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私の愛読書『妖怪アパートの幽雅な日常』

昨日と投稿できなかったー!!寝落ちました…

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今日は好きな本の話です。

本好きな父の影響か、インドアな性格からか、子どもの頃から本やマンガを読むのが大好きでした。

小学生の頃、アガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』に出会い、ミステリーにハマりました。そののちシャーロックホームズに沼り、シリーズ読破。
ワンピースに出会ったのもこの頃だったかな…人生のバイブル…


中学になる頃に京極夏彦、米澤穂信、畠中恵、森博嗣、乙一にハマり、妖怪とかミステリーを中心に読み漁っていました。今思うと変わったラインナップですが、京極夏彦は父の影響です。

中学では吹奏楽部をガッツリやっていたので、高校に上がる頃には本より漫画を読む方が増えました。疲れてる時は漫画の方が読みやすいんですよね。


そして、大学生の頃に出会った『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズ、これが私の心の支えでした。

悲しいことに、私がこの本に出会った時には、著者である香月日輪さんは亡くなっていました。
これ以上続くことがないと思うと、本当に残念でなりません。

この本の何がいいかと言われるとなかなか答えづらいです。全部好き。


妖怪と幽霊と人間が同居!?
稲葉夕士がひとり暮らしを始めたアパートには、人情味あふれる「クセ者」入居者ばかり!
二畳の板間と六畳の和室、
トイレ風呂共同まかない付きで二万五千円!
さあ、キミも一緒に住みこもう!
(公式ホームページより引用)


高校生が抱くさまざまな葛藤。苦しみ、悩みながら成長していく稲葉くん。それをさりげなく、厳しくもあたたかく支えて見守ってくれる大人たち。

自分が子供の頃に、こんな大人がいてくれたらなぁと思います。青春時代に青春という青春をしなかった身からすると、少しだけ稲葉くんが羨ましくもあります。

そして、大人からすれば慣れてしまったことだけど、人の感情や考えの違いで起こる出来事について稲葉くんが悩む姿を見ながら、
「人間って愚かで醜悪だ。けど、それでも辛いときに助けてくれる人がいる。間違ったとしても、より良くありたいという姿を愛おしいと思える」
そんな気持ちを抱く物語です。

好きなセリフがありすぎて、一つに絞れなかったので3つだけ!

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迷っても悩んでも 乗り越えようとあがく者には必ず救いの手が現れる
たとえそれで問題は解決しなかったとしても
もがくことで あがくことで 世界は広がっていくんだ

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悲しいことは悲しんでいいんだ
腹が立つことがあれば怒っていいんだ
そうしたところで どうにもならなくても
そうすることで 確実に俺の世界は広がっていくんだ…

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君の人生は長く、世界は果てしなく広い
肩の力を抜いていこう

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ストーリーを知ってからこのセリフを見たらグッとくるので、ぜひ読んでみてほしいです!

明日も世界を広げに行こう。

#わたしの本棚

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