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研究者と臨床家の違い

こんにちは。理学療法士のこうやうです。

今回は

研究者と臨床家の違い

について書いていきたいと思います。

研究者の方と飲ませていただく機会がありまして

そこで聞いたお話に非常に感銘を受けたので

記事にさせていただきます。

よろしくお願いいたします。

それでは始めます。



そもそも両者で

結構違う役割なのは

皆様がよく分かってらっしゃるとは思います。

ただまた違う視点で見ることもできると思っていて

研究者=クリエイター、臨床家=キーパー

と考えることもできます。

どういうことなのか

簡単に説明すると

研究者は新たな知見、視点を生み出す

臨床家は伝わってきた技術、知見を守り生かす

と言った感じです。

もっと難しくなってしまったかもしれませんね。

ただ私は現在臨床家として努力している中

このことを痛切に感じます。


臨床家としての努力とは何でしょうか。

やはり臨床技術の向上だと私は思います。

臨床技術の向上のために

セラピストは技術練習を繰り返したり

技術を習得するための勉強会にいったりします。

こういう存在は非常に重要で

今までの理学療法をさらに発展させたり

技術で後の世代を牽引したりするのは

欠かせません。


では研究者はどうなのでしょうか?

研究者は臨床家と違うマインドだと思うのが

常に新しいものを生み出そうとしている

ということです。

臨床家もそうだろと思われるかもしれませんが

臨床でそれをやるのは実際は難しいです。

勉強会で習いに行った技術も既存のものであったり

参考にするエビデンスも他者から発信されてるものだったり

するわけで

少なからず最先端とはいえないわけですね。

入谷式やボバースなど

臨床家が生み出したものはありますが

あんなことができるのは一握り中の一握りであり

現実的ではありません。

既存の情報の中で臨床をするわけではあるので

前述したキーパーとなるわけです。

やっぱり新しいものを生み出すという観点で見ると

研究者が圧倒的に有利なんです。


クリエイターもキーパーも

非常に重要な役割を担っています。

患者を直接的に救っているのは

臨床家で間違いないのですが

影響力が高いのは研究者です。

こういうところをちゃんと踏まえた上で

今後臨床家なのか、研究者なのか

選ぶのがいいと思います。


本日はこれで以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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