藤木和子(弁護士・障害のある人の「きょうだい」・聞こえないきょうだいをもつSODAソーダ)
弁護士。全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会副会長、聞こえないきょうだいをもつSODAソ…
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法律がきょうだいを守ってくれる内容、自分を守る知識、家族との関わり方を選ぶための知識が得られた(伊丹きょうだい会の河村友紀さんからのご感想)
『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと 50 の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます』について、伊丹きょうだい会河村友紀さんにご感想をいただきました。どうもありがとうございます! 表紙と帯に、世間に埋もれて見えてこなかったきょうだいの悩みと苦労が一目瞭然 まず、蛍光グリーンの表紙にきょうだいの悩みがはっきりと書かれ、帯にはショッキングピンクで「私は一生、障害のある弟の世話をしなくてはいけないのですか?」と書いてある。世間に埋もれて見えてこなかったきょうだいの悩みと苦労
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きょうだいは進路選択(進学や就職)で思い悩むことが多いけれど、自分の意思や希望を尊重することを法律も後押していると明確な根拠が得られた(きょうだい会SHAMS滝島真優さんからのご感想)
『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと 50 の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます』について、きょうだい会SHAMSの滝島真優さんにご感想をいただきました。どうもありがとうございます! 私は、知的障害を伴う自閉症の弟の姉の立場のきょうだいです。本書を拝読し、真っ先に飛び込んできた感情は、"爽快感"と"安心感"でした。弁護士でありきょうだいのお立場である藤木さんだからこそ明快で、障害のあるきょうだいとのかかわり方について多様な思いを持つ、どのような立場のきょうだいに
やまゆり園事件からもうすぐ3年・・・今、考えていること。能力主義と優生思想、障害のある人生の先輩のもっとやれたくすぶり感と私きょうだい児のやりすぎた燃えかす感と
やまゆり園事件からもうすぐ3年・・・優生思想とは?やまゆり園事件も優生保護法による障害や病気のある人への強制不妊手術、現在進行形の障害のある人やその家族への偏見や生きづらさの根底にあるのは、”優れた者(能力、遺伝子)を保護、そうでない者を排除”するという”優生思想”(現時点での私の定義)。 なお、当時、国は”劣悪な遺伝を除去し、健全な社会を築くために優生保護法がある”(新編 高等学校 保健体育 教授資料 評価編 1969年 昭和44年)との考えのもと、手術の件数を増やすこと