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2年目PTが「調子に乗る」ことは悪い?

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は  

調子に乗ること

について書いていきたいと思います。

これは理学療法士あるあるだと思うのですが

臨床の自信が最もあるのって

2年目ぐらいの時だと思うんですよね。

なんでかっていうと

ある程度勉強をすると

自信が出てくるわけですが

2年目って勉強したてなんで

この自信が割と過剰になるんですよね。

youtubeでも

宮嶋さんと木城さんが話していました。

私もならないように努めましたが

結局のところ、臨床の自信が最も高かったのは

2年目の頃です。

なんなら今が1番自信がないです。

ただいろいろ考えたのですが

この「調子に乗る」って悪いことなんでしょうか?

これに関して

私の意見を書いていこうと思います。




まずなんで調子に乗るのかって言うと

その世界を少しだけ知っている状態で

その広さを知らないからです。

よくダニングクルーガー効果と呼ばれるものですが

能力や専門性の経験が低い人が

自己を過大評価する傾向にあることをいいます。

よくあるのは勉強し始めると

やっぱりある程度、

結果が出るので

その経験が自信に繋がるわけです。

そして3年目になり、治せない経験を積み重ねて

自信がどん底になるわけです。


人によっては

この調子に乗る時期を

馬鹿の山と表現してしまう場合もありますが

そんなにネガティブなことなのでしょうか?

私はそれは違うと思っています。


この「調子に乗る」時期というのは

勉強した人だけが得られる経験だから

です。

このダニングクルーガー効果を自分を戒める知識として

活用されている場合が多いのですが

そういうことではないと思うんですよね。

調子に乗るのは
勉強した人にしか得られない特権

だと思います。

逆にこの調子に乗った時期がない人は

私はあまり信用できません。

たぶんそんなに勉強してないので。


なので自信が過剰だった時期を

そんなに黒歴史扱いしなくても良いんじゃないかと思います。

ない人や経験が長くなってから調子に乗る人より

はるかに良いことです。




今日はこれで以上です。

もし2年目PTがこの記事を見ているのだとしたら

言ってあげたいのですが

ぜひ調子に乗ってください。

あなたは間違いなく勉強しています。



ここまで読んで頂きありがとうございました。


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