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京都のパン屋さん パティスリー・タツヒトサトイ

 古本まつりの会場である百万遍知恩寺は今出川通りを挟んで向かい側に京都大学があり、このあたりはアカデミックな雰囲気が漂う。少々変わったことをしても、交差点のど真ん中に炬燵を持ってきて寛ぐくらいのことをしなければ、「ああ、京大生がまたおかしいことしてはるわ〜」で終わってしまう。これを世間では「京大バイアス」という。京大バイアスがかかると、王将やサイゼリヤ でさえ、アカデミックな雰囲気を漂わせてしまう。今出川通りは別名京大バイアス通りとも呼ばれ、通り沿いのお店は軒並み、アカデミックを帯びる。それをオシャレと感じるか、むしろ、いなたさを感じてしまうかは人それぞれの感性による。

 そんなアカデミック京大バイアス通りにも、誰がどう見てもシャレとるやないかい、という店があり、その代表格が「パティスリー・タツヒトサトイ」ではないか。
 看板に筆記体で「Tatsuhito Satoi」と書いてあり、別にどうということない人名がこんなにもオシャレになるのかと感心する。Makoto Wakuiも筆記体で書いてみたらオシャレになるだろうか。
 パティスリーは菓子店のことを指すらしいが、タツヒトサトイはパンも売っている。パティスリーがパンを作るのは、例えば漫才師が落語をするとか、プロレスラーがPRIDEでヒョードルと戦うとか、そういうことだったりするんだろうか。いずれにせよ、一筋縄ではいかない二刀流であるに違いない。

 「パティスリー・タツヒトサトイ」の名物は「達人ロール」と書いてたつじんロール」。特製石窯で焼き上げた出来立てスポンジと乳風味豊かな生クリーム&カスタードクリーム!私の予想では「タツヒトサトイ」の「タツヒト」は「達人」と書くのではないか。こちらも、食べてみたいが、もちろん食パンを購入。五枚切りか六枚切りかを選べて、注文したらカットしてくれる。もっちり食感で甘味のある食パンである。

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もうオシャレや
パン屋さんマップ少しずつ濃くなってきた
甘味ある食パン
ロゴかっこええ。

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