プーチンの演説を解説する(日本の真の保守の心根を持ったプーチン)
プーチンは、何を言ってるのでしょう。
プーチンの演説は正しく日本や西側諸国に伝わっているのでしょうか?
何を言っているのか?
まず簡単に言いますと、保守の価値観と反グローバリズムと国家主権、自由、伝統を西側諸国から守るという内容になっています。
それから、母国語を話す人の権利を守るということを言っています。
ウラジーミル・プーチン大統領の2022年9月30日の演説を解説致します。
東京都市大学青山貞一の翻訳部分を『』で囲みます。
『そして、これはもちろん彼らの権利であり、国連憲章の第1条に謳われている、民族の平等な権利と自決の原則を直接語る、彼らの譲れない権利なのだ。』
住民投票結果を踏まえ、民族自決を守ると言っています。これは、民族の独立を守ろうとしない西側の揺さぶりでもあります。中国への牽制にも繋がります。なので、プーチンは真の保守主義者で反グローバリズムなのです。
『1991年、ベロビスカヤ・プシュチャで、一般市民の意思を聞くことなく、当時の党エリートの代表がソ連の崩壊を決定し、人々は一夜にして祖国から切り離されたことに気がついた。
これは、私たちの国家の結束を生きたまま引き裂き、分裂させ、国家の大惨事と化した。かつて革命の後、連邦共和国の国境が裏で切り刻まれたように、1991年に行われた国民投票で、ソ連の最後の指導者たちは、大多数の直接的な意思に反して、ただ事実を各国に示すだけで、この偉大な国を破壊してしまった。』
なんと!ソ連の崩壊は、国民投票さえも経ていなかったのかと思います。これは何かの揺り戻しがあってしかるべき話です。
『8年もの間、ドンバスの人々は大量虐殺、砲撃、封鎖にさらされ、ケルソンとザポリージャでは、ロシアとロシア人に対する憎悪を犯罪的に植え付けようとしている。
さて、国民投票の間、キーウ政権は学校の先生や選挙管理委員会の女性たちを報復で脅し、自分の意思を表明しに来た何百万人もの人々を威圧していた。しかし、ドンバス、ザポリージャ、ケルソンの壊れざる民衆は語っている。』
これは、日本にも西側諸国は、沈黙を貫いています。それどころか、逆に虐殺して、国民を脅しているのは、ロシアなんだと報道しています。
これは、ウクライナの仕業なのです。ウクライナ政権には、ナチズムが入り込んでいるので、本当にこれはあり得ることなのです。
『私たちはキーウ政権に対し、2014年に放った戦争、すべての敵対行為を直ちに停止し、交渉のテーブルに戻ることを求める。準備はできている。』
停戦すると述べています。
ロシア語を話す人々が元に戻り、ソ連の崩壊は、国民投票無しだったのです。
当時のロシアの混乱の中、国民投票無しで国境が決められ、その大元は、ウクライナ出身のスターリンがクリミア等はロシアでなくウクライナだと勝手にした経緯があります。
ロシアにその4州が戻って然るべく、その4州が併合された今、停戦するのは、当然の帰結です。
これで停戦しないのは、西側諸国の罪といえます。
『破壊された市や町、住宅、学校、病院、劇場、美術館を必ず再建し、工業企業や工場、インフラ、社会、年金、医療、教育システムを復旧・発展させる。
もちろん、セキュリティの向上にも努める。私たちは、新しい地域の市民が、ロシア全国民、国全体、すべての共和国、偉大なる祖国のすべての地区や地域の支持を感じることができるように、共に努力していく。』
これは、ロシアが破壊したのでしょうか?
それを復旧した上、発展させるとプーチンは言っています。
8年もの間、ロシア語を話すルガンスク、ドネツクの人々に銃口を向けて、砲撃を企てていたのは、同じロシア語を話すロシア人なんでしょうか?
