く癖になる。
先日この「ゆる言語学ラジオ」で”泣く”ことについて動画を上げていた。
内容に一部要約して引用する。

男性が平安時代”泣く”という感情を出すことは「あなたのことを本気で思っている」というメッセージ性になった。
また「お気の毒に」という共感を呼び起こし助けになってあげたいという見方意識を煽る効果がある。
一方で室町鎌倉時代では、声をあげて泣くという行為はしない。
はたまた江戸時代では男女とも声をあげて泣いている。
つまり泣くという行為は普遍的な価値観ではなく時代と共に変わってきたということだ。

ゆる言語学ラジオ

なるほど・・・では現代で”泣く”という行為をどう捉えるのだろうか。
こういった言葉を一度は聞いたことあるのではないだろうか。

「厳しい世界で生き残るためには、感情を抑え、常に冷静でいる必要がある」

筆者

現代では”泣く”という行為は感情的すぎで冷静さを見失っているようなマイナスなイメージをもたらすのではないかと思う。
つまり野々村竜太郎氏もミン・ヒジンさんも平安時代、江戸時代ならモテモテだったわけだ。
時代における”泣く”という価値観を見誤ったと言えるだろう。

現代社会において泣くながらの会見はおすすめしない。恥をかくだけだ。
もし読者の方の中に会見をする機会があれば泣かない会見をすることをおすすめする。

感情を表に出すことは弱さなのか、それとも魅力なのか。
今後の世の中では”泣く”という行為の価値観がどう変わるのか。
今後も議論を呼ぶことだろう。注目していくと面白いかもしれない。


わたあめ 韓国WEBライター🇰🇷
韓国🇰🇷のK-pop、政治・経済、ビジネスニュースを中心にライター活動中!
🫧読書好き社会人3年目🗼
🫧TOPIK:3級保持(5級目指して勉強中)
🫧お仕事の依頼や書いてほしいトピックがあれば下記アドレスまで🧏🏻‍♂️  ML:miliiondreams515.gmail.com

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