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より良いキャリアにしたいなら、自分自身を深く知るしか道はない

いやもう今回伝えたいことは、タイトルがすべてです。

まずは「より良いキャリア」とは何か。

「転職に失敗したくない」
「出世して1000万稼ぎたい」
「大きな仕事を手掛けたい」

どれもその人にとっては「より良いキャリア」と言えるでしょう。年収や役職は、外から見てもわかりやすいですが、べつに絶対的な「良し」とされる基準はありません。

自分さえ満足できるならいいのです。
キャリアの良し悪しは、ただ自分が満足できるかどうかで決まるのです。


では、自分はいったい何に満足するのか。

これからはITエンジニアだと思ってキャリアチェンジしたAさん。でも実際にITエンジニアの仕事をしてみたら自分には向いていないことを痛感した。

こんな事例は数多くあります。この場合、細かさが求められる仕事内容が楽しくなかったとか、勉強し続けるのが苦痛に感じたとか。ともかく自分自身を満足させてくれるような仕事ではなかったということです。

では、どうしたら、自分自身を満足させるような仕事ができるのか。

これは試しにやって体感してみるよりほかありません。やってみないと、自分自身がどう感じるのかはなかなかわからないものです。
念のため補足しますが必ずしも「試しにやってみる=転職」とは限りません。


私の話をします。
数字分析やライティングが好きだからマーケターがいいかなと思ったものの、人の相談に乗っている時の方が、労力をかけたつもりがなくても感謝されるし自分も楽しいと気づきました。

いざ転職エージェントになってみると、転職希望者が内定を受諾するかどうかの決断に関わるのが一番やりがいがあると気付きました。一方で、キャリアや転職について、レクチャーすることも楽しいです。そのため、研修講師なんかもありかなぁと考えたりします。

あとは、子供が産まれたので、人生における仕事の優先順位も再考しています。こんなに子供と過ごす時間を大事にしたいと思うだなんて、子を持つ前はわかりませんでした。
私は男性ですが、私がフルタイム勤務ではなくなることも選択肢から外してはいません。

そうすると、いまの私にとっての「より良いキャリア」は、転職エージェントを続けるというよりも、転職相談を受けたり研修講師をしたりしつつ、働き方がある程度フレキシブル、となるのかもしれません。さらにここに収入面も加えて考える必要があります。

自分自身をより深く知り、その自分を満足させてあげるような選択をしていけば、きっとそれが自分なりの「より良いキャリア」になっていくものと信じています。

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