「健康にこだわる」ことの落とし穴
こんにちは。理学療法士のこうやうです。
今回は
健康にこだわる
ことについて書いていきたいと思います。
健康を意識することは
今後幸せに過ごすためにも非常に重要です。
そんな「健康」ですが
意識すればするほどいいものなのでしょうか。
私はあまりそうは思いません。
なぜそのように感じるのか
私なりに書かせていただきますので
よろしくお願いいたします。
それでは始めます。
健康にこだわることのデメリット
結論から言うと
健康にこだわることのデメリットは
心身的ストレスに弱くなる可能性が高いことです。
なぜそうなるのか
まず健康とはなんなのかから
触れていきましょう。
WHO憲章によると
健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。
と定義しています。
健康は身体測定の数値で確認できるものばかりではない
ということですね。
私たちはよくコレステロール値や尿酸値などで
比べがちですが
その数値が正常だから
健康というわけではないんですよ。
私たちは目先の数値を比べやすいから
それを基に健康をみていますが
健康は実は他の人とは比べられないものなのです。
じゃあ健康的な食事や運動は
意味がないかというとそうではありません。
なんなら継続してやった方がいいものです。
しかしここで理解していただきたいのは
健康はその方の捉え方次第で変わる
ということです。
例えば膝の痛みが出たとしましょう。
太っている患者であれば
自分の膝が痛い原因は案外わかりきっているので
痛みを受容できる寛容さがある
といえます。
では健康にこだわっている人はどうでしょう?
食事にも気を使い、運動習慣は欠かさず
あらゆることに気遣ってきました。
なのに痛みが出てしまった。
後者の方が圧倒的にダメージが大きいですよね。
健康にこだわると
悪い事が起きた時の耐性が低くなる時があるんですね。
よく健康にこだわって
「私はオーガニック以外食べると具合が悪くなります」
「コンビニの食品なんて身体に合いません」
なんていう人がいるわけですが
それは健康なのではなく
単純にストレス耐性が低いだけなんですよ。
つまり健康にこだわる続けると
ストレスを避けるようになり
ストレスへの耐性が弱くなり
結果的に健康から遠ざかってしまう場合があるのです。
捉え方次第
健康になるために理解しておくべきなのは
健康は捉え方次第
ということです。
例えば
お酒は間違いなく身体に悪いものではありますが
その人にとってとてつもない幸福感を
感じるものなのであれば
プラスの作用というのも働くと思います。
健康で重要なのは正しさではない
ということです。
健康はこうあるべきなんてものは存在しないんです。
人それぞれの形でいいんです。
ですから
正しい情報を絶対的にせずに
健康というのを実践していくのが重要だと思います。
本日はこれで以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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