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【米国株】週間マガジン

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米国株投資にかかわるマーケットやマクロのニュースを1週間を振り返る形でまとめ配信します。
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2024年8月の記事一覧

【米国株8/19~8/23】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株8/19~8/23】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

週足は高値・安値切り上げの上昇。今週は日足ではフィボナッチ78.6%を上回ってからは横ばい推移していました。7月16日最高値の一歩手前で待っている状況で、利益確定売りをこなしながら、どちらにエネルギーが放出されるか攻防中だ。ただ今の水準では出来高が薄いまま

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【米国株8/19~8/23まとめ】パウエルが利下げ示唆するハト発言、PMIが堅調、住宅販売が好調に向かう兆し

【米国株8/19~8/23まとめ】パウエルが利下げ示唆するハト発言、PMIが堅調、住宅販売が好調に向かう兆し

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

8/19(月)

デイリー総裁

最近の米経済データを受けてインフレは制御されており政策金利の調整を検討する時期に来ているとの確信を深めた

米経済は緊急を要する状態にはないとの認識だ

ブリンケン米国務長官

イスラエルのネタニヤフ首相はガザ停戦案を受け入れた

次の重要なステップはイスラム組織ハマスがイエスと言うこと

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【米国株8/12~8/16】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株8/12~8/16】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

今週は行き過ぎたリセッション懸念を払拭するように上昇をしました。上昇はおそらくショートカバーを巻き込んで反発しており、上昇した先は75日出来高加重移動平均線を上抜けて、8月1日の下落する前の水準まで戻っている。

7日出来高加重移動平均線が75日出来高加重

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【米国株8/12~8/16まとめ】PPI・CPI低下、インフレ期待も低下で利下げ期待相場

【米国株8/12~8/16まとめ】PPI・CPI低下、インフレ期待も低下で利下げ期待相場

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

8/12(月)

NY連銀調査、⭕インフレ期待⬇️、❌債務滞納予想⬆️

1年先インフレ期待 3%➡

⭕3年先インフレ期待 2.3%、0.6ポイント低下⬇️

統計が開始された2013年以降で最低となった

5年先インフレ期待 2.8%➡

❌消費者が向こう3カ月に債務の最低返済額を滞納すると予想する確率は平均で13.

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【米国株8/5~8/9まとめ】株式市場は不安定もISMサービスは予想上回り好調

【米国株8/5~8/9まとめ】株式市場は不安定もISMサービスは予想上回り好調

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

8/5(月)

日経平均が、1987年のブラックマンデー翌日を上回る下落幅で過去最大の下落⬇️

PMI改定値、総合⬇️サービス⬇️

ISMサービス、予想上振れ⬆️

グールズビー総裁

消費者の支払い延滞増加といった警戒すべき指標はあるが、経済成長は「かなり安定したレベル」で続いている

雇用の数字は予想よりも弱かっ

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【米国株7/29~8/2】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

【米国株7/29~8/2】S&P500・ナスダック100先物のチャート解説

前編はこちら。

後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物日足

今週の振り返り

今週は、高値・安値切り下げで3週連続の下落となった。8月1日(木)までは反発上昇できたが、そこから反落し、木曜日から金曜日にかけて出来高が増大し下落した。

先週末には「反発の上値となる目ぼしいポイントの候補は、右下に下がる上値のトレンドラインと、21日出

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【米国株7/29~8/2まとめ】リセッション入りの懸念で不透明感増大、金利低下加速

【米国株7/29~8/2まとめ】リセッション入りの懸念で不透明感増大、金利低下加速

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。

7/30(火)

JOLTS求人件数、予想上振れ⬆️

7/31(水)

ADP雇用統計、予想下振れ⬇️

四半期雇用コスト、予想下振れ⬇️

FOMC

金利据え置き(5.25~5.5%)

「2大責務の両面のリスクに留意する」との文言に変更された

パウエル議長

問題となるのは、データの全体像や変化する見通し、リス

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