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コンテンツプランナーって何する人? 田舎の一人プロダクションが取り組む仕事

企業様の情報発信を総合的にサポートするコンテンツプランナーの役割を担う機会が増えてきました。ライターやコピーライターとして15年以上活動してから、広報とマーケティングに関して改めて勉強し、現在の活動に至っています。


コンテンツプランナーの役割

企業が販売する商品・サービス、そして企業そのものにも言えることですが、ただそこに存在するだけでは、誰にも知ってもらうことができません。

どのような人に存在を知ってもらいたいか?
どのような内容の情報を発信すべきか?
どのようなタイミングで発信すべきか?
知ってもらいたい情報を届けるには、どのような手段を取るべきか?

上記のようなことを検討し、最も良いと考えられる情報発信の手段を選びだして実践する必要があります。フリーランスのコンテンツプランナーである私は、経営者様や広報担当者様が上記の点を検討する過程を、外部人材としてお手伝いしています。そして、情報発信の計画立案から実践まで、総合的にサポートします。

コンテンツプランナーが検討する情報伝達の方法とは

実際には、どのような情報伝達方法を検討するか、一部を紹介します。ここに紹介する方法以外にも、考えを柔軟にしながら、さまざまな方法に挑戦します。

WEB上のプル型媒体での情報伝達は当たり前すぎてライバルが多い

WEBサイトやSNS、ブログなどを活用してインターネット上で情報を伝える方法に急激に注目が集まっています。これらの方法は重要ではありますが、どの企業様も取り組んでいる当たり前の方法となりつつあります。
プル型のWEB媒体だけに頼りすぎず、ほかの手段も併せて検討する方法を、私は提案します。

プッシュ型媒体を適度に活用する

お客様が企業や商品の情報を検索して、たどり着いてくださるまで待つプル型媒体だけでなく、プッシュ型媒体も活用して、お客様に存在を思い出していただくことも大切です。プッシュ型のWEB媒体としては、LINE、メールマガジン、ニュースレターなどが考えられます。
ただ、プッシュ型の媒体で、あまりにもしつこく情報を伝えると、お客様をうんざりさせることがあるので、注意が必要です。

レコメンド機能がある媒体は大いに活用する

たとえばYoutubeやTiktokなどの動画サイトは、視聴者の好みに合わせた動画を選び出して、おすすめしてくれる機能があります。動画配信の際は、レコメンド機能の存在を意識することが重要でしょう。

また、Amazonや楽天市場にもレコメンド機能があります。企業様に電子書籍を発行してもらい、レコメンド機能を通して多くの人に、企業の存在を知ってもらうという方法も考えられます。
実は私自身も、自分で本を書いています。それを読んだ方からご相談をいただくこともあります。

動画や電子書籍の制作には時間や労力がかかります。いっぽうで、動画や電子書籍は一度公開すると、それを公開している間はずっと、広告宣伝に役立ってくれるという面もあります。私は、メリットとデメリットをお伝えした上で、そのような媒体の活用を提案することもあります。

紙製のニュースレターや手書きの手紙

価格が高く、頻繁に購入するようなものではない商品やサービスを扱っているお客様、高い品質や手厚いサービスをセールスポイントとしているお客様には、紙製のニュースレターや手書きの手紙を活用する方法をお勧めします。
実際に私がご相談に対応したお客様の中に、ニュースレターの品質が非常に高い企業様がありました。ニュースレターというより、ミニコミ誌やタウン誌に近いレベルのもので、ファンの方も何人もいる状態でした。そのニュースレターを活用してSNS登録者を増やし、販売実績を上げることに成功したというケースがあります。

イベント出展やセミナー開催が有効な場合もある

地域のお客様との信頼関係が重要な企業様の場合は、イベント出展やセミナー開催によって、お客様との信頼関係を構築する方法があります。イベントやセミナーを通して、お客様にどのような話題をお届けするか、検討します。
ただし、企業様のポリシーに合致するイベントを選んで出展しなければならなりません。たとえば、環境問題への取り組みをセールスポイントとしている企業様なら、地球環境の保護に関するイベントを中心に出店するのが良いでしょう。

