見出し画像

会話を盛り上げる魔法の言葉とは?〜『超一流の雑談力』

お疲れ様です!

今回のテーマは「意味のない雑談から超一流の雑談へ」です。
安田正さんの『超一流の雑談力』を読んで、僕自身とっても勉強になったので全部で2回に分けて、皆さんに少しでもお伝えできればいいと思って書かせていただきます!

人と話をしているとき「次なに話せばいいんだろう…」や「会話が続かない…」と思っている方に少しでもお役に立てればうれしいです!
じゃあ実際に人はどんな話をすれば、あなたと話していたいと思ってくれるでしょうか。
この投稿を読んで、出会った人から「好き」と思ってもらえるような内容を皆さんに共有できたらと思います!
本日はそのポイントを4つ紹介します!

①人の評価は開始1分で決まる


皆さんは相手と出会い、話し始めたときに相手は自分に対する印象や評価をどのくらいの時間ですると思いますか?
おおむね評価は会話が始まって1分という研究結果が出ているそうです。「信頼できる」「信頼できない」「好き」「嫌い」が開始1分で決まってしまうそうなんです!
つまり、相手へのお願いごとがあるとき、食事に誘いたいとき、最初に良い印象を与えているかどうかで、そのあとの関係に響いてしまいます。

じゃあどのような順序を踏むといい印象を与えやすくなるのでしょうか?ここでぜひ取り入れていただきたいものは「自己開示」なんだそうです!つまり、「僕はこういう人間です。」と相手に伝えることです。具体的な方法は「自慢話をしない」「軽い失敗談を話す」のが良いんだそうです。

ですが失敗談にも注意が必要です。
「昨日も飲みすぎてしまって今日も二日酔いなんですよ(笑)」
「いつも遅刻ばかりで会社から怒られてるんですよ(笑)」
といったものは「この人大丈夫なのかな?」と思われるため話してはいけません。
あくまでも程よい気安さを生むくらいがいいんだそうです。

「そういえば私もこの前飲みすぎて家内にどやされました(笑)」
「学生の頃はサッカー部でやせていたのですが、今はこの通りウェイトアップしまして(笑)」
など、このような何気ないひと言で場の空気を良くしたり、会話をひろげるきっかけを作ることができるそうです。

自己開示だけでなくギャップを見せるのも良いそうです。「軽そうなのに、実はまじめ」
「細いのに、よく食べる」なども相手も魅力を感じてくれるそうです。ただし、「真面目そうなのに、中身はテキトウ」は絶対に見せてはいけないギャップです。

そして自己開示は30秒くらいが良いそうです。あくまで自分のことを知ってもらい、相手の警戒心を解くことが目的です。そのあとに相手に話をしてもらうことのほうが大切なんだそうです。

僕も自己開示を上手く使っていこうと思います。特に友達と食事に行くときは、最近の出来事に自分の考えを簡単に話すようにしています。そうすると相手もそれに反応をしてくれるので会話をひろげるきっかけを作ることができています。短くまとめ相手を惹きつけるような自己開示を身に付けていきたいです。

「序盤は自己開示で相手を惹きつける」これだけ覚えていってください!

②何を話題にすれば、盛り上がるのか?


実際に話すことがなく、内容の無い話をしてしまう人はとても多いんではないでしょうか?人はどのような話に興味をもつのか?
それは「Funny(笑い)」より「interesting(興味深い)」、「雑学」より「使える知識」なんだそうです!!!

「面白い話」というと、芸人さんのような「笑い話」をしなければいけないと思ってしまいます。しかし、「Funny(笑い)」だけが面白いではなく、「interesting(興味深い)」も「面白い話」になるんだそうです!無理に面白い話をせずとも、相手が「それ気になるなぁ、教えてほしいなぁ」と思う話をすれば雑談は盛り上がるんだそうです!

面白い話をすればその場は盛り上がりますが、あとで振り返ったときに「あの面白かった人…」という程度の印象しか残らないそうです。それよりも「そうなんだ!」と思わず食いついてしまうような記憶に残る話をした方が「○○を教えてくれた人」と強く印象に残るんだそうです!

