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スキ!のなかから もっと お気に入りのものを見つけた時、 備忘録 メモ。
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2019年4月の記事一覧

人生を変えるとは、過去を愛する事。

「どんな人間でありたいか」 私は物心ついてからずっとこのことを自分に説いてきた気がする。その根底にあったのは、個性が強い自分が周りに受け入れられないことによって私に染み付いた、「自分には価値がない」という前提だった。だからこそ、この0の状態からどう自分を向上させれば良いのかと、いつでも周りを見まわして、そのヒントを探し、精一杯努力してきたのだと思う。創業して、出版という一つの夢が叶い、300名で埋め尽くされた恵比寿のガーデンルームで行われた出版記念講演会で、「今日この舞台に

それでも、まだ先のことはわからない

たまにこのノートを見つける人がいて、❤️がつく。 ここに書いたように、私がイラストレーターとして少しづつお金がもらえるようになったのは35くらいだった。遅いけど、私にとっては全然遅くない。 日本で無名の美大を出て。美術の職とか諦めていたので、普通に働いて。 旅行して。結婚して30で子供が生まれて。イタリアに移住して。 産後なのか、環境の変化のせいなのか落ち込んだりして(その辺もnoteに書いてるけど、掘るのが面倒なので、そのうち探します)。 で、収入のない辛さを味わ

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「ニシカワの日記」さん×高野一弥

タイトル: 『なんしか秘密』 「よーよー、ニシカワさんよ。ちょいと俺の相談に乗ってくれないかしら」 会社の休憩室でお弁当を広げてる彼女に、普段より若干小さめの声で話しかける。 「高野さん今日お昼一人?めずらしい。いいよ」 彼女がにっこり笑って頷いたのを確認したのち斜向かいの椅子を引いてどっかりと腰をかけた。 今、俺の向かいで涼し気な澄んだ眼をしている年上の彼女は、職場の後輩であり、俺の彼女、日暮優と「なかよしさん」でもある。 ニシカワさんはさくさく仕事をこな

『平成』の終わりに

どうも皆さん、未完です。 今日は『平成』についてのお話。 僕が生まれて、育った時代。自分の時代と言ってもいい。「平成」についてなにか書いておかねばとそう感じた。 沢山の人が「平成」を振り返っている。その中で一番目に止まり、心に残る言葉・フレーズは「戦争が無かった時代」というフレーズです。 つまり、『平成は平和な時代だった』ということだ。 この事は本当に誇っていいことだと思うし、「戦争が無かった時代」であるということを決して忘れてはならないと思う。 現在の世界情勢や

ふやしますか

「延期もあるかもね」 自民党の幹事長代行がネット番組で「10月の消費税増税延期もありえる」と、思わせぶりなことを言っていた。 「景気が落ち気味なので…」というらしい。ホントか?その幹事長代行は、首相に近い存在だから、親分の意に沿った意見なんだろうな。 ただ、なんか煮え切らない物言いが、逆にモヤっとさせる。何か言うときは、必ず逃げ道を作っておく、政治家ならでは言い回しに聞こえたけど… (よく、“原則的に” とか “今のところは” とか “事実上の” とか、意味不明な枕詞をつ

僕が早起きするためにやって、よかった施策ベスト10

おはようございます! ちょっと前に、「いろいろな施策を打ったら早起きが簡単になりました!」と書いたら、いろいろな人から、何の施策をやったか教えてほしい!と言われたので、まとめてみます。 なお、念の為ですが、僕は医者でもなく専門家でもないので、気になる人はいちいち調べたほうがいいと思います!また、人は、夜型の人もいれば朝型の人もいて、さらに人によって必要な睡眠時間も違うので、あくまで僕にあったよ、ということで参考程度にするといいと思います。 1位:同じ時間に起きる毎日を同

真のアーティストは出荷する

初代マッキントッシュを開発しているときに、開発の遅れに対し、スタッフに発破をかけるためスティーブ・ジョブズ氏が口にしたという有名な言葉がある。 「真のアーティストは、出荷する」(Real artists ship) これを聞いた開発陣は、いろいろなことを思ったはずである。 「そもそも俺たちは、芸術家じゃなくてエンジニアだぜ?」とか、「アーティストは出荷なんてしないだろ」とか。 しかし、Apple帝国において、ジョブズの発言は絶対的なパワーを持つ。 リアル・アーティス

