何とも肝が据わっている、私の本音の声に驚く。

何かモヤっとする出来事が起きたときに、

それに対して自分の本音ではどう思っているのかを知ることが

状況をこれから改善したいのならば、
その一歩として、とても大事なことです。

そして、
本音を知るだけで心が楽になることはよくあります。

厄介なのは、
本音と思っていることが、
本当は本音ではないことも多々あるんですよね。

もう、１３年ほど前の話ですが、

私が一人目の息子を妊娠していることに気づいた日の話です。

当時、
ロンドンの荒れた地域に住んでいて、
毎日２回仕事の前と後にジム通いをしていました。

ジムでの運動が変に疲れてできないので、
自分で検査薬で確認しました。

それを全く知らない元夫は、
帰ってくるなり

「今日仕事辞めてきたから。」

元夫は真面目過ぎて我慢をため込みすぎていたので、
もう限界だったのでしょう。

私は、それを聞いた瞬間、

「今日のこのタイミングで面白いな」
と思いました。

でも、
それからいろんなマインドが出てくる出てくる。

・なんで私に相談しないんだよ
・彼はこれから結婚生活を送るつもりはあるのか
・なんて無責任なんだ

等など

でも、
本音は、

「今日のこのタイミングで面白いな」

だったんですよね。

「いや、何とかなるでしょ」
と思ったことなんて、

０．０００００００００１秒くらいの間にかき消されて、

ちゃんと心配している私の頭の声が
本音だと勘違いしていたのです。

私は最近まで自分のことを、

「人が真剣に考えるべきだと思っていることを、
大事だと思えない、
ふわふわした人だ。」

と思い込んでいて、

ムリに一生懸命に心配しようとしたり、
真剣になろうとしたりする癖がありました。

つまり、
悩んでいるふりをして、

「私はふわふわなんてしてないんだぞ。
ちゃんと物事がきちんと考えられるんだ。」

と、周りに証明したくて
無駄な動きをしていたんですね。

別に、誰もそんな目で見てないかもしれないのに
自意識過剰ですね。

この思い込みがあることがわかったので、
もう逆に開き直るようにしました。

そして

今となっては自分に対して、
ふわふわしていると言うよりも、
肝が据わっている人だと思えて、
とても好きです。

私たちは、
子どもの頃から、
本音をかき消して頭を働かせる癖があるので、

なかなか本音は見えてこないものです。

始めの頃は自分の本音に驚くこともありますが、

私たちの本音はとても個性にあふれていて、

自分で吹き出したくなるくらいに
面白かったりします。

とってもユニークな個性です。

みんなの個性が
もっと開花していけば
とても面白い世界になると思います。

Spiritual Anatomy®︎オフィシャルプラクティショナー。
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