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自由を与えられたときの態度からキャリアの傾向が見える

・学校での成績が振るわなかったはずのアイツがグローバル有名企業に勤めている
・優等生だったはずのあの子は転職を繰り返してあまりうまくいってないらしい。

学歴や学力だけで、社会人としてのデキが決まらないことはよく知られたことですが、それではいったい何が道を分ける要素なのか?

私の近頃の結論では、それは自由を与えられたときの態度による差なんじゃないかと考えています。
大まかに3パターンに分けられます。

100%自分本位で自由にできる

自分が思うように行動できるタイプです。他人からの目だとかは一切考えません。他人がやらないことをやる傾向にあるので、うまく転べば別次元の成果を出すこともあります。行動量が多いので、経験値が高く、ビジネスでは成功しやすいです。悪く言えば、自分勝手で周囲を振り回します。

50%自分本位、50%他人本意

自分がやりたいことと、常識的な範囲内でのバランスをうまく取れるタイプです。多くの人はこれに当てはまりそうです。与えられた責任の範囲内で自分なりのこだわりをいかに反映させるかを考えます。ただ、他人の目を気にして自分の本領を発揮できないこともしばしばです。

100%他人本意で自由を求めない

他人のために自分を消費するタイプです。他者に尽くすとも言える一方で、自分がないとも言えます。自分が何をしたいかを考えるのは苦手で、自分に何をしてほしいかを他者に委ねます。


キャリア選択は自由そのものです。特に新卒時には子育てや介護などの制約もほぼないので、いっそう自由度が高いです。

いざ何をやってもいいよと自由を与えられた時にどんなアクションを起こすか。この態度によって道が分かれていくように思います。

一言付け足すなら、どのタイプが人間的に優れているとかいう話ではありません。また、どれか一つのタイプにはっきり分類できるわけではなくグラデーションがあります。

つまるところ、キャリアは自己満足だと思うので、別に本人さえよければ外野が口を出す話ではありません。
キャリアに良いも悪いもなくて、自己満足してるかどうかだけだというのが私の基本スタンスです。

ただもし、自分を変えていきたいなら、着手するポイントとして自由に対する態度を変えることから始めてみるのもアリじゃないか、と思います。

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