広報・PRに使える魔法のような言葉 ー「○○すれば◇◇が変わります」と伝えるテクニックー
「朝活を始めると、毎日の充実度が変わります」
「この試験に合格すると、人生が変わります」
「○○すれば◇◇が変わります」という表現は、人の心を動かす魔法のようなパワーすら持つ言葉です。私も広報・マーケティング顧問として、このテクニックをお客様に伝えています。
ただ、パワーが強すぎるゆえに、現実と乖離した言葉や大げさすぎる言葉は逆効果でもあります。胡散臭いと感じられてしまうのです。
このパワーワードをお客様の広報と集客に活かすために、私は次のようなステップを踏みます。
1.お客様の商品・サービスについて知る
誰が、誰の、どんな悩みを、どのような手段で解決する商品・サービスなのかを聞き取ります。
2.なぜこの商品・サービスを生み出したのかをお聞きする
どのようなきっかけでこの商品・サービスを考案したのか?
この商品・サービスでお客様にどういう変化を起こしたいのか?
社会にどのような影響を与えたいのか?
できるだけ多くの情報を聞き取ります。
3.「○○すれば◇◇が変わります」という表現に落とし込む
お客様の思いを反映しながら、大げさすぎず、現実と乖離しない言葉を探し出します。
私自身のサービスを例にすると、次のような言い回しになるでしょうか?
広報顧問とタッグを組めば、集客の苦労とつらさが喜びに変わります
先生の魅力を発揮する広報に取り組めば、生徒さんとの相性と教室の雰囲気が変わります
プレスリリースをまず1通配信すれば、お客様からの注目度と社員の意識が大きく変わります
「売らない本」を作り上げれば、お客様との絆の強さが変わります
皆さんも、自分の商品やサービスを使ってくださる方に
「これをご利用いただければ、○○が変わります!」
と言える何かを見つけてくださいね。
いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。