それを日本の方々に問いたいと思います。
もちろん、半年間、ロシアの砲撃もあります。それは否定しません。でも、あっという間に東部は、占領しました。その占領地域に飛ぶ砲撃は主にどちらの砲撃でしょうか?
『同時に、西側諸国は、我々を攻撃し、彼らが常に夢見てきたようにロシアを弱体化させ崩壊させ、我々の国家を断片化し、我々の民族を互いに対立させ、貧困と絶滅に追いやるための新しいチャンスを探し続けてきたのである。世界にはこんなに大きな国があって、領土があって、天然資源があって、他人の命令では生きられない、生きられない人たちがいるということを、彼らはただ理解できないだけなのだ。
欧米は、ドルパワーと技術的独裁を犠牲にして世界に寄生し、本質的に世界を奪い、人類から真の貢ぎ物を集め、不労所得の主な源泉である覇権的家賃を引き出すことを可能にする新植民地システムを維持するためには、どんなことも凌駕するつもりだ。
この家賃を維持することが、彼らの重要な、純粋な、そして絶対的な利己的な動機なのだ。だから、完全な脱ソブリンが彼らの利益になるのだ。それゆえ、独立国家に対する攻撃、伝統的な価値観や文化に対する攻撃、自分たちがコントロールできない国際的な統合プロセス、新しい世界通貨や技術開発の中心を弱体化させようとする試みなどが行われている。』
これは、西側諸国のグローバル化を反対していて、日本も金融植民地みたいになっていますけど、ロシア諸地域を例えばGAFAみたいなものの餌食にされることは、断じて拒否することをプーチンは言っています。
継続的な家賃収入や不労所得をロシアから簒奪することは許さないと。
日本はもうやられています。日本にもプーチンのような政治家を求めます。
『彼らにとっては、すべての国が米国のために主権を放棄することが決定的に重要なのだ。』
このようなアメリカの企みに乗らないと言っています。
『ある国の支配層は自発的にそうすることに同意し改めて強調したいのは、「集団的西側」がロシアに対して行っているハイブリッド戦争の真の理由は、欲と自由な権力を維持しようとする意図であるということである。彼らは私たちが自由になることを望んでおらず、私たちを植民地と見なしたがっている。彼らが求めているのは、対等な協力ではなく、強奪である。彼らは、我々を自由な社会ではなく、魂のない奴隷の集団と見なしたがっている。』
西側は、欲と権力の植民地を拡大していて、ロシアの自由を迫害していて、私たちの自由を阻害していると言っています。
これらに関しては、日本人として、私は悔しい思いを持っていますが、魂のない奴隷は日本の社畜を表していて、日本は完成させられています。
日本のようになりたくないと要約するとプーチンは言っています。
とにかく反グローバリズムなのです。
前米国大統領だったら話があったのにと思います。
『西側諸国は免罪符を頼りにしており、何でもかんでも逃げ出す。実のところ、今まで逃げ回っていたのだ。戦略的安全保障協定はゴミ箱に捨てられ、最高政治レベルでの合意は見せかけとされた。NATOを東に拡大しないという確固とした約束は、かつての指導者がそれを信じていたのに、汚い見せかけに変わった。ミサイル防衛と中距離ミサイル条約は、突飛な口実で一方的に廃棄された。
各方面から聞こえてくるのは、「欧米はルールに基づいた秩序を守っている」という言葉だけだ。どこから来たのか? このルールを見た人は全くいないのか? 誰が交渉したのか? いいか、これはナンセンスだ! 完全に欺瞞だ!二重、三重の基準だ 単にバカのために設計されているのだ。
