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オリンピック閉会式の手話通訳・字幕~多様性と調和への挑戦と一人でも取り残される人を減らしたい~

家族・弁護士・手話通訳者という立場から

私は聞こえない弟と育った「聞こえる姉」です。現在は、弁護士・手話通訳者、聞こえないきょうだいをもつSODAソーダの会の代表として活動しています。弟とは手話で会話しています。

8月8日のオリンピック閉会式の手話通訳について、理事を務めるNPO法人インフォメーションギャップバスター(理事長:伊藤芳浩)の理事の立場で、手話推進議員連盟(代表世話人:永野裕子豊島区議)の方々と要望活動に関わらせていただきました。

そこで考えさせられたことを記録に残し、次につなげたいと考え、久しぶりにnoteを更新します。8月24日、9月5日にはパラリンピックの開閉会式があります。

約7000字の長文になってしまいました。。。最初は経緯を書きましたが、私が、読んでいただきたいのは、「5、誰にも見てもらえないことになってしまった会場の手話通訳者」、「7、多様性と調和はチョー難しい!!!」、「10、誰一人取り残さないもチョー難しい!!!」になります。

ですので、経緯にあまりご関心がない方は飛ばしていただければと思います。なお、オリパラ開催について、私は全面賛成・全面反対のいずれでもではないことを付記いたします。

1、オリンピック開会式の中継に手話通訳がない!しかし、無観客の会場スクリーンに手話通訳を発見!

7月23日のオリンピック開会式を家族と観ていましたが、テレビ中継には手話通訳がなく。しかし、無観客の会場スクリーンには手話通訳の映像があり・・・!!

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「何十年に一度の大舞台になぜ?」とまず疑問でした。私は家族、友人、知人とともに、オリンピックの多様性と調和の中で取り残された気持ちになりました。

カナダ、韓国、台湾ではテレビ中継に手話通訳があったそうですが、なぜ開催国の日本はそれをできなかったのでしょうか。

手話は、「障害者権利条約」や「障害者基本法」などで、法的に言語として認められています。「障害者差別禁止法」では行政や事業者などに対し「合理的配慮」を義務付けています。

なお、カナダはバンクーバーオリンピックの際は、先住民の少数言語8つを含む22か国語でテレビ中継しました。言語の尊重とショーの小道具化という表裏の課題はあるにしても、国際的な大舞台で自分たちの大切な言語の「存在」が認められるということは誇らしいことと私は思います。今回の東京オリンピックの開会式はそれと真逆の状況になってしまっていました。

2、Twitterなどでも相次ぐ手話通訳を求める意見!個人でもNHK、オリパラ委員会に要望!

TwitterでもNHKなどに要望を!となりました。

私個人もNHKには電話とインターネット上のフォームで、オリ・パラ組織委員会にはフォームで要望を出しました。自分の実名、家族、弁護士、手話通訳者という立場を明らかにし、少しでも、閉会式には手話通訳が付く方向への力になればとの思いでした。

3、NPO法人インフォメーションギャップバスターと手話議員推進連盟でも要望を検討

全日本ろうあ連盟が7月22日に開会式の中継に手話通訳を付けることを要望されていたことをホームページで知りました。この開会式のわずか2日前という差し迫った時期の【緊急要望】ただならぬ事情を感じました。

(緊急要望)東京2020オリンピック・パラリンピックにおける、きこえない・きこえにくい視聴者等への情報バリアフリー環境整備について(全日本ろうあ連盟ホームページへ。NHKからの回答、再要望、再回答なども掲載あり。

その後、理事をつとめるNPO法人インフォメーションギャップバスターでも、オリンピックという何十年に一度の大舞台における大問題であること、手話議員連盟の永野裕子豊島区議からもお声がけをいただいたことから、全日本ろうあ連盟さんの援護射撃の意味で、こちらも要望活動を行うことにしました。

なお、当NPO理事の中には連盟会員が数名おり、私も連盟の方々には優生保護法チームなどで日頃からお世話になっております。

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提出先は、内閣総理大臣・総務大臣・内閣官房長官・東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、東京オリ・パラ組織委員会、東京都、NHK、民放連です。要望書詳細へのリンクはこちら。

