転職活動の七不思議。1社選考通過すると続々と良い結果が届く

私は転職のプロとして仕事をしていますが、理屈だけではどうにも説明のつかないことがあります。プロとしてはきちんと説明できた方が本当は良いよなぁとは思いながらも、もはや経験則としか言いようがないんです。

転職活動には、波があります。

それまで数十社応募してもサッパリだったのが、初めて書類合格になったと思ったら立て続けに数社の書類合格が続いたり。

ようやく最終面接に進む企業が1社出てきたと思ったら、他の企業でもポンポンと内定が出たり。

そういったことは本当に数多くあります。

もし、理屈で説明しようとするならば、面接ならば良い結果が出て力が抜けて良いパフォーマンスが発揮できる好循環になったとか、書類選考なら応募書類をブラッシュアップしたとたんに合格が続いたとか、あり得そうな話です。

でも実際にはそんなことだけでは説明がつかないことが多くて、やはり経験則とでも言う他はないのです。

だから、転職活動をしている人は、もし今良い結果がなかなか得られないとしたら、良い波は必ず来ると信じて、コツコツと応募を続けていきましょう。大丈夫です、やることをやっていれば良い波は必ず来ます。

反対に、もし今良い結果が続いているとしたら。このノッているうちに気になる企業には追加応募してしまうことに加えて、お試し気分で面接に進むことなく、一段深く入社をリアルに想定し「もし内定になったら入社したいか、悩むとしたらどんなポイントか」を自問自答してみましょう。

余談ですが、転職エージェントとしては、ようやく1社内定になってくれたーと喜んでいたら、転職希望者から「実は他社エージェントの案件でも内定が急に出まして」と言われることはあるあるです。
良い結果は続くものだと心得て、1件の内定に浮かれていないで、転職希望者がよりよい選択肢の中からよりよい決断を下せるように、広い想定を持って転職活動を伴走していきたいものです。