ロシアは千年王国、文明の国であり、そのような不正なインチキなルールで生きていくつもりはない。(拍手)』
確かに、確かに、NATOは、約束を踏みにじっています。ただ、ロシアも約束を日本に対して、相当破っています。
今がチャンスです。
千島樺太交換条約の時代にに戻りましょうとプーチンと交渉するのです。
プーチンは話を聴いてくれるでしょう。
ここから秀逸なので、長く引用します。
『「ならず者国家」「権威主義政権」といった誤ったレッテルはすでに貼られており、国や国家全体に烙印を押しているのであり、これは何も新しいことではない。西洋のエリートは、植民地主義者のままである。彼らは差別をし、人々を「第一階層」と「第二階層」に分けている。
私たちは、このような政治的ナショナリズムや人種差別を決して受け入れてないし、これからも受け入れることはないだろう。そして、今、世界中に広がっているロシア恐怖症は、人種差別でなければ何なのか。
西欧が、自分たちの文明、つまり新自由主義文化が世界の他の国々にとって疑いようのないモデルであると信じて疑わないのは、人種差別でないとしたら何だろう。「われわれと共にない者は、われわれに敵する」。不思議な響きさえする。
欧米のエリートでさえ、自分たちの歴史的犯罪の悔い改めを皆に転嫁し、自国や他国の国民に、自分たちがまったく関係ないこと、たとえば植民地支配の時代について謝罪するよう要求するのである。
西洋は中世に植民地政策を開始し、その後、世界的な奴隷貿易、アメリカでのインディアン部族の虐殺、インドやアフリカの略奪、イギリスとフランスによる中国との戦争、アヘン貿易のための開港を強要したことを思い起こすとよいだろう。彼らがやっていたのは、民族全体を麻薬におぼれさせ、土地や資源のために民族全体を意図的に絶滅させ、人間を獣として狩るという本末転倒なことだったのだ。これは、人間の本性、真理、自由、正義に反する。
そして私たちは、20世紀に反植民地運動を主導し、世界の多くの人々に発展の機会を与え、貧困と不平等を減らし、飢えと病気を克服したのがわが国であったことを誇りに思っている。
このような欧米のエリートたちが、何世紀にもわたってロシア恐怖症に陥り、怒りを露わにしてきた背景には、まさに植民地支配の際に、ロシアが自らを奪われることなく、ヨーロッパ人たちに相互利益のための貿易を強いたからだということを強調したいのである。』
秀逸でしょう?
プーチンは、我々の友といえる発想をします。
ただ、ロシアも欧米列強じゃなかったのか?との疑問が起きます。
プーチンは、まさに、日本人だったら良かったのにと先程も思ったように、日本人的な発想をして、あなた白人の欧米列強側じゃ無いの?ということを忘れさせてくださいます。
目を瞑って、日本語で聴いたら、保守の日本人ですか?と問いたくなります。
『結局、西側諸国は国家が滅んだ20世紀末にロシアの富を手に入れることに成功したのだ。当時は友人やパートナーと呼ばれていたが、実際は植民地として扱われ、さまざまなスキームで何兆円ものお金が吸い上げられた。私たちは皆、何もかも覚えていて、何も忘れてはいない。』
さすがは、プーチンです。惚れ惚れします。
日本は、まったく気付いておりません。
日本人は何もかも気付かず、何もかも覚えていません。
本当に本当に日本の政治家にほしいプーチンです。
次も秀逸中の秀逸!拡散大拡散希望です!