4、NHKからの回答その1~キャスター解説の手話通訳は?~

NHKからの回答は7月29日にありました。以下引用します。回答詳細へのリンクはこちら。
開会式での手話通訳につきましては視聴者の皆様からも様々なご意見をいただきました。オリンピックの閉会式及びパラリンピックの開閉会式では、会場の画面に映る手話通訳の方を撮影する専用カメラを用意するなどして、手話通訳を放送でもご覧いただけるよう検討を進めています。

しかし、「それでは、キャスターの解説などに手話通訳・字幕が付かない!」です。そこで、「キャスターの解説などにも手話通訳・字幕を!」と再要望を提出しました。再要望詳細はこちら。

5、誰にも見てもらえないことになってしまった会場の手話通訳者・・・

インターネット上で韓国は放送局が手話通訳者を手配したという情報がありました。そこで、↑上記の「キャスターの解説などへの手話通訳」を要望した時点で、NHK自身が手話通訳を手配することとなり、「無観客会場の手話通訳は誰にも見られることのない通訳」になることが予想されました。

それは、手話通訳に関わる者として心苦しいことでした。基本的に、手話通訳は伝える相手がいることが前提のものです。

私は、派遣元と予想される東京都手話通訳等派遣センターには、仕事上でお世話になっており、見学に行ったことがありますが、災害等の緊急の会見、緊急受診等により、誰がどこに通訳に行くかがドミノ倒しのようにガラッと変更される場合もあると伺いました。深夜待機、対応もあります。

実際に、このブログを書いた本日8月14日も大雨特別警報について、深夜3時から気象庁の緊急記者会見がありました。


弁護士も入ることのできない警察の取調べ、ろう者の方が臨終の際のきょうだいとの会話の通訳などのお話も伺い、家族・弁護士として感謝しています。その方々が「誰にも見てもらえない手話通訳」をせざるを得ない状況に対し、非常に複雑な思いがしました。

しかし、キャスターの解説への手話通訳は必要です。また、会場の手話通訳もコロナのため無観客になってしまいましたが、要望の成果です。

心の中で土下座するつもりで、要望書を出しました。

6、NHKと手話関係の番組、手話通訳、ろう通訳

この時点で、NHKが通訳手配される場合は、派遣センターではなく、NHKさんが日頃から依頼している方々に依頼されるだろうと予想しました。私自身がNHKさんの「ろうを生きる難聴を生きる」に出演させていただいた時にその方々にお世話になったからです。

また、「ろう通訳」(ろう者の手話通訳が手話を表現を行う、聴者のフィード通訳者・フィーダーと協働して行う形式の手話通訳)については、私もろう通訳の模擬通訳に弁護士役で参加したり、最近のEテレの番組で見かけることも増え、妄想では「オリンピックの大舞台でろう通訳が実現し、ろう者自身が自分たちの言語である手話をされたら、真の言語の尊重となり、とても素敵だな!」とほんの片隅にありました。ただ、要望したのはとにかく「手話通訳を」。まさか本当にろう通訳になるとは想像すらしていませんでした。

なお、ろう通訳も聴者のフィード通訳者(フィーダー)も大変高い技術が必要です。

7、NHKからの回答その2~Eテレでの手話中継なぜ!?、ろう通訳の発表!~

8月2日のNHKからの回答は「Eテレの中継で手話を付けます」でした。衝撃でした。中継を手話なし・手話あり2つ行うのでしょうか?多数の人が観る総合テレビには小さな手話ワイプを付けられない訳がありませんよね?手話はなぜEテレに「分離・隔離・排除」されるのか?

たしかに、手話番組はEテレですが、どんなに考えても理由がわかりませんでした。技術や予算的な理由も思いつくものがありませんでした。多くの疑問???を抱えながら、即座に「総合テレビに手話通訳を!」と要望を出しました。

追って、8月5日にNHKの番組表で「ろう通訳」が発表され、おそらく、Eテレは、小さなワイプ(見にくい・見えない)ではなく、手話が見やすく大きく映るのだろうなと想像しました。

ただ、単なる推測です。「分けられる」ことへの疑問・違和感は続きました。8月7日の緊急オンライン集会での私の発言です。

(6日のろう通訳による開会式の)ダイジェスト版は、ピクトグラムの再現など、手話通訳も凝った演出で、家族で楽しむことができた。閉会式では、Eテレでろう通訳。とても喜ばしいことだが、総合テレビとEテレで分けることには違和感がある。恐らく多くの人が総合テレビを視聴し、一部の人はEテレを視聴するということになる。家族と一緒にテレビを見るときに、どちらを見るのか。」

↑最後の一文には、Yahoo!ニュースでいろいろとコメントいただきましたが、家族で違うチャンネル見ろというのかい?という趣旨の比喩みたいなものですね(*_*;

わかりにくくて混乱招いたらスミマセン(*_*;

8、多様性と調和はチョー難しい!!!