19新卒デザイナーへの推薦図書5冊を選んだ理由。

今年の2月頃だったか、4月に入社する新卒デザイナー7名に向けて入社前に読んで欲しい参考図書を5冊選んで全員に渡してもらいました。 前提ですが、 ・弊社CAMは複数の事業領域と大小様々な多くのサービスを持つ事業会社 ・新卒デザイナーは美大生及び一般大学でデザインを専攻 ・私:デザイン組織のマネジメントとクリエイティブディレクションなど こんな感じ。 それぞれ学校でもデザインを学んできているわけですが、そんな彼ら彼女らに推薦図書を選ぶというのは難しくもあり、とても楽しいもので

センスとは「生き方の哲学」である

私は今、服のデザインを仕事にしています。一般的にファッションデザイナーというと専門学校を卒業したセンスのある人がやる仕事のような印象がありますが、私の場合はそうではありません。一般大学を卒業してアパレル企業に入ってからデザイナーになったという珍しいキャリアの持ち主です。私自身は入社後にまわりの人を観察したりファッションに関するいろいろな知識を得たりしながら自分なりの努力でセンスを磨いてきました。 そんな自分自身の経験から、「センスがいい」という言葉の使い方に、時折違和感を覚

つづきますか

新しいことに挑戦したが、三日坊主。 「根気が足りない」「意志が弱い」「性格のせい」と、自分のせいにする。悩み始めると負のスパイラルに落ちていく。自分にネガティブなレッテルを貼りそうになったら立ち止まってみる。 「それって、誰かに言われたか?」 実は、たいてい自分の思考が勝手に思い込んでいるだけ。結果に導くのは行動しかない。行動を続けようと強い意志を持とうとハードルをあげるから、毎度同じことを繰り返してしまう。 「行動できれば苦労しないよ」という声が聞こえてくる。 例

「高校生で世界一周」で得た大切なモノ。

2017年6月21日、僕は「高校生で世界一周」を宣言した。理由は色々ある。本当に色々。そんな色々が積み重なってウジャウジャと暴れ出して足掻いて悶えて耐えきれなくなったその時、 「そうだ、逃げよう。」 そう覚悟した結果が、あの宣言だった。 心からの叫びは多くの人に届くのだと知った。(当時フォロワー200人くらい) ・・・ そんな宣言から約9ヶ月間。本当に長い準備期間だった。人脈ゼロ経験ゼロ知識ゼロからのスタートだったけれど、その中で打開策を模索し続けた。舞い込んでくる

社会課題とビジネスの接点領域にある可能性について(SDGsやCSVの事例分析)

ビジネスの世界でも「社会課題」と向き合うことの大切さが強調されはじめています。 キーワードとして出てきているのは、SDGs,CSV,ソーシャルビジネスなど。 簡単な言葉の意味を整理しておきます。 SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標) CSV:Creating Shared Value (共通価値の創造) このようなキーワードが出てきている背景としては、企業に「社会課題」と向き合う視点が今まで以上に求められていると

【THE TEAM】×介護施設! #1「目標」

今回から、【THE TEAM】についてのnoteを書きたいと思います! きっかけは、「この本はやってるな〜」ってところから、 僕も、まんまと読んでみたんです。 そしたら、面白かったんですw ちょうど、僕のチームのアップデートをしようとしてたタイミングで、「どうしていこうかなあ」と悩んでいた時期でした。 まあ、単純にスキル・知識不足だったわけです。 本の中にも書いてある内容でもありますが、 読み進めながら、「これって、うちのチームにも使えるじゃん!」 っていうポイント

変わりたいけど変われないっていうのは

変われない理由があるから。 いや、実はそうじゃなくって 本当は 心の底では 今のままでいいと思っているから。 本当に変わる必要があるなら、そのために行動を起こすはず。でもそうしないのは、今のままである必要があって、その理由を自分で作っているから。変わることよりも、今のままでいることの方がメリットが大きいから。 やせたいけどお菓子を食べちゃう。 それはやせた自分でいることよりも、お菓子を食べることの方を必要としているから。今の体型でいることに本当は困っていないから。