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工作舎の本ってどんな人に読まれているんだろう。どんな役に立っているんだろう。そこで、さまざまな分野の表現者や研究者の方に「あなたのお仕事と工作舎の本の関係について書いてください!…
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科学史研究者 鶴田想人さんが読む『植物と帝国』──わたしの仕事と工作舎の本#4
「わたしの仕事と工作舎の本」第4回は
科学史研究者の鶴田想人さんにご寄稿いただきました。
鶴田さんは、未知の世界を切り開き知の体系を構築してきた科学技術が
その一方、いかにして「無知」の領域をつくりだしてきたか
という観点から科学史を捉え直す研究をしています。
鶴田さんが挙げてくださったのはロンダ・シービンガー『植物と帝国』。
18世紀、カリブ海の植民地からヨーロッパに伝わった
ある植物の薬効──