プーチンは、おそらく保守の日本人ではなかろうかと思ってしまいます。
長く添付します。
『欧米諸国は何世紀にもわたって、自分たちは他国に自由と民主主義の両方をもたらすと言い続けてきた。民主主義の代わりに抑圧と搾取、自由の代わりに奴隷と暴力である。一極集中の世界秩序全体は、本質的に反民主的で自由がなく、徹頭徹尾嘘であり偽善者である。
アメリカは世界で唯一、核兵器を2回使用し、日本の広島と長崎を壊滅させた国である。ちなみに、前例がある。
第二次世界大戦中、アメリカはイギリスとともに、ドレスデン、ハンブルク、ケルン、その他多くのドイツの都市を、軍事的必要性もないのに廃墟にしたことを思い出してほしい。そしてそれは、軍事的な必要性もなく、実証的に行われたのだ。目的はただ一つ、日本への原爆投下と同じように、自国と世界を威嚇することであった。
米国は、野蛮な「絨毯爆撃」、ナパームや化学兵器によって、韓国とベトナムの人々の記憶にひどい傷跡を残した。
今日に至るまで、ドイツ、日本、大韓民国などを占領し、対等な同盟国だと皮肉っている。聞け!どんな同盟なんだろう。これらの国の指導者がスパイされ、国家元首がオフィスだけでなく自宅まで盗聴されていることは全世界が知っている。本当に残念なことだ。それをする人も、奴隷のように黙ってこの野暮ったさを飲み込んでいる人も、恥ずかしくなる。
彼らは家臣に命令と無礼な、侮辱的な叫びをユーロ大西洋の連帯、生物兵器の開発、ウクライナを含む生きている人間の実験 - 高貴な医療研究を呼び出す。
彼らの破壊的な政策、戦争、略奪が、今日の移民流入の急増を引き起こしている。何百万人もの人々が窮乏に苦しみ、虐待を受け、何千人もの人々がヨーロッパに向かおうとして死んでいるのだ。
ウクライナからパンを輸出している。世界の最貧国の食料安全保障を確保する」という口実で、どこに向かっているのか。どこへ行くのか?すべてはヨーロッパの国々へ。そこでは、5%が世界の最貧国にしか行き渡らないのです。またしても、デマと完全な欺瞞である。
アメリカのエリートは、実はこの人たちの悲劇を利用して、ライバルを弱体化させ、国民国家を破壊しているのだ。これはヨーロッパにも当てはまることで、フランス、イタリア、スペインなど、何世紀もの歴史を持つ国々のアイデンティティに適用されます。
米国はロシアに対しますます多くの制裁を要求し、欧州の政治家の多くは従順にこれに同意している。米国は、EUにロシアのエネルギーやその他の資源を完全に遮断するよう働きかけることで、実質的に欧州を脱工業化し、欧州市場を乗っ取っていることを明確に理解している。
彼らは、欧州のエリートたちは、すべてを理解しているが、他人の利益になることを好むのだ。これはもはや下世話な話ではなく、彼らの民族に対する直接的な裏切りである。しかし、神は彼らと共にある、それは彼らのビジネスである。
だが、アングロサクソンは制裁だけでは飽き足らず、バルト海の底を走る国際ガス管「ノルドストリーム」の爆発を組織して妨害工作に乗り出し、欧州全体のエネルギーインフラを実際に破壊し始めたのだ--信じられないが、これは事実だ。その恩恵を受けるのは、誰にとっても当たり前のことだ。誰が得をしたかというと、もちろん、そうしてきた。
アメリカの独裁は、武力、拳法に基づくものだ。きれいに包まれていることもあれば、何も包まれていないこともあるが、本質は同じ、拳の力である。
それゆえ、世界各地に何百もの軍事基地を配備し、維持し、NATOを拡大し、AUKUSなどの新しい軍事同盟を形成しようとするのである。ワシントン、ソウル、東京の政治・軍事的な結びつきも積極的に進められている。真の戦略的主権を持ち、あるいはそれを目指して、欧米の覇権に挑戦できる国家は、すべて自動的に敵に分類される。