プレスリリースを配信してメディアにアピールする

プレスリリースは、ライター・コピーライターとして執筆した経験もあり、広報・マーケターとして配信先の選定や配信前後の対策にもかかわった経験があります。
プレスリリースはただ、機械的に配信すればいいのではなく、もし急に取材を受けた場合でも困らない体制づくりを行うことが重要です。また、1度や2度の配信で採用されなくてもあきらめず、繰り返し配信することや、メディアに取り上げられた場合、その実績を活用することも大切でしょう。そのような戦略全体をお手伝いします。

看板や建物の外観もきちんと整える

看板や建物の外観も1つのコンテンツです。
習い事教室やエステサロンのように、お客様に繰り返し来店してもらうビジネスにおいて、お客様に安心感を与えることがとても重要です。
「怪しい店ではない」
「衛生管理をちゃんとしている」
という印象を与える看板や外観を整えているかどうか、確かめなければなりません。

無理のない情報発信の計画を立てる

私がご相談に対応しているのは、従業員数が20名程度までの企業様です。総務や経理など、ほかの仕事と広報やマーケティングを兼ねている方のご相談に対応する場合は「無理のない計画を立てる」ことも重要です。

私が経験したケースですが
「広報担当者としてやりたいことがたくさんある。でも、一人で取り組む業務量の限界をこえてきた」
となった時点で、思い切ってもう一人の広報担当者を採用する方向にかじを切った企業様がありました。ちなみに、人材採用のための広報活動も、私がお手伝いすることになりました。

ただ、広報活動の拡大だけが、常に正しいとは限りません。予算の問題もあるでしょう。そのため、活動内容全体のバランスを見ながら、無理のない広報計画を立てます。

広報リスクマネジメントにも取り組んでいる

企業のアカウントが炎上するケースが増えています。過去の事例を研究して、炎上しないような情報発信の方法を検討します。
また、広報活動が続けられなくなるリスクは、炎上以外にたくさんあります。たとえば、広報担当者が急病になる、広告にかかるコストが急上昇する、などのことが考えられます。そのようなリスクを洗い出して、対策を取ることも重要です。

基本を押さえて個性をプラスする情報発信がお勧め

ここまで、コンテンツプランナーが検討する情報発信の方法について、一部を紹介しました。
このほかに、検討しなければならないことは多数あります。

・そもそも、どのような内容の情報を発信するのか?
・どのようなお客様と出会いたいのか?
・出会ったお客様の心をつかんで離さないために、どのような情報を伝えればいいのか?
・5年後、10年後に企業としてどのような姿になっていたいのか?

などがその例です。

私はこれまでの経験を通して、情報発信の基本は押さえながら、個性を発揮できる分野にも挑戦することが、お客様との出会いにつながると考えています。

・決定的に情報発信と集客の足を引っ張っている要素をなくす
・「どのようなお客様と出会いたいのか」「そのために何を伝えるのか」を明確にしてブレないようにする
・WEBサイトやチラシなど、1つ1つの媒体を焦って制作するのではなく、見やすさと適した情報の掲載に配慮する

上記のような基本的な部分を押さえながら、業種や業態に合わせた情報発信の方法に取り組みます。

河野陽炎へのご相談

私は現在、8種類の仕事を手掛けるフリーランスです。
1.コラム執筆を手掛けるライター
2.企業や商品の広告・宣伝のための文章を書くコピーライター
3.プレスリリース制作やニュースレター配信、SNS運用など広報業務全般をお手伝いするフリーランス広報
4.マーケティング、広報、採用活動などのご相談に対応するコンサルタント
5. 企業研修講師
6.ビジネスセミナー企画・運営・登壇
7.資格試験やビジネススキルの個人教授
8.子ども、受験生のための家庭学習相談

生徒が集まるダンス教室・バレエ教室づくり
「売らない本」で構築するお客様との信頼関係
士業・FPの方のニュースレター・メールマガジン制作

ご相談は公式サイトから https://www.kagerou-prod.com/
サービス内容のページも設けました


いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。