ただ、私は、他障害からの観点では、中継画面、手話、(字幕はオンオフ可能)など、情報過多が負担や支障となる方もいることを存じ上げており、「分離・隔離・排除」ではなく、「合理的配慮・対・合理的配慮」の課題とも考えました。


(参考)難聴の方の意見(閉会式後)

「多様性と調和」は、言葉で言うのは簡単ですが、はっきり言って、チョー難しいです!!

ピクトグラムは、私は家族で一緒に楽しめましたが、ミエナイ・ミエルきょうだい・家族は一緒に楽しめません(副音声がありますが)。音楽については逆になります。

みんながハッピーなエクセレントな解などありません。

NHKの現場の方々も、私が書いているくらいのことはとっくの昔に考えておられて、悩んだ上での挑戦、選択・決断だと想像します。

ともかく、オリンピックの閉会式のテレビ中継に手話通訳が付いたのは大きな一歩です。8月5日の全日本ろうあ連盟の要望の報告とお礼には「県協会、市協会、多くの関係者からも要望を出され、大きな一石を投じることになりました」とあり、正に、全日本ろうあ連盟のご尽力、議員・有識者・関係者の方々の働きかけ、個人によるNHKへの直接の要望、Twitter等のオンラインでの意見など多くの動きが大きな一歩につながったと感じました。

ただ、開会式に手話通訳がなかったことについては・・・

こんな感じで私の頭も心も揺れました。

中継が2つに分かれることと、手話や字幕の見やすさのどちらを選ぶのかは究極のジレンマです。

Eテレであることを批判してしまいましたが、NHKの現場の方々、ろう通訳、聴者のフィード通訳者(フィーダー)の方々には、外野に影響されず、その日のベストを尽くしてほしい!、そうすれば、絶対に次のパラリンビックの開閉会式、次の2月の北京の冬季オリパラにもつながる!と信じ、閉会式を待ちました。

9、ついに閉会式当日!!

私の気持ちはこのツイートに尽きます。

Eテレでしたが、一般の方にも「手話の人」がTwitterでトレンド入りするなど、まずはろう通訳を見てもらえたことが良かったと思います(^^)/

10、誰一人取り残さないもチョー難しい!!!

これはツイートをいくつか載せておきます。

個人的には、みんながハッピーになれる解はなくても、取り残されて泣く人がいなくなるといいなと思います。

私も無力ですぐに解決できる訳ではないのですが、せめて、「気付いています!周りの人も気付いて!一緒に考えて!」だけは発信したいです。

それが、このプログを書いた一番の目的です。

弁護士が一角を担う司法は少数派のための最後の砦です。私は、キコエルきょうだいであるソーダ、障害児者のきょうだいとして、キコエルだけに、障害がないだけに、声を上げにくい、勇気を出して声を上げても相手にしてもらえない、取り残されてしまったような微妙な立場で育ち、生きてきました。

下記、ご参考までに、述べさせていただきたいと思います。

個人の発言は、その影響まで責任を伴いますが、それは個人が判断すべきもので自由なので、特に私からどうこう申し上げるつもりはありません。

この私の文章がどなたかへの批判や攻撃になってしまうことを危惧していますが、その意図は全くありません。ろう通訳も聴通訳も良い方向に行ってほしいという願いのみです。ただ、自分の発言はブーメランでかえってくるものですから、自分の発言には責任を持つつもりで書いています。

①ろう通訳と会場の聴通訳の比較について

写真等はインターネット上にあるので引用しませんが、一部、ろう通訳と会場の聴者通訳が重なって放映されました。会場通訳のお二人のお顔と通訳姿を拝見することができて私は嬉しかったのですが、会場通訳とろう通訳が比較される場面がありました。

