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人間関係を良くする秘訣は実はこんな簡単なことだった・・・

こんにちは。
今回のテーマは、人を動かす三原則です。
D・カーネギーの『人を動かす』を読んで、僕自身とっても勉強になったので、各パートに分けて、皆さんにも少しでもお伝えできればと思い書かせて頂きます!

読み終わって次の日にすぐにどれも実践できる内容でしたので、皆さんもこの三原則を使って人と接してみてもらえると嬉しいです。
僕はこれを実践してみて、今以上に人との関係値が良くなりました!

人を動かす三原則

① 批評も非難もしない。苦情も言わない。

当たり前のことじゃん!と思う方も多いかもしれません。しかし、これを実践できている人は自分も含めて周りの友人などでもいますか?そんな多くないんじゃないですかね?


ご飯や飲み会に行ったりすると、すぐ人の愚痴や小言を聞くことが多々あります。大事だと思っていても、なかなかこれを実践できている人はいないと思います。

そこで人を批判することの無益さ、デメリットについてお話していきたいと思います。

たしかに、人を非難することで自分の気持ちは収まるかもしれません。しかし相手は自分を正当化して、逆にこちらを恨むでしょう。

有名な話で、米大統領エーブラハム・リンカーンの話があります。
彼は、若いころ弁護士をしていました。当時、相手をあざ笑った詩や手紙を書き、新聞上に公開していましたのですが、これがもとになり一生涯彼に反感を持つようになったものも現れました。とうとうやりすぎて、最後には、やっつけた政治家から決闘を申し込まれるというとんでもない目に遭わされることになりました。
結局、決闘が始まろうとしたときに、双方の介添人が分け入り果し合いは預かりとなりましたが、この事件でさすがのリンカーンも肝を冷やしました。
これ以降リンカーンは人を非難することはなかったそうです。

このように、自分に対して不利益なことしか生まれないんですよね。

人の非難をすることはどんな人でもできます。その代わりに相手を理解するように努めてみて下さい。「どういうわけで相手がそんなことをしでかすに至ったか」、これを考えてみましょう。そうすれば同情、寛容、好意もおのずと生まれてきます。すべてを知れば、すべてを許せるようになります。
おすすめは決して悪口を言わずに、長所をほめることです。そしてこの考え方は、2つ目の法則にも生きてきます。

② 率直で誠実な評価を与えること


実は、人を動かす秘訣は一つしかありません。それは、『自ら動きたくなる気持ちを起こさせること』です。もちろん相手を脅すことで動かすこともできますが、これには常に好ましくない跳ね返りがつきものです。
そして自ら動きたくなる気持ちを起こさせるには、相手の欲しがっているものを与えるのが唯一の方法です。

じゃあ、相手の欲しがってるものって何でしょうか?
人の持つ欲求の多くは、食物、睡眠、性欲などで満たすことができます。しかし、人の欲求の中でなかなか満たされない欲求が1つあります。それは、『偉くなりたい』という欲求です。人は他人からほめられたい生き物なのです。
シュワッブというアメリカの実業家は「どんな地位の人でも、小言を言われて働くときよりも、褒められて働くときのほうが、仕事に熱がこもり、出来具合もよくなる。その例外に一度も出会ったことがない。」と断言しているそうです。

褒めればいいといってもお世辞ではいけません。心の底から感嘆することが必要です。お世辞は嘘であり口から出るもので、感嘆とは真実であり心から出るものです。

そして感嘆は誰からも喜ばれ、お世辞は誰からも嫌われます。人は大抵自分のことばかり考えて生きています。そこでしばらく自分のことを考えるのをやめて、他人のことを考えてみるのはどうでしょうか。他人の長所がわかれば、安っぽいお世辞など使わなくてよくなります。

他人の真価を認めようとすることは、非常に大切な心がけですが、ついつい疎かになりがちです。子供が学校からいい成績を持ち帰ったとき、はじめてケーキをうまく焼けたとき、励ましの言葉をなかなかかけてやろうとしません。子供にとって親が示してくれる関心や賞賛ほどうれしいものはありません。これは大人でも同様です。人間は例外なく
他人からの評価を受けたいと強く望んでいます。

思いやりから出る感謝の言葉をふりまきながら日々を過ごすこと、これが友を作り、人を動かす秘訣です。

③ 強い欲求を起こさせる


強い欲求を呼び起こすには相手の立場に身を置くことが必要です。2番目のトピックでもお伝えしましたが、人は自分の好きなものには興味を持ちますが、自分以外は興味を持ってはくれません。自分のことでいっぱいなのです。
そこで人を動かす方法は、その人の好むものを問題にし、それを手に入れる方法を教えてあげることです。そうすることで、人は自ら動きたくなるんですね。


例えば自分の息子にタバコを吸わせたくないと思ったら説教をしてはいけません。自分の希望を言うこともいけません。タバコを吸うものは野球選手になりたくてもなれず、100m走に勝ちたくても勝てないことを説明することなのです。
これを心得ていると誰でも意のままに動かすことができます。
ある父親が3歳の娘が朝ご飯を食べないことで悩んでいました。脅しても、すかしても全く効きません。どうすればいいか考えました。娘は母親の真似をすることが好きでした。母親の真似をすると大人の気分になれるからです。そこで娘に朝ご飯の支度を任せてみたところ、彼女は嬉しそうにしていたそうです。その朝、彼女は見事にご飯を平らげてしまいました。彼女は朝食に興味を持ち自尊心が満たされたのである。朝食を作ることで、自己主張の方法を発見したのです。

自己主張は人間の重要な欲求のひとつです。

そして、この心理は仕事に応用できるはずです。
何か素晴らしいアイディアが浮かんだ場合、そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむけることをしてみてはどうでしょうか。相手はそれを自分のものと思い込み、熱意をもって取り組んでくれるでしょう。

「人間の行動は心の中の欲求から生まれる。だから、人を動かす最善の方法は、まず相手の心の中にある強い欲求を起こさせることにある。商売においても、家庭学校においても、あるいは政治においても、人を動かそうとする者は、このことをよく覚えておく必要がある。これをやれる人は万人の支持を得ることに成功し、やれない人は1人の支持者を得ることにも失敗する」

人を動かす三原則、
①批評も非難もしない。苦情も言わない。
②率直で誠実な評価を与えること
③強い欲求を起こさせる

どれもすぐに明日から取り入れることができるものばかりです。
これを最後まで読んでくださった皆さんも実践してくださるととても嬉しいです!
周りの人との関わり方が大きく変わると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。文章構成などまだまだな部分が多いですが、投稿するごとに成長していけるように頑張りますので、今後ともよろしくお願いします。

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