米国とNATOの軍事ドクトリンは、このような原則に基づいて作られており、完全な支配を求めるものである。西側のエリートは、同じ偽善的な方法で新植民地計画を提示し、平和的であるかのように装って、ある種の封じ込めについて語り、このようなずる賢い言葉は、ある戦略から別の戦略に移行するが、実際のところ、それはただ一つのこと-あらゆる発展の主権中心を弱体化させること-しか意味していない。
ロシア、中国、イランの封じ込めについては、すでに聞いている。アジア、中南米、アフリカ、中東、そして現在の米国のパートナーや同盟国も、その次だと考えている。
自分たちの意にそぐわないことがあると、ある銀行には別の銀行、ある会社には別の会社というように、同盟国に対しても制裁を加えることも知っている。実践の場であり、広げていくものだ。彼らは、最も近い隣人であるCIS諸国を含むすべての人をターゲットにしている。
同時に、西側諸国は明らかに、とっくに希望的観測に耽っている。こうして、ロシアへの制裁電撃戦を開始することで、再び全世界を自分たちの支配下に置くことができるようになると考えたのである。
しかし、このような明るい展望は、完全な政治マゾヒストと他の型破りな国際関係の称賛者を除いて、すべての人を興奮させるものではないことがわかった。ほとんどの国家は「王道を行く」ことを拒否し、代わりにロシアとの協力という賢明な道を選ぶ。
このような反抗的な態度は、明らかに西側諸国が予想していなかったことである。彼らは単にテンプレートに従って行動することに慣れ、恐喝、賄賂、脅迫によって、すべてを額面通りに受け取り、まるで過去に凍りついて硬直しているかのように、これらの方法が永遠に有効であると自分自身を納得させるのである。
このような自信は、自分たちの例外性という悪名高い概念だけでなく-確かに驚くほど単純ではあるが-西洋における真の「情報ハンガー」の直接的な発露でもある。真実は神話、幻想、偽物の海に溺れ、法外に攻撃的なプロパガンダを使い、ゲッペルスのように嘘をついた。
信じられないような嘘であればあるほど、人々はすぐにそれを信じてしまう-それが彼らのやり方であり、この原則に従っている。
しかし、人々は印刷されたドルやユーロで養うことはできない。その紙切れでは彼らを養うことはできないし、欧米のソーシャルネットワークのバーチャルな膨張した資本では、彼らの家を暖めることはできないのだ。
これらはすべて、私が言っている重要なことなのである。しかし、私が今言ったことも重要なことだ。紙では誰も養うことはできない。食糧が必要である。また、このように膨張した資本金では誰も暖めることはできない。エネルギー運搬船が必要なのだ。
そのため、ヨーロッパの政治家たちは、家庭で食べる量を減らし、入浴の回数を減らし、暖かい服装をするように同胞を説得しなければならない。そして、フェアな質問をし始める人たち。「実際、なぜそうなのか?」というと、すぐに敵、過激派、ラジカルと断定してしまう。ロシアに逆らって、「お前たちの悩みの種はロシアだ」と言うのです。また、嘘をつく。
この危機は、ウクライナやドンバスで特別軍事作戦を行うずっと以前から行われてきた政策の結果、まさに自分たちの責任で発生したのである。彼らは、不公平や不平等の問題を解決するつもりはないのです。他の使い慣れた処方箋を用意する恐れがある。
そしてここで、西洋が20世紀初頭の矛盾から第一次世界大戦を経て出現したことを思い起こすに値する。第二次世界大戦の結果、アメリカは世界恐慌を克服し、世界最大の経済大国となり、世界の基軸通貨としてドルの力を地球上に印象づけることができたのである。西側諸国は、最後に崩壊し、バラバラになったソ連の遺産と資源を流用することで、1980年代の危機をほぼ克服し、危機は悪化したのである。それが事実である。
今、矛盾のもつれから抜け出すためには、他人の富をさらに略奪し、その代償として穴を塞ぐために、主権的発展の道を選ぶロシアやその他の国家を、ぜひとも打ち砕く必要がある。もしそうならなければ、彼らはシステムを崩壊させ、すべてをそのせいにしようとするだろうし、最悪の場合、よく知られている「戦争がすべてを帳消しにする」という公式を使うことになるだろうと私は否定しない。