例えば、10代〜70代で「お金をかけてよかったもの」って食費、旅行とあと一つ何か知ってますか?実は「靴」なんですよ。洋服って思う人多いですよね。靴は洋服と違って、流行り廃りが激しくなく、長く使えるから上位に来ているそうなんですよ。その他にも男女で順位も全く異なっていて・・・というようにしてみるのもいいかもしれません。

この手の話だけではなく、まだ世に知られていないイベントサービス、便利なグッズ、ひそかに話題のスポット、面白かった本や映画など幅広い人に対応できるようにネタを仕込んでおくと距離を縮めるきっかけを作ることができるそうです。

僕も最近はたくさんの話を手に入れるように心がけています。僕は朝起きたときや移動時間にネットニュースでいろんなジャンルを見て、面白そうなものをスマホのメモに簡単にまとめるようにしています。このような短時間で雑談のネタを見つけることができるので皆さんも一緒にやってみませんか?

「interesting(興味深い)、使える知識は相手を惹きつける」これだけ覚えていってください!

③思わず心を許してしまう聞き方


①②では話し方について紹介をしましたが、「聞き方」で距離を縮めることができるんだそうです。うなずき方や質問の仕方など、雑談を上手く広げるには、相手に対する「聞き方」も非常に大切なんだそうです。大まかな目安として、トータル自分2:相手8くらいの会話量を目指すといいんだそうです!

「なるほどですね!」「そうなんですね!」はよく耳にするリアクションだと思います。このあいづちは避けたほうがいいんだそうです。場合によっては、相手に不快感を与えてしまうそうなんです。トヨタのような大きな会社の役員と商談をするときに「なるほどですね」といった時点で、商談終了なんだそうです。相手からすると「そうなんですね」というのは本当に聞いているのか?と不信感を抱いてしまうんだそうです。

では具体的なあいづちとは何か?「自分はどう感じたか」を相手に伝えるには「さしすせそ」が大切なんだそうです。
「さ=さすがですね」
「し=知らなかったです」
「す=素敵ですね」
「せ=センスがいいですね」
「そ=それはすごいですね」

これにならう必要はありませんが「相手の話に価値がある」というリアクションをとることが大切なんだそうです。「この人はちゃんと話を聞いてくれてるなぁ」と相手に感じてもらうことがゴールになります。

そして会話をひろげるためには「連想」と「オウム返し」が必要になってくるんだそうです。
「そうですね」「なりほどですね」では会話をとめてしまいます。雑談を上手く広げていくコツは、連想ゲームのようにして会話をつないでいくことなんだそうです。

例えば
A「消費税の増税が先送りになりましたね」
B「そうですね。どっちみち10%になるのでしょうから、何か備えをしておかなければいけませんよね

など、ひと言加えて返すと、相手は「何か対策を考えているんですか?」と言葉を返しやすく、話が続いていきやすくなるんだそうです。

また、相手の話題がこちらの知らないものであったり、詳しくない分野だった場合は「オウム返し」をするのが良いんだそうです。

例えば
A「この前、マラソンの市民大会に出たんですよ。」
B「えっ、大会に出られたんですか、フルマラソンですか?」
といった感じだそうです。
「大会に出られたんですか?」まででも間違いではありませんが、オウム返しのポイントは質問形式で返すなどして、話が広がりそうな言葉を付け加えることなんだそうです!

オウム返しをすることで相手が詳細を話してくれたり、オウム返しをしている数秒の間に何か会話が広がるような質問を考えることができますため、使えるテクニックなんだそうです。

最後に相手が自然と語りだしてしまう魔法の言葉があるんだそうです。
それは「何か特別なことをされているんですか?」です。会話を広げる、相手に気持ちよくなってもらう魔法の言葉なんだそうです!

以前こんな体験がありました。
僕は妹の誕生日プレゼントを買いにデパートの化粧品売り場に行きました。商品を選びながら店員さんと簡単に話をしていると、ふと「お客様、失礼ですがきれいなお肌をされていますよね、何か特別なケアをされているんですか?」と聞かれたことがあります。

今思えばあの時の店員さんは「一流だったんだな」と思います。というのも僕は結構肌の手入れを行っていたのです。笑 よく見られるように肌の手入れだけは気を付けていたのです。店員さんは私のアピールポイントに気付き、仮にお世辞だとしても「肌の自慢をしたい」という欲求を刺激するひと言を言ってくれたのです。僕も単純ですから、そこからはもう店員さんのおすすめの商品を聞き、結果一番高いものを買ってしまいました。

