イモムシ、へんしん! 桃山鈴子さんの初めての絵本と原画展
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イモムシ、へんしん! 桃山鈴子さんの初めての絵本と原画展

工作舎

2022年4月25日、福音館書店さんから
『へんしん ─すがたをかえるイモムシ』が刊行されました。
イモムシ画家・桃山鈴子さんの初めての絵本です。
東京で開催された原画展の様子もお伝えします。

 

春の訪れとともに届いた絵本『へんしん』
企画のスタートから完成まで3年がかりだったそうです。
解説と監修は井上大成さん、ブックデザインは大島依提亜さん。
カバー帯には養老孟司先生が「なにしろまず見てください」と推薦の言葉をお寄せになっています。

 カバーはモンキチョウ。
カバーを外すとモンシロチョウが出てくるデザイン。
↓こうやって並べると、モンシロとモンキのハイブリッドになりますね♩

絵本に登場するのはモンシロチョウ、ナミアゲハ、ウラギンシジミの3種。
卵から孵化して、幼虫が脱皮を重ねて、蛹になって。
それぞれの食草である、菜の花、山椒、葛の描写にも注目です。
奇蹟のようなへんしんの時間を、桃山さんのレンズとペンを通して
じっくり心ゆくまで観察させてもらえる一冊です。

ギャラリーハウスMAYA原画展。ナミアゲハの成虫がお出迎え

刊行と同時に、東京・青山のギャラリーハウスMAYAさんで原画展も始まりました。MAYAさんでの個展は2020年に続いて2回目。
これまでイモムシ中心だった桃山さんの展覧会ですが、今回は成虫や蛹の存在感が高くなっています。

「幼虫の脱皮や蛹化、羽化シーンは写真に記録しないと描けないので、作画しながら5分タイマーをかけながら、つねに幼虫をチェックしていました。それでも目を離しているすきに脱皮しちゃっていたりして……」と桃山さん。

↑絵本の中でも圧巻のみひらきだったウラギンシジミの蛹の変化。
絵本と原画を見比べるのが楽しいですね。
 

『わたしはイモムシ』も一緒に並べていただきました。 

2021年に作品集『わたしはイモムシ』、2022年に『へんしん』。
桃山さん、このあとは?
「ありがたいことに、虫好きな方々とのご縁がつながって、また新たな虫の本の企画がスタートしそうです。この絵本も3年がかりでしたが、あせらずじっくり取り組んでいきます!」
世に虫好きの種は尽きまじ。楽しみです。

両手に蝶とイモムシの桃山鈴子さん。
The Viridi-anneとコラボしたお洋服はイモムシの頭部と脚の模様。
そしておなじみのオオムラサキの幼虫マスク。

『へんしん』原画展(2022年)
ギャラリーハウスMAYAさん 4/25〜5/7
静岡ひばりブックスさん  5/10〜5/29
京都メリーゴーランドさん 6/1〜6/25ごろ(日程まだ未定)
青山ブックセンター本店さん 7/20〜8/2
未来屋書店北戸田店さん 8/7〜8/21ごろ(日程まだ未定)
桃山鈴子さんのTwitterでも告知しますのでチェックしてみてくださいね。


福音館書店さんのWebマガジンの『へんしん』ページはこちら!


桃山鈴子さんのライフワークであるイモムシ画がぎっしり詰まった
工作舎刊行の作品集『わたしはイモムシ』も好評発売中です!
B5判変型上製 148頁(カラー128頁)
文章は英語併記なので外国のお友達にもどうぞ♩

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土星マークの出版社、工作舎です。創業は1971年、おかげさまで2021年に50周年を迎えます。サイエンス、アート、人文、文学などの書籍を刊行。丁寧な本づくりを心がけています。https://www.kousakusha.co.jp/