私も、手話通訳者の一人として、技術的な比較は関心は大いにあります。今回は、ろう者の方々が求める通訳、クオリティを改めて感じ、勉強になりました。

しかし、英語でも、ネイティブの発音や表現と日本人のものを比較すること自体がナンセンスではないでしょうか・・・。例え、仮に、その日本人の英語歴が長く、ネイティブの方と非常に密接な関係があったり、家族であったとしても・・・。

また、手話通訳のレジスター(モード的なもの)は、いくつか切り替えがあります。たとえば、服装で言えば、会場通訳はスーツでしたが、ろう通訳はシャツでした。もし、会場通訳のお二人も、今回のろう通訳のような通訳をイメージしてという依頼があれば、同様とは言わずとも違った可能性があります。

5、で述べた、「誰からも見てもらえない手話通訳」という役割を担わざるを得なかったこと、(個人情報なのでここには書けませんが)会場の聴者の手話通訳者の方々の個人的な背景や日頃のご尽力を知っているだけに・・・。

また、何よりも!ですが、彼らが派遣元との関係上、個人として、自分の意思の表明等ができない状況だけに、私は心苦しい思いです。

テレビに出る以上は、聴通訳、ろう通訳問わず、さまざまな感想、意見や比較があることについては覚悟をもって出られているとは思いますし、感想、意見により改善されていくことはいいことだと思います。背景事情は画面からはなかなかわからないですが、さまざまな事情があるだろうことをできるだけ想像して、「良い方向」向けた感想、意見が望ましいと思います。

私は、個人的には、(言語への敬意をもって努力はしたいですが)私が頑張ってろう者並みの手話をめざすことはある意味で不可能で、ろう通訳と協働させていただいた方が、有意義だと考えています。さまざまな考え方や状況で違うと思いますが、基本的には得意な人が得意なことをするのがよいと割り切っています。

キコエルきょうだいのソーダとしてはキコエナイきょうだいとは互いのできることをして助け合っていきたいというのが根本にあるので・・・。個人的には、その方が聴通訳者の方も楽になる面もあるのではないかと思います(失礼でしたら申し訳ありません)。この意識は、世代差、個人差も大きいかと思います。

②分離・隔離・排除、主に子どもたちのこと

手話が見やすかった、うれしかったとしながら、中継のチャンネルが2つに分かれるのは悲しかったという感想も多くありました。正に究極のジレンマです。

また、このツイートは考えさせられました・・・。

大人の場合は、ろう者、難聴者等のキコエナイ当事者の方々は、自分にニーズが日本手話、声付きの対応手話、字幕、人工内耳で聴覚活用などだと認識した上で選択の余地があります。

しかし、子どもの場合は・・・(中には、字幕すら見せてもらえないキコエナイお子さんも・・・)。このツイートを読み、キコエナイお子さんへの影響はもちろん、そばにキコエルきょうだいもいれば、そのトラウマ的な影響は計り知れません。保護者の方が一生懸命なのも痛いほどわかりますし・・・。

また、家族全員が手話だ~!と盛り上がっている中で、ひとりで孤独な気持ちでいるキコエルきょうだいもいるかもしれません。

力不足でごめんね。もし、私に相談してくれることがあったら、どうしたらいいか一緒に考えていこうね。くらいしか、言えません。

一人でも取り残される人(特に、お子さん)が減りますように。皆さまからお知恵をいただきたくよいアイデアがあれば参考にいただけますとありがたいです・・・。


③音声・字幕・手話、その他どのニーズも尊重していきたい

聞こえないきょうだいをもつSODAソーダの会は、ろう者、難聴者等、さまざまなミュニケーション手段のニーズがあるキコエナイ当事者の方の「キコエルきょうだい(ソーダ)」(と、お子さんの場合は保護者)を主な対象にしていて、とにかく幅広くカバーをと考えています。

これまで手話の話をしてきて、いきなりですが、私の弟は、手話は普段から使っているわけではないので、字幕ユーザーです。

「手話がすごくよくわかるから字幕消した!」というツイートをいくつか見かけ、素晴らしさや嬉しさを感じました。しかし、他方で、揚げ足取りのようになってしまって恐縮なのですが、「字幕遅すぎ」「リアルタイムじゃない字幕なんかより」などに「・・・。」とデリカシーのなさを感じた字幕ユーザーの方もいました。

