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DailyINPUT|取材・執筆・推敲 書く人の教科書

高橋広野です.本日はこちら.

本書を読むにあたって

約1年ほど前から,自分のサイトを立ち上げて,写真と文章を載せている.

好きな街の風景を探しあるき,自分のカメラで切り取り,言葉を添える.
そんな練習を日々,繰り返しているがなかなか言葉までは手が回っていないのが現状…

0.ライターとはなにか

編集者は,パッケージングを編集する → 誰が,何を,どう語るか.
ライターは,内容に価値を付加する → 情報の希少性,課題の鏡面性,構造の頑強性.

パッケージのおもしろさと、内容のおもしろさが重なったとき、コンテンツはその価値を最大化する。
ライターとは、「取材者」である。
そして取材者にとって原稿とは、「返事」である。
取材者であるわれわれは、「返事としてのコンテンツ」をつくっている。

1.すべては「読む」からはじまる

・一冊の本を読むように「世界」をひたすら読む.
・情報は,キャッチせずに「ジャッジ」する.
・多読より,乱読する.読むために,読む.

2.なにを訊き、どう聴くのか

・「聞く」と「聴く」と「訊く」.
・取材は「聴く」が7割,「訊く」が3割.
・質問力を鍛える「つなぎことば」

3.調べること、考えること

・「前取材」と「本取材」と「後取材」
・「わかりやすい文章」とは,「曇りのない文章」
・とにかく大量の資料で自由の範囲を拡張する
・動機 → 驚き → 理解 → 衝動
・取材は知的冒険である.

4.文章の基本構造

・ライターの機能は,翻訳機・拡声器・録音機.
・書くのではなく,翻訳する.
・ことばにとっての遠近法(論理構造から考える.)
・論理は,主張・理由・事実からなる.
・説得より,納得へ.
・起承転結から,起転承結へ

5.構成をどう考えるか

・構成力を鍛える絵本思考
・桃太郎を10枚の絵で説明する
・バスの行き先理論

6.原稿のスタイルを知る

・本の構成1.いかにして「体験」を設計するか
・本の構成2.各章は,どう設計されるべきか
・本の構成3.読後感を設計するために
・インタビュー原稿1.情報よりも「人」を描く
・インタビュー原稿2.話しことばの「わたし」を描く
・対談原稿.対談とインタビューの違い

7.原稿をつくる

・リズム・レトリック・ストーリー

8.推敲という名の取材

・推敲とは「自分への取材」である
・音読,異読,ペン読の3ステップ
・最強の読者を降臨させる

9.原稿を「書き上げる」ために

・プロフェッショナルの条件
・フィードバックもまた取材である
・原稿はどこで書き上がるのか

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