腰痛に対する特定の筋肉の活性化が活動制限、疼痛、仕事への参加、または再発に及ぼす影響:システマティックレビュー
こんにちは。理学療法士のこうやうです。
今回は
腰痛患者に対する筋アクティベーション
について書いていきたいと思います。
今回はシステマティックレビューの要約の翻訳ですので
よろしくお願いいたします。
それでは始めます。
背景
特異的筋活性化療法(SMA)は、腰痛(LBP)患者に一般的に用いられる治療法であるが、これまでのシステマティックレビューでは有効性にばらつきがある。これは、SMAアプローチの元の説明と一致しない適格基準を使用していることが原因である可能性がある。
目的
この研究の目的は、LBP患者の活動制限、疼痛、仕事参加または再発の改善に対するSMAの有効性を判断すること。
試験デザイン
システマティックレビュー
メソッド
2019年9月6日までに英語で発表されたランダム化比較試験(RCT)をコンピューターデータベースで検索した。適格性基準は、臨床的に関連性のあるすべてのRCTを組み入れ、定義が不十分または実施されたSMAの試験を除外するように選択した。活動制限、疼痛、就労参加または再発のアウトカムを抽出した。
業績
28件のRCTを本レビューに組み入れ、18件を高品質と評価した。GRADEの質評価では、SMAが運動、保存的医学的管理、集学的理学療法、プラセボ、アドバイス、最小限の介入よりも有効であるという質の低いエビデンスから高いエビデンスが明らかになった。
結論
このシステマティック・レビューは、元の臨床記述に従ってSMAの有効性を評価した初めてのレビューである。LBPの治療に対するSMAの有効性を支持する有意なエビデンスが得られた。有意な結果が示された場合、グループ間の差は、現代の定義と0.5以上の効果量に基づいて臨床的に重要な多くの比較で示された。臨床家は、LBP患者の治療成分としてSMAを検討する必要がある。
疑問点
どの筋肉を活性化させた介入なのかわからない。それがわかるまで臨床に使えない。
参考文献を読めばわかるんだろうが面倒くさい。
今回はこれで以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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