比較というものは多くの場合において罪なものですね。単純にうれしく、悪気はなくても何かをほめると何かをけなすことになり・・・。

細かすぎ、考えすぎという意見もあるかもしれません。しかし、少なくとも私にとっては、仮にも、省庁のヒアリングやメディアに出て話す立場であれば、視野をできるだけ幅広く思考することは当然だと考えています。皆さまからもご意見をいただければ、できる限り反映できるように努めます。

11、パラリンピックの開閉会式、次の北京冬季オリパラへの期待を込めて

いろいろ、思うところを書いてしまいました・・・。

私なりに、できるだけ誰も取り残したくなく、傷付けたくなく、内容と言葉を選んだつもりでしたが、私の至らなさにより、傷付いたり、嫌な感情を持たれた方もいらっしゃると思います。本当にごめんなさい。

聞こえるお前が言うな!手話通訳者も試験に受かったばかりの新人のくせに!聴覚障害などの身体障害は軽くていいよね!こういう手話の話題で注目されていいよね!というご意見は以前もいただいたことがあります。ですから、既に想定した上であえて書いております。私には私の立場で、勇気をもって主張しなければならないことがあります。

でも、私が上記の方々と同じ立場、環境でしたら、全く同じように思っただろうと想像します。心から本当にごめんなさい。

ただ、もし、許してくださるのであれば、ご感想・ご意見などをこちらにくださいますようお願いいたします。

このチョー難しい!!!課題を次に向けて一緒に考えていただけるきっかけになれば、私がたたき台としてこの文章を書いた意味は十分にあります。

こちらのプロフィールで紹介しているお問い合わせにお願いいたします。

長文を最後までお読みくださり、誠にどうもありがとうございました。

「心身ともに元気じゃないと頑張れないよ」みたいなことを言われると、私にも心身を病む権利も頑張らない権利もあるわ!と思ってしまうひねくれ者の私ですが、、、。どうか皆様、暑い毎日、お身体もお心もいたわって、ご自分を大切してお過ごしくださいませ。

生きているからこうして悩めるわけですし!今日一日を大事に!

【緊急】アンケートのお願い(8月15日まで)

アンケートでは、2,445名のうち84%(2,059名)がEテレの手話通訳を良かったと回答、また、70.9%(1,738名)がNHK総合に手話通訳を希望されています。(回答は3分くらいです)⇒終了しました!!

8月27日追記:国会議員回り&アンケート結果(公開準備中)

8月24日のパラ開会式はEテレ&ろう通訳の方式でした。9月5日の閉会式も同様になりそうですね。閉会式も期待を込めて楽しみにしています。

当NPOと手話推進議連で各政党に国会議員回りをしましたが、まずは、オリンピックの開会式で手話通訳がなかったこと、字幕だけでなく手話も必要であるという課題を知っていただくことが大事だと感じました。今後の国民的行事におけるテレビ中継と手話通訳のあり方につながっていくとよいなと思います。非常に勉強になりました&もっと勉強しなければ・・・!

こちらは、本記事の内容をリライトして朝日新聞社の論座さんに掲載していただきました。この記事はどちらかという経緯を知ってほしい!という気持ちから書いたものですが、論座さんの方は内容に重点を当てて書かせていただきました。最後の写真に「チョー難しい」の元ネタの「チョー気持ちいい」の同じ年の北島康介さんの写真を入れていただいたのが嬉しかったです(^^)/この気持ちはうまく言えないけれど、私もガンバレ!!

そして、そして、ポイントをビシッとつかんだ、わかりやすい!!素敵なマンガ☆論座記事や本記事を参考にしてくださってとのことで、とても嬉しいです(^^)/超オススメ!!ぜひお読みください!!

9月6日追記:オリパラ終了!&たたみSODAさんの記事

たたみさんの記事は聞こえるきょうだいSODAとして共感&発見のある内容です。SODA&たたみさんの視点からの気付きや気配りなどのバランス感覚多くの方々に読んでいただきたいな~と思います。

オリパラ終了後、DAY1は以前から予定されていたオリパラ記者会見@都庁と原稿執筆でした。オリパラで終わらせない、正に!!です。

来年2022年2月には北京冬季オリパラです☆

では、ここまでお読みくださった方、本当に本当にどうもありがとうございました!! 



「きょうだい」がいつか辞書などにも載るコトバになりますように!!