ロシアは国際社会における自らの責任を理解しており、このような熱血漢を正気に戻すためにあらゆる手段を講じるつもりである。
現在の新植民地主義モデルが長期的には破滅的であることは明らかである。でも、本当の主人は、最後までそれにしがみつくであろう。彼らは単に、同じ略奪とゆすりのシステムを継続する以外、世界に何も提供しないのだ。
要するに、何十億もの人々、人類のほとんどの人々が持つ、自由と正義、そして自分たちの未来を決めるという当然の権利に唾を吐いているのである。彼らは今、道徳、宗教、家庭を徹底的に否定する方向に進んでいる。』
すみません。長く引用しずきました。
演説が秀逸で、日本人の保守なんですか?え?日本人の保守?かと問いたくなり過ぎてです。
私自身が昔考えていたことを誰かがプーチンに伝えたのかな?と考えてしまいます。
もしかして??そうなのかな??と思う程です。
『繰り返すが、西側エリートの独裁は、西側諸国の国民を含むすべての社会に向けられている。みんなへの挑戦状だ。このような人間の完全否定、信仰と伝統的価値の破壊、自由の抑圧は、「宗教を逆手に取った」、つまり完全な悪魔崇拝の特徴を帯びているのだ。
イエス・キリストは山上の垂訓の中で、偽預言者を糾弾し、「その実によって、彼らを知るであろう」と言われた。そして、これらの毒の実は、わが国だけでなく、欧米の多くの人々を含むすべての国の人々にとって、すでに明白なことなのだ。』
悪魔とは、おそらくイラクを破壊したネオコンのことを言っています。
イラクが大量殺人破壊兵器を持っていることは、アメリカの嘘っぱちでした。
アメリカが用意した少女の証言も嘘でした。クウェートに一回も行ったことがない少女の証言で仕組まれたプロパガンダでした。
今回は、プロパガンダはあるのでしょうか?
イエスキリストの例もあり、プーチンは神側で、西側諸国は退廃した悪魔側と言いたいと思っているのでしょう。
プーチンは、本当の保守の保守で、伝統を守りたい人なのでしょう。
やはり、プーチンの言葉どおり、イエスキリストの山上の垂訓のどおり、その実によって世界は知ることになると思います。
『私たちは、ロシアが、私たちの民族が、私たちの言語が、私たちの文化が、歴史から消されることがないように、今日も戦っている。今日、私たちは社会全体の統合を必要としており、その統合は主権、自由、創造、正義に基づくものでなければならない。私たちの価値観は、人間性、慈悲、思いやりである。
そして、真の愛国者イワン・アレクサンドロヴィッチ・イリインの言葉で締めくくりたい。「もし私が祖国をロシアと考えるなら、それは私がロシアを愛し、考え、思考し、ロシア語で歌い、話すということであり、ロシア人の精神的強さを信じるということである。その精神は私の精神、その運命は私の運命、その苦しみは私の悲しみ、その栄華は私の喜び。」
この言葉の背景には、1000年以上にわたるロシア国家の歴史の中で、私たちの祖先が何世代にもわたって守ってきた、大きな精神的選択がある。今日、私たちドネツク、ルガンスク両人民共和国の市民とザポリージャ、ケルソン両州の住民は、この選択をしたのだ。彼らは、国民とともに、祖国とともに、その運命を生き、祖国とともに勝利することを選択したのだ』
これで終わっています。これが演説の最後の言葉です。
ロシアと日本を置き換えて読むと、涙が出るくらいです。
なんということでしょう!
プーチンは、我々と心を同じくする同志だったのです。
私は今まで知りませんでした。
プーチンが日本の心を持っていることに!
その事実を日本の保守の方々に知らせたいと思う程にです。
世界中で唯一本当にプーチンを理解してしまったと勘違いする程に、プーチンの考えを広めたいと思ってしまいます。
よろしければサポートお願い致します。サポート費は、クリエイターとしての活動に還元致します。ありがとうございます!