大抵の店員さんは、マニュアルどおりの説明、つまり自分の話したいことだけを終始するので、客からはうざいものです。ところが店員さんは相手をきちんと相手を見て、状況を見て言葉を変えられるという雑談力がきちんと備わっていました。

自分が生活の中で頑張っていること、こだわっていることを褒められれば、誰だって嬉しいものですよね。そういう時に「何か特別なことをされているんですか?」というフレーズは相手の欲求を刺激してくれるんだそうです。

人は好きなことや長所を語るとき、人の表情は明るくなります。何かキーワードを発した時の相手の表情をよく見るようにした方がいいそうです。
また、身に付けているもの「スーツのラインがきれいでオシャレに気を使っていそうな人」、「他はそうでもないのに、時計だけ気合が入っている人」など、探せばいくらでもあるそうです。そうして個人的な話をしてもらうことで、人間関係の距離は一気に縮んでいくんだそうです。

僕は「連想」と「オウム返し」を意識したいと思います。まだ僕自身知識が不十分でいろんな人と会話をしても詳しく話せる自信があまりありません。そこで「連想」と「オウム返し」を使うことで、相手に話してもらえるように心がけていきたいと思います!

「ひと言付け加えて返答する」これだけ覚えていってください!

④「もりもりトレーニング」で食いつきたくなる話をする


日本人は話が面白くない、と言われるそうです。話が面白くない人の特徴は何かというと、「どうでもいい話をダラダラと話す」ということなんだそうです。これは日本人の真面目すぎるという性格もあるそうなんですが、「あった出来事を一から十まで正確に伝えようとすると、どうしても話はダラッとなってしまうんだそうです。

そんな人におすすめしたいのは「ちょっと話を盛る」ということなんだそうです。

例えば、「辛いラーメンを食べた話」をしたいときに
A「昨日食べた辛いラーメンがすごく辛かったんですよ。」
B「どのくらい辛かったの?」
A「もう見た目から地獄のように(ちょいもり)真っ赤なんですけど、さらにあんかけタイプになってて、これが食べ終わるまでずっと(ちょいもり)冷めないんですよ、戦場に赴く兵士の覚悟で、(ちょいもり)完食してきました(笑)」

このようにするとただ辛かったよりも、伝わりやすく、話も面白くなりますよね。ちょっと盛るということは、表現を大げさにすることなんだそうです。本当にあったことをベースに、それを着色するような表現を織り交ぜていくことで、話は面白くなっていくんだそうです。

「昨日行ったカフェに美人の店員がいた」
「昨日行ったカフェに、思わず二度見するくらいの美人店員がいた」

など、「おっ、ちょっとおもしろそうだな、聞いてみたいな」と思ってしまいますよね。

これは仕事の営業トークなどでも使えるそうです。
・先日、訪問先の会社で自社の電話機を導入してもらった。
といった話も、
・先日、営業先のとある会社の社長様に非常に驚かれまして、電話機のリースを弊社に変更していただくことができたんですよ。というのも、その会社が使われていたリース料より年間10万安くなるんですよ。『えっ、そんなに安くなるの⁉』と、感激されていたくらいです!

一流の人というのは、この盛りかげんが非常にうまく、決して嘘ではなく、事実をより魅力的に見せるようにしているんだそうです。

最近あった出来事にちょっと盛ってみる練習をするといいそうです。意外に面白い話になるんだそうです。

たしかに「ちょい盛り」は必要なんだと思いました。僕も話をダラダラ続けてしまうので、最近あった出来事をちょい盛りする練習をしています。友達と話すとき、営業先でトークになるように練習していきたいと思います。

「ちょい盛り」これだけ覚えていってください!

雑談のポイント
①人の評価は開始1分で決まる
②interesting(興味深い)、使える知識は相手を惹きつける
③ひと言付け加えて返答する
④ちょい盛り

最後まで読んでいただきありがとうございます。本を読んでたくさんの発見があり、アイディアが思いついちゃったので、今後もガンガン共有させてください!!笑

明日から実践できることばかりなので、一緒にやってみませんか?

今後もたくさんの本を読み、少しでも皆さんのためになりそうなことはお伝えしていきたいと思いますので、これからの投稿に少しでも期待していただけたら幸いです!

少しでも「ためになった!」と思ってくださった人は♡を押してくださると、今後の励